◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)4日目
東京世界陸上4日目のイブニングセッションが行われ、女子三段跳は髙島真織子(九電工)、森本麻里子(オリコ)はともに2大会連続で出場し、A組の髙島は13m66(-0.3)で13位、B組の森本は13m10(+0.5)で17位となり、予選敗退となった。
今季の高島は、5月のセイコーゴールデングランプリや日本選手権を制覇。8月には日本歴代3位の13m94をマークし、追い風2.5mで14m25を記録するなど好調。だからこそ、「本当にもったいないことをしたと思います」と振り返る。
追加された助走路の部分が「少し気になって」対応しきれなかったという。1回目は踏み切り板のかなり手前からジャンプして13m08(+0.7)。2回目も13m39(+0.7)にとどまる。「集中できた」という3回目に記録を伸ばしたが、予選通過最低記録となった14m00には届かなかった。
「1本目で13m60ぐらいを跳べていれば、十分に決勝を狙えたと思います」と高島。スタンドを埋め尽くす大観衆に「すごくビックリして、うれしい気持ちになりました」と感謝しつつ、その声援に応えられなかったことに「情けない気持ちでいっぱいです」とうつむいた。
森本は1回目の記録が最高となった。「1本1本、大事に噛みしめて跳躍したいと思っていて、本当に感謝の気持ちを持って跳躍することができました」と振り返る。
今季は「跳躍以前の問題で助走に苦戦して」、14m16の日本記録樹立時のような力強さを出し切れなかった。「最後にしようって思って試合に出るぐらい、しんどい時もありました」。
それでも、東京で世界陸上があることをモチベーションに、出場を目指して記録有効期限ギリギリのタイミングでブラジルまで遠征に行くなど挑戦を続けた。
目標の大会を終え、繰り返し出た言葉が「助走の再現性」。森本は「自分の持ち味の力強さをしっかり再現したい」と前を見つめた。
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