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2025.05.19

ハンマー投・河部虎弥汰が大会記録を39年ぶり更新! 100m石田蕉也が10秒47大会新 澤村愛花が女子短距離2冠/北海道IC
ハンマー投・河部虎弥汰が大会記録を39年ぶり更新! 100m石田蕉也が10秒47大会新 澤村愛花が女子短距離2冠/北海道IC

25年北海道インカレで39年ぶりに男子ハンマー投の大会記録を更新した河部虎弥汰(写真は24年日本インカレ)

◇第77回北海道インカレ(5月16~18日/札幌円山競技場)

北海道インカレが5月16日から18日までの3日間行われ、男子ハンマー投は河部虎弥汰(東海大北海道)が58m09の大会新で優勝し、1986年に樹立されていた大会最古の大会記録を39年ぶりに更新した。

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河部は1投目はファウルだったが、2投目で58m09をスロー。3投目は記録を残したが、4~6投目はいずれもファウルだった。河部は北海道・札幌創成高出身で、インターハイへの出場経験はなかったが、昨年は日本インカレに出場し、60m45まで記録を伸ばしている。

男子100mは石田蕉也(北大)が10秒47の大会新記録で優勝した。昨年マークしている10秒65の自己記録も更新した。2位の赤沼志龍(北教大旭川)は10秒50で、従来の大会記録を上回っている。200mでは赤沼が21秒28(+0.8)で制し、石田が21秒38で2位。赤沼は東海大北海道時代には日本インカレへの出場経験がある。

男子3000m障害では札幌学大勢がワン・ツー。キプゲノ・ケネスが8分53秒78で優勝し、西塚璃純は8分59秒38で2位に続いた。男子走幅跳は植村哲平(東海大北海道)が大会記録まで8cmまで迫る7m64(+0.4)で快勝した。

女子では澤村愛花(北翔大)が100mを12秒16(+1.0)、200mを25秒04(+4.5)でともに優勝して2冠。1500mでは北大勢の氏家颯花、則包安貴子、浦添千章が1~3位を占め、三段跳は1年生の井村結愛(北教大旭川)が11m56(+1.5)で優勝を飾っている。

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男子総合は東海大北海道が6連覇、女子総合は北大が2連覇を果たした。

◇第77回北海道インカレ(5月16~18日/札幌円山競技場) 北海道インカレが5月16日から18日までの3日間行われ、男子ハンマー投は河部虎弥汰(東海大北海道)が58m09の大会新で優勝し、1986年に樹立されていた大会最古の大会記録を39年ぶりに更新した。 河部は1投目はファウルだったが、2投目で58m09をスロー。3投目は記録を残したが、4~6投目はいずれもファウルだった。河部は北海道・札幌創成高出身で、インターハイへの出場経験はなかったが、昨年は日本インカレに出場し、60m45まで記録を伸ばしている。 男子100mは石田蕉也(北大)が10秒47の大会新記録で優勝した。昨年マークしている10秒65の自己記録も更新した。2位の赤沼志龍(北教大旭川)は10秒50で、従来の大会記録を上回っている。200mでは赤沼が21秒28(+0.8)で制し、石田が21秒38で2位。赤沼は東海大北海道時代には日本インカレへの出場経験がある。 男子3000m障害では札幌学大勢がワン・ツー。キプゲノ・ケネスが8分53秒78で優勝し、西塚璃純は8分59秒38で2位に続いた。男子走幅跳は植村哲平(東海大北海道)が大会記録まで8cmまで迫る7m64(+0.4)で快勝した。 女子では澤村愛花(北翔大)が100mを12秒16(+1.0)、200mを25秒04(+4.5)でともに優勝して2冠。1500mでは北大勢の氏家颯花、則包安貴子、浦添千章が1~3位を占め、三段跳は1年生の井村結愛(北教大旭川)が11m56(+1.5)で優勝を飾っている。 男子総合は東海大北海道が6連覇、女子総合は北大が2連覇を果たした。

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