HOME 国内、世界陸上

2025.05.08

「世界のトップを目指していきます」世界陸上マラソン代表・近藤亮太がアシックスとアドバイザリースタッフ契約
「世界のトップを目指していきます」世界陸上マラソン代表・近藤亮太がアシックスとアドバイザリースタッフ契約

マラソンの近藤亮太(三菱重工)

アシックスジャパンは5月8日、9月の東京世界選手権男子マラソン代表の近藤亮太(三菱重工)とアドバイザリースタッフ契約を締結したこを発表した。

近藤は長崎県出身。島原高から順大に進み、22年箱根駅伝で10区を務め、総合2位に貢献している。三菱重工に入社すると、アジア大会金メダリストの井上大仁、オレゴン世界選手権代表の山下一貴らとともに研鑽。社会人3年目にして初めてマラソンに挑戦した今年2月の大阪で2時間5分39秒の初マラソン日本最高をマークして2位を占め、日本代表の座をつかんだ。

主な契約内容は、シューズやアパレルをはじめとするアシックス用品の使用に加え、商品に対する開発面でのアドバイス、広告やカタログ、ポスターおよびインターネットなど、SNSによる宣伝、販売促進活動への協力を行う。

広告の下にコンテンツが続きます

近藤は同社を通じて、「7歳で初めて出場したマラソン大会のことは今でも鮮明に覚えています。普段は走ることのできない空港の滑走路を駆け抜ける高揚感と、走り切った時の達成感は、幼いころの私にとって何にも代えがたい喜びでした」と話し、「練習でも大会でも走ることが楽しくなり、今でも毎日目標を確認することで、あの時の楽しさを忘れず体を動かす原動力にしています。東京2025世界陸上では自分の力を出し切れるようのびのびと走り、世界の選手たちに挑みます」と、東京世界選手権に向けて意気込みを語った。

アシックスは同じく世界選手権マラソン代表の小林香菜(大塚製薬)とアドバイザリー契約を結んでいる。

アシックスジャパンは5月8日、9月の東京世界選手権男子マラソン代表の近藤亮太(三菱重工)とアドバイザリースタッフ契約を締結したこを発表した。 近藤は長崎県出身。島原高から順大に進み、22年箱根駅伝で10区を務め、総合2位に貢献している。三菱重工に入社すると、アジア大会金メダリストの井上大仁、オレゴン世界選手権代表の山下一貴らとともに研鑽。社会人3年目にして初めてマラソンに挑戦した今年2月の大阪で2時間5分39秒の初マラソン日本最高をマークして2位を占め、日本代表の座をつかんだ。 主な契約内容は、シューズやアパレルをはじめとするアシックス用品の使用に加え、商品に対する開発面でのアドバイス、広告やカタログ、ポスターおよびインターネットなど、SNSによる宣伝、販売促進活動への協力を行う。 近藤は同社を通じて、「7歳で初めて出場したマラソン大会のことは今でも鮮明に覚えています。普段は走ることのできない空港の滑走路を駆け抜ける高揚感と、走り切った時の達成感は、幼いころの私にとって何にも代えがたい喜びでした」と話し、「練習でも大会でも走ることが楽しくなり、今でも毎日目標を確認することで、あの時の楽しさを忘れず体を動かす原動力にしています。東京2025世界陸上では自分の力を出し切れるようのびのびと走り、世界の選手たちに挑みます」と、東京世界選手権に向けて意気込みを語った。 アシックスは同じく世界選手権マラソン代表の小林香菜(大塚製薬)とアドバイザリー契約を結んでいる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.09.19

日本勢34年ぶり400m決勝の中島佑気ジョセフは3連続44秒台で6位 田中希実5000m4大会連続予選突破/世界陸上Day6

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)6日目 東京世界陸上6日目のイブニングセッションが行われ、男子400mで日本勢34年ぶりに決勝に残った中島佑気ジョセフ(富士通)は44秒62で6位入賞を果たした。1991年 […]

NEWS 女子400mマクローリン・レヴロンが世界歴代2位47秒78「ひたすら努力」パウリノと史上初47秒台決戦/世界陸上Day6

2025.09.19

女子400mマクローリン・レヴロンが世界歴代2位47秒78「ひたすら努力」パウリノと史上初47秒台決戦/世界陸上Day6

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)6日目 東京世界陸上6日目が行われ、女子400m決勝ではシドニー・マクローリン・レヴロン(米国)が世界歴代2位となる47秒78の大会新記録で優勝を飾った。 大粒の雨が降りし […]

NEWS 中島佑気ジョセフ歴史塗り替える400m6位!喜び以上に「もう少し勝負したかった」メダルへ大きな一歩/東京世界陸上

2025.09.19

中島佑気ジョセフ歴史塗り替える400m6位!喜び以上に「もう少し勝負したかった」メダルへ大きな一歩/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場) 6日目 東京世界陸上6日目のイブニングセッションが行われ、男子400m決勝で中島佑気ジョセフ(富士通)が44秒62をマークして6位入賞の快挙を成し遂げた。 34年前、東京 […]

NEWS 800m久保凛「何もかもうまくいかなかった」世界で通用する選手目指して「イチから磨き直す」/東京世界陸上

2025.09.19

800m久保凛「何もかもうまくいかなかった」世界で通用する選手目指して「イチから磨き直す」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)6日目 東京世界陸上6日目のイブニングセッションが行われ、女子800m予選3組の久保凛(東大阪大敬愛高)は2分02秒84で7着に終わり、この種目日本人初となる準決勝には進め […]

NEWS 200m鵜澤飛羽 3度目セミファイナルも壁「19秒台がないと無理」海外修行視野に成長誓う/東京世界陸上

2025.09.19

200m鵜澤飛羽 3度目セミファイナルも壁「19秒台がないと無理」海外修行視野に成長誓う/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場) 6日目 東京世界陸上6日目のイブニングセッションが行われ、男子200m準決勝に出場した鵜澤飛羽(JAL)は20秒23(-0.1)の組6着となり、決勝進出はならなかった。 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年10月号 (9月9日発売)

2025年10月号 (9月9日発売)

【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/

page top