第102回箱根駅伝に出場する駒大が18日、オンラインで合同会見を開いて藤田敦史監督、大八木弘明総監督が出席した。
これまで8度の箱根駅伝総合優勝を誇る駒大。だが、2022年度に出雲駅伝、全日本大学駅伝と合わせて3冠を果たしたあと、至近2大会は青学大の後塵を拝する連続準優勝にとどまっている。
藤田監督は今年のチームについて「4年生を中心にまとまり、力がある」とし、主将の山川拓馬、佐藤圭汰、伊藤蒼唯、帰山侑大という4本柱を軸とするメンバーを評価する。
特に、近年は青学大と比較して課題とされてきた選手層について「夏は4年生に故障者が出るなどしたが、中間層が頑張ってくれた」と藤田監督。特に2年生の坂口雄哉への期待が大きく、「夏合宿では山川と同じ練習をパーフェクトにこなした」という。その反動もあって出雲、全日本では出番がなかったが、「彼が夏に出てきてくれたことで上級生にも刺激が入った」。
また、前回2年生で経験した小山翔也、安原海晴、村上響について、夏前までは「どこか満足感が見られた」というものの、「現状で満足していてはレギュラーを取られるぞ」と声をかけたそうで、「目の色が変わってチームの底上げになった」と目を細める。「次期エースの一番手」と期待する桑田駿介(2年)については「上尾ハーフ以降も順調。自信を持って主要区間に」と話した。
気になる区間配置についても質問が飛んだが、「まだ決まっていない」と苦笑い。ポイントとなる5区、6区の特殊区間は山川、伊藤という強力な経験者がいるものの「そのままでは成長がない。できれば下級生が担って、山川、伊藤を平地に回せれば強みが出る」。ただ、ライバル校の5区候補も強力なため、「判断は悩むところ」と29日の区間エントリー、そして当日まで考え抜くことになりそうだ。
大八木総監督は「まだ底上げができていない部分もあるが、伸びている選手もいる」とし、チーム状況は「80点」と評価。全日本で復活した佐藤については「合宿もあって疲労も出た。2分50秒ペースで押していく走りをしてくれれば」とした。
藤田監督、大八木総監督ともに往路をポイントに挙げ、「往路優勝できるにこしたことはないが、3番以内、トップから2分以内でないと逆転は難しくなる」(藤田監督)と見ている。大八木総監督も「1、2、3区で良い流れを作ること」と力を込めた。
就任3年目で「それほど変化はないが、力の加減を覚えた」と藤田監督。「全日本のメンバープラスαは誰が走っても遜色ない。選手層を武器に戦える自信があります。準優勝、準優勝と来ているので、総合優勝を目指して頑張りたい」と本番へチームを仕上げていく構えだ。
第102回箱根駅伝は2026年1月2日に往路、3日に復路が行われる。
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