2025.05.19
◇第77回北海道インカレ(5月16~18日/札幌円山競技場)
北海道インカレが5月16日から18日までの3日間行われ、男子ハンマー投は河部虎弥汰(東海大北海道)が58m09の大会新で優勝し、1986年に樹立されていた大会最古の大会記録を39年ぶりに更新した。
河部は1投目はファウルだったが、2投目で58m09をスロー。3投目は記録を残したが、4~6投目はいずれもファウルだった。河部は北海道・札幌創成高出身で、インターハイへの出場経験はなかったが、昨年は日本インカレに出場し、60m45まで記録を伸ばしている。
男子100mは石田蕉也(北大)が10秒47の大会新記録で優勝した。昨年マークしている10秒65の自己記録も更新した。2位の赤沼志龍(北教大旭川)は10秒50で、従来の大会記録を上回っている。200mでは赤沼が21秒28(+0.8)で制し、石田が21秒38で2位。赤沼は東海大北海道時代には日本インカレへの出場経験がある。
男子3000m障害では札幌学大勢がワン・ツー。キプゲノ・ケネスが8分53秒78で優勝し、西塚璃純は8分59秒38で2位に続いた。男子走幅跳は植村哲平(東海大北海道)が大会記録まで8cmまで迫る7m64(+0.4)で快勝した。
女子では澤村愛花(北翔大)が100mを12秒16(+1.0)、200mを25秒04(+4.5)でともに優勝して2冠。1500mでは北大勢の氏家颯花、則包安貴子、浦添千章が1~3位を占め、三段跳は1年生の井村結愛(北教大旭川)が11m56(+1.5)で優勝を飾っている。
男子総合は東海大北海道が6連覇、女子総合は北大が2連覇を果たした。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.07.04
編集部コラム「暑さを乗り切る心強い仲間」
-
2025.07.04
-
2025.07.04
2025.07.02
HOKAの新作レーシングシューズ「ROCKET X 3」が7月2日に新登場!
-
2025.07.01
-
2025.07.02
-
2025.06.17
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.07.04
800m・落合晃が1着通過「しっかり標準を目指したい」 2着クレイ・アーロン竜波「走れるだけでうれしい」/日本選手権
◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 1日目 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、男子800m予選1組に出場した日本記録(1分44秒80)保持者の落合晃(駒大)は、1分47秒13の […]
2025.07.04
予選1着通過の久保凛 「明日につながるレースができた」 世界陸上標準突破に意欲/日本選手権
◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 1日目 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、女子800mの予選3組に出場した久保凛(東大阪大敬愛高)は2分02秒56の1着で決勝進出を決めた。 […]
2025.07.04
編集部コラム「暑さを乗り切る心強い仲間」
毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]
2025.07.04
男子800m予選 落合晃1分47秒13で1着「決勝は参加標準突破狙いたい」クレイ・アーロン竜波が2着通過/日本選手権
◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 1日目 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、男子800m予選1組に出場した日本記録(1分44秒80)保持者の落合晃(駒大)は、1分47秒13の […]
2025.07.04
女子800m予選 久保凛は2分02秒56の1着通過 5日の決勝で連覇と記録更新目指す/日本選手権
◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 1日目 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、女子800m予選3組に出場した日本記録保持者の久保凛(東大阪大敬愛高)は、2分02秒56の1着で予 […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会