◇第25回アジア選手権(7月12日~16日/タイ・バンコク)2日目
アジア選手権の2日目午後セッションが行われ、男子三段跳では池畠旭佳瑠(駿河台大AC)が最終6回目にセカンドベストの16m73(+0.6)をジャンプし、銀メダルをつかみ取った。
3回目に今季日本最高の16m42(+0.1)をマークし、3位でトップ8に進んだ池畠。だが、4回目に中国の選手に抜かれて4位に落ちると、4回目、5回目は連続ファウルで記録を伸ばせずに最終跳躍を迎える。
走路のサーフェスの柔らかさを感じていたが、「それを使って跳ねればいい」。試合中には男子400mで同じ埼玉出身の佐藤拳太郎(富士通)がブダペスト世界陸上参加標準を突破する日本歴代2位の45秒00で金メダルに輝き、刺激を受けた。
その中で挑んだ跳躍は3つのジャンプをきれいに伸ばし、日本歴代10位の自己ベスト(16m75)にあと2cmと迫った。2人を抜いて2位に躍進し、「本当に楽しく試合ができました」と笑顔が弾けた。
埼玉・聖望学園高から東海大へ進み、卒業後は駿河台大のコーチを務めながら競技を続けている。自己ベストは2020年で、そこから記録を伸ばせない時期もあったが、今季は3年ぶりに日本選手権を制するなど復調してきた。
ワールドランキングの大きなポイントを獲得し、ブダペスト世界陸上のターゲットナンバー(36)入りも視野に入ってくる。「次につながれば選手としてがんばりたい」と池畠。ただそれ以上に、大学のコーチなど指導者の立場も含め、「競技を続けて、純粋に競技を楽しむ」という気持ちを強く持っている。
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