2023.04.03
GMOインターネットグループは4月1日付の新加入選手を発表した。
大学卒業組は、青学大の岸本大紀、創価大の嶋津雄大とフィリップ・ムルワの3人。岸本は1年目の箱根駅伝2区で快走して注目を集めると、その後はケガに泣かされたものの今年の箱根駅伝では9区区間賞を獲得。10000mで28分23秒71、ハーフマラソンは1時間3分49秒のベストを持つ。
嶋津は2年生だった20年の箱根駅伝で10区区間新記録の区間賞。21年には4区区間2位、22年は4区区間賞を獲得した。休学していたため卒業を1年先送りにし、ラストイヤーだった今年は4区区間8位で走破している。
ムルワは今年まで箱根駅伝で4年連続シード権を獲得している創価大の中で、ムルワは2年時から3年連続で2区を務めてすべて区間ひとケタ順位(6位/2位/6位)と安定した走りでチームに貢献。出雲駅伝には3、4年時に出場して2年連続3区区間賞を獲得し、4年目は従来の記録を10秒上回る23分36秒をマークして区間記録を樹立している。
また、旭化成を3月31日で退部した小野知大が移籍する形で加入した。
小野は大分県出身の23歳。中学時代にはジュニア五輪3000mで優勝、全中駅伝2区区間賞など世代トップ選手として活躍してきた。鶴崎工高時代にはアジアユース選手権3000mで銀メダル。その後はケガに苦しんだ。
高卒で旭化成に加入。2年目には全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)で6区区間新での区間賞という衝撃のデビューを飾って優勝に貢献した。翌年は同6区区間3位、昨年も5区区間賞と安定。今年は5区を務めて区間10位だった。5000m13分42秒81、10000m28分23秒68のベストを持つ。
GMOインターネットグループは今年のニューイヤー駅伝で5位入賞を果たしている。
GMOインターネットグループに加入した4選手の意気込みコメント、4選手の初々しいスーツ姿
・嶋津雄大 GMOインターネットグループに入社しました。嶋津雄大です。 心を込めた全力の走りで、勇気と感動を届けられる選手を目指します! みんなで新たな物語を紡いでいきましょう。 応援よろしくお願いします ・岸本大紀 GMOインターネットグループに入社した、岸本大紀です。 全ての人に愛され、応援される、そんな選手、そして社会人になりたいと思います。 不安なところはありますが、全力でNo. 1を目指します。応援よろしくお願いします。 ・フィリップ・ムルワ GMOインターネットグループの選手として精一杯頑張ります! これから応援よろしくお願いします! ・小野知大 この度、GMOインターネットグループに移籍しました、小野知大です。 新たな環境で、たくさんの刺激を受け、学んで競技力向上につなげていきます。 ファンの皆様の期待に応えられる選手になれるよう頑張ります。応援よろしくお願いします。【お知らせ】
— GMOインターネットグループ(陸上部) (@GMOrunningteam) April 3, 2023
本日、GMOインターネットグループに新たな仲間が加わりました🌸
#岸本大紀、#嶋津雄大、#フィリップムルワ
の3名を新卒選手として迎えました!
"next innovators"
新たなチームで次の時代を切り開いていきます!
#GMOインターネットグループ pic.twitter.com/yia6x3q14F
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.06.11
2025.05.28
女子10000mがレース途中で異例の中断!! 大雨と雷の影響も選手困惑/アジア選手権
2025.05.16
2025高校最新ランキング【女子】
-
2025.06.04
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.06.16
100mH・石原南菜が13秒33!地元で高校歴代2位・U18日本新・高2歴代最高の激走/IH北関東
◇インターハイ南関東地区大会(6月13~16日/カンセキスタジアムとちぎ、栃木県総合運動公園多目的広場投てき場)最終日 広島インターハイ出場を懸けた南関東地区大会の最終日の4日目が行われ、女子100mハードルで石原南菜( […]
2025.06.16
クレイ・アーロン竜波が800m1分46秒31! ポートランドのレースで6年ぶり自己ベスト更新
6月15日に米国・ポートランドで行われたポートランド・トラックフェスティバルの男子800mで、クレイ・アーロン竜波(ペンシルベニア州立大)が1分46秒31の自己ベストで5位に入った。 クレイのこれまでの自己ベストは、神奈 […]
2025.06.16
女子400mHサザーランドが52秒46の全米学生新V 女子3000m障害レンゴールは今季世界最高の8分58秒15/全米学生選手権
6月11日から14日、米国オレゴン州ユージンで全米学生選手権が開催され、女子400mハードルではS.サザーランド(ミシガン大/カナダ)が52秒46の全米学生新で優勝を飾った。 サザーランドは昨年のパリ五輪では7位に入って […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会