HOME 駅伝、箱根駅伝

2023.04.03

東洋大の谷川嘉朗コーチが女子長距離監督に就任 引き続き男子の指導も継続
東洋大の谷川嘉朗コーチが女子長距離監督に就任 引き続き男子の指導も継続

2022年全日本大学女子駅伝は21位だった東洋大。写真は6区区間8位だった立迫望美

東洋大の谷川嘉朗コーチが、同大学の女子長距離監督を兼任することが大学関係者への取材でわかった。

43歳の谷川コーチは熊本市商高から1998年に帝京大に進学。当時新興校だったチームの中で主力として活躍し、2年目から箱根駅伝で1区6位、2区5位、4区6位の走りで3年連続シード権獲得に貢献した。卒業後はコニカに入社し、現在東洋大の男子長距離監督を務める酒井俊幸氏とチームメイトに。2009年に酒井氏が東洋大の監督に就任すると、同じくして同大学のコーチに就任。以来、14年間酒井監督を傍で支え続けた。

東洋大女子長距離部門は2012年に永井聡前監督を中心に強化がスタートし、13年に全日本大学女子駅伝初出場。16年にはブダペスト世界選手権マラソン代表の佐藤早也伽(現・積水化学)らを擁して8位に入った。21年に連続出場が「8」でストップしたものの、昨年は2年ぶりに復活出場(21位)を果たしている。

広告の下にコンテンツが続きます

女子長距離は現在、群馬県邑楽郡板倉町にある板倉キャンパスを拠点にしているものの、2024年からは朝霞キャンパスに移転することが決まっている。男子の拠点である川越キャンパスに近くなることもあり、谷川氏は女子長距離監督をメインにしつつも、今まで通りに男子の練習も見るという。

東洋大の谷川嘉朗コーチが、同大学の女子長距離監督を兼任することが大学関係者への取材でわかった。 43歳の谷川コーチは熊本市商高から1998年に帝京大に進学。当時新興校だったチームの中で主力として活躍し、2年目から箱根駅伝で1区6位、2区5位、4区6位の走りで3年連続シード権獲得に貢献した。卒業後はコニカに入社し、現在東洋大の男子長距離監督を務める酒井俊幸氏とチームメイトに。2009年に酒井氏が東洋大の監督に就任すると、同じくして同大学のコーチに就任。以来、14年間酒井監督を傍で支え続けた。 東洋大女子長距離部門は2012年に永井聡前監督を中心に強化がスタートし、13年に全日本大学女子駅伝初出場。16年にはブダペスト世界選手権マラソン代表の佐藤早也伽(現・積水化学)らを擁して8位に入った。21年に連続出場が「8」でストップしたものの、昨年は2年ぶりに復活出場(21位)を果たしている。 女子長距離は現在、群馬県邑楽郡板倉町にある板倉キャンパスを拠点にしているものの、2024年からは朝霞キャンパスに移転することが決まっている。男子の拠点である川越キャンパスに近くなることもあり、谷川氏は女子長距離監督をメインにしつつも、今まで通りに男子の練習も見るという。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.12

國學院大がライフネット生命とスポンサーシップ契約「箱根路で最高の景色を見せられるよう邁進」

ライフネット生命保険株式会社は12月12日、昨年から結んでいる國學院大陸上競技部とのスポンサーシップ契約を延長したと発表した。 2008年に開業したライフネット生命は、オンライン生保のリーディングカンパニーとして知られる […]

NEWS 全中3000mV出田隆之助擁する中京、前回8位の大淀、戦力充実の稲美北、常盤松などが有力  14日に中学駅伝日本一決定戦/全中駅伝男子展望

2025.12.12

全中3000mV出田隆之助擁する中京、前回8位の大淀、戦力充実の稲美北、常盤松などが有力 14日に中学駅伝日本一決定戦/全中駅伝男子展望

第33回全国中学校駅伝が、12月14日に滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催される。 男子6区間18km、女子5区間12kmのコースに、各都道府県代表に開催地枠を加えた男女それぞれ48チームが出場し、中 […]

NEWS 京山が3連覇に向けて前進 東北勢初のトップ3目指す黒石野、初出場の男山三、鶴ヶ島藤が上位候補/全中駅伝女子展望

2025.12.12

京山が3連覇に向けて前進 東北勢初のトップ3目指す黒石野、初出場の男山三、鶴ヶ島藤が上位候補/全中駅伝女子展望

第33回全国中学校駅伝が、12月14日に滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催される。 男子6区間18km、女子5区間12kmのコースに、各都道府県代表に開催地枠を加えた男女それぞれ48チームが出場し、中 […]

NEWS 豪州で18歳・ビークロフトが10000m競歩38分02秒68のU20世界新

2025.12.12

豪州で18歳・ビークロフトが10000m競歩38分02秒68のU20世界新

12月11日、豪州シドニーで、ニューサウスウェールズ州10000m競歩選手権が行われ、I.ビークロフト(豪州)が38分02秒68のU20世界新記録をマークした。 ビークロフトは2007年生まれの18歳。競歩選手だった父の […]

NEWS 箱根駅伝初Vへ國學院大・前田康弘監督「ジョーカーにどう立ち向かっていくか」 主将・上原琉翔「先頭でタスキを」

2025.12.12

箱根駅伝初Vへ國學院大・前田康弘監督「ジョーカーにどう立ち向かっていくか」 主将・上原琉翔「先頭でタスキを」

第102回箱根駅伝で初優勝を狙う國學院大が12月12日、都内の渋谷キャンパスで壮行会と記者会見を開いた。 例年の合同による囲み取材形式から急遽、記者会見方式への変更。前田康弘監督は「今年は今のところ16人全員が元気で良い […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top