HOME 大学

2023.04.21

円盤投・齋藤真希が大会新55m66で3連覇「今年は世界陸上を狙いたい」/学生個人
円盤投・齋藤真希が大会新55m66で3連覇「今年は世界陸上を狙いたい」/学生個人

2023日本学生個人円盤投を制した齋藤真希(東海大院)

【動画】3連覇を飾った齋藤真希の投てき

◇2023日本学生個人選手権(2023年4月21~23日/神奈川・レモンガススタジアム平塚) ワールドユニバーシティゲームズの代表選考会を兼ねた日本学生個人選手権の1日目が行われた。女子円盤投は齋藤真希(東海大院)が55m66の大会新記録で優勝。大会3連覇を飾った。 日本歴代3位の57m43を持つ齋藤。東女体大を卒業して今春から東海大院へ。真新しいブルーのユニフォームで臨んだ。 「向かい風もあって、気温も暖かかったので行けると思ったのですが入りが良くなかったです」と3回目まで51m56にとどまる。「リバースの時に円盤を浮かせてしまったのが反省。もっと(風を生かして)低く投げられれば良かった」と齋藤。5回目に放った大会新スローも「良くなかった」と振り返る。 ただ、裏を返せば失敗投てきで55mオーバーは成長の証。東海大院では「ウエイトトレーニングの数値も少しずつ上がってきました」。投てき練習でも「1mくらいはアベレージが上がっています」と笑顔を見せる。 ワールドユニバーシティゲームズの派遣設定記録(54m00)を選考会で切っての優勝。「そこは狙っていたので良かったです」と納得の表情を浮かべる。 しかし、「今年は世界選手権出場を狙っています」と齋藤。ブダペスト世界選手権の参加標準記録は64m20と厳しいのは前提だが、ハイアベレージを続けていけばワールドランキングでの出場も見えてくる。 そのためにも「試合を絞って、自己ベストくらいをアベレージにしていきたいです」。この後は5月の静岡国際、木南記念と続く日本グランプリシリーズで記録を狙っていく。 中学時代から数々の記録を塗り替えてきた齋藤。新天地でさらなる飛躍を誓った。 ライブ配信は「あすリートチャンネル」の日本学生個人選手権特設ページ

【動画】3連覇を飾った齋藤真希の投てき

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.30

土間董哉5000m13分39秒13のU18歴代8位!留学生も好走 ボイ・ビリス13分27秒52&簡子傑台湾新/日体大長距離競技会

男子5000m U18日本歴代10傑をチェック! 13.31.19 佐藤圭汰(洛南高3京都) 2021.10. 3 13.34.59 山口竣平(佐久長聖高3長野) 2023.11.25 13.34.60 増子陽太(学法石 […]

NEWS 男子5000mは三浦龍司が日本人トップ 自己4番目の13分28秒61 合田椋13分29秒41の自己新/日体大長距離競技会

2025.11.30

男子5000mは三浦龍司が日本人トップ 自己4番目の13分28秒61 合田椋13分29秒41の自己新/日体大長距離競技会

日体大長距離競技会NGC5000m成績 1着 B.ビリス(札幌山の手高・北海道) 13分27秒52 2着 三浦龍司(SUBARU)        13分28秒61 3着 合田椋(安川電機)        13分29秒41 […]

NEWS 世界陸上34年ぶり決勝の中島佑気ジョセフ「どん底からあきらめずにやってきた1年」来年の目標は…

2025.11.30

世界陸上34年ぶり決勝の中島佑気ジョセフ「どん底からあきらめずにやってきた1年」来年の目標は…

【動画】中島佑気ジョセフが初受賞!喜びのインタビューをお届け https://youtu.be/s-EOG4ZQPJI

NEWS 【高校生FOCUS】女子やり投・鈴木彩夏(大体大浪商高3)国スポで高校歴代5位「今までにない感覚でした」

2025.11.30

【高校生FOCUS】女子やり投・鈴木彩夏(大体大浪商高3)国スポで高校歴代5位「今までにない感覚でした」

陸上は中学から、当時は砲丸投一択 ――陸上を始めたきっかけを教えてください。 鈴木 小学生の時に中学生が来てくれる行事で、中学校(堺泉ヶ丘東中)陸上部の先生や先輩たちと会って、陸上部という選択肢ができました。実際、中学に […]

NEWS 【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第63回「アフリカへの恩返しで大輪の花」

2025.11.30

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第63回「アフリカへの恩返しで大輪の花」

養蜂支援でアフリカへ 2013年の大学卒業後は、かねてより興味のあった養蜂業習得のため、福島県二本松市の養蜂場に就職し3年間技術を磨いた。 2016年にJICA海外協力隊としてモザンビークに養蜂支援のため派遣された。本当 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top