11月30日、日体大は12月2日に行われる第311回日体大長距離競技会兼第7回NITTAIDAI Challenge Gamesのスタートリストを発表した。
世界陸連(WA)のワールドランキングの対象ともなるNITTAIDAI Challenge Gamesには各種目に日本のトップ選手が登録。なかでも女子5000mにはブダペスト世界選手権5000m8位の田中希実(New Balance)、10000m7位の廣中璃梨佳(日本郵政グループ)が揃ってエントリーしたほか、ドーハ世界選手権代表の木村友香(積水化学)、全日本大学女子駅伝で7連覇を飾った名城大から増渕祐香、谷本七星、米澤奈々香が登録されている。
また、今季ダイヤモンドリーグ3000mで入賞しているマーガレット・アギドル(コモディティイイダ)や9月に14分台をマークしているエスタ・ムソニ(ニトリ)、インターハイ2冠のカリバ・カロライン(神村学園高)など国内のチームに所属するケニア人ランナーも多数登録しており、ハイレベルなレースが予想される。
男子10000mではマラソンでも活躍する井上大仁(三菱重工)や、ハーフマラソン日本記録保持者の小椋裕介(ヤクルト)、ユニバーシティゲームズ代表の吉田礼志(中央学大)らが出場を予定。同5000mは田村和希(住友電工)、吉田圭太(住友電工)、太田直希(ヤクルト)、田村友佑(黒崎播磨)に、リチャード・エティーリ(東京国際大)、アモス・ベット(東京国際大)といったケニア勢もエントリーした。
12月の第1週に開催される日体大長距離競技会は例年好記録が誕生する競技会として知られており、年末年始の駅伝大会に向けて、多くの高校生や学生、実業団ランナーが出場する。
第7回NITTAIDAI Challenge Gamesの主なエントリー選手をチェック!
●男子5000m 吉田圭太(住友電工) 西川雄一朗(住友電工) 星岳(コニカミノルタ) 田村和希(住友電工) 太田直希(ヤクルト) リチャード・エティーリ(東京国際大) アモス・ベット(東京国際大) イマヌエル・キプチルチル(SGホールディングス) 七枝直(関大北陽高) 田村友佑(黒崎播磨) ダニエル・ディリツ(NTT西日本) 青木丈侑(東農大二高) 才記壮人(富士山の銘水) ●男子10000m ネルソン・マンデラ(桜美林大) 河合代二(トーエネック) ジェームス・ムオキ(コニカミノルタ) 松岡竜矢(Kao) 井上大仁(三菱重工) 土方英和(旭化成) 長嶋幸宝(旭化成) リチャード・キムニャン(ロジスティード) 川瀬翔矢(Honda) 吉田礼志(中央学院大学) デニス・キプルト(日本薬科大学) 梶原有高(コモディイイダ) ラファエル・ロンギサ(拓大) 小椋裕介(ヤクルト) 中村大聖(ヤクルト) ●女子3000m 小倉陽菜(神村学園高) 黒神璃菜(神村学園高) 瀬戸口凜(神村学園高) 井手彩乃(資生堂) ジュディ・ジェプングティチ(資生堂) ルーシー・ドゥータ(青森山田高) ●女子5000m 田中希実(New Balance) 廣中璃梨佳(日本郵政グループ) 木村友香(積水化学) 西山未奈美(三井住友海上) 樺沢和佳奈(三井住友海上) 大西ひかり(日本郵政グループ) 楠莉奈(積水化学) 米澤奈々香(名城大) 増渕祐香(名城大) 谷本七星(名城大) 保坂晴子(日体大) 小川陽香(立教大) 酒井美玖(肥後銀行) 吉川侑美(ユニクロ) マーガレット・アキドル(コモディイイダ) カマウ・タビタジェリ(三井住友海上) エカラレ・ヘレン(豊田自動織機) エスタ・ムソニ(ニトリ) カリバ・カロライン(神村学園高)
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
2024.05.15
日本陸連 パリ五輪代表選考要項を訂正 参加資格得られる参加標準記録に誤り
2024.05.15
富士山の銘水のポール・オニエゴが退部 21年箱根駅伝で4区区間賞を獲得
2024.05.11
棒高跳・小林美月が4m00で連覇!「雰囲気で楽しみながらできた」/関東IC
2024.05.09
【大会結果】第103回関東インカレ(2024年5月9日~12日)
-
2024.05.10
-
2024.05.11
-
2024.05.09
-
2024.04.26
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.05.15
日本陸連 パリ五輪代表選考要項を訂正 参加資格得られる参加標準記録に誤り
日本陸連は5月15日、今夏のパリ五輪の代表選考要項の一部を訂正したと発表した。 昨年9月20日に発表されたパリ五輪の「トラック&フィールド種目日本代表選考要項」の中にある各種目の出場資格獲得の条件となる「参加標準記録」を […]
2024.05.15
ダイヤモンドリーグ・ユージン110mHに泉谷駿介エントリー 世界選手権トップ5集結しハイレベルな争いの予感
陸上の最高峰・ダイヤモンドリーグ(DL)の主催者はこのほど、ユージン大会(米国、5月25日)での一部種目のエントリー選手を発表し、男子110mハードルに23年世界選手権5位の泉谷駿介(住友電工)が登録された。 泉谷の他に […]
2024.05.15
富士山の銘水のポール・オニエゴが退部 21年箱根駅伝で4区区間賞を獲得
富士山の銘水は5月15日、所属するポール・オニエゴが4月30日付で退社、帰国したこと明らかにした。 オニエゴはケニア南西部のキシイ出身。18歳で来日し、山梨学大に入学した。大学2年までは目立った活躍はなかったものの、20 […]
2024.05.15
ダイヤモンドリーグ・マラケシュのエントリー発表! 3000m障害三浦龍司が王者エル・バッカリやキビウォトと対決 円盤投世界記録保持者アレクナが参戦
世界最高峰のリーグ戦・ダイヤモンドリーグ(DL)の主催者は、5月19日にモロッコで行われるマラケシュ大会のエントリーを発表した。 日本からは男子3000m障害の三浦龍司(SUBARU)がただ1人参戦。10日のDLドーハで […]
Latest Issue 最新号
2024年6月号 (5月14日発売)
別冊付録学生駅伝ガイド