HOME 高校

2023.03.31

昨年の新潟県高校駅伝で「誤誘導」男子2位の中越高が県高体連から説明と謝罪があったと報告
昨年の新潟県高校駅伝で「誤誘導」男子2位の中越高が県高体連から説明と謝罪があったと報告

新潟市のデンカビッグスワン

昨年10月の新潟県高校駅伝で男子2位の中越高が競技役員の「誤誘導」があったと抗議したことについて、中越高は3月31日、学校のホームページを通じて新潟県高体連陸上競技専門部から説明と謝罪があったことを報告した。

大会は新潟市のデンカビッグスワンスタジアムを発着点に、県スポーツ公園内を走るコースで行われた。男子3区で先頭を走っていた中越高の選手が、本来のコースを外れ、約200m長く走行。その間に順位が入れ替わり、中越高は2位で全国大会出場を逃した。

中越高は、選手がコースを外れたのは、自転車に乗って先導していた競技役員が誘導を誤ったとして、大会翌日に抗議。一方、県高体連陸上競技専門部は、「運営は適切」でミスはなかったとし、ルール上、結果の正式発表後30分以内に抗議がなかったことから、競技は成立していると回答していた。中越高は日本陸連や全国高体連を通じてあらためて見解を求めたが、県高体連側の主張は変わらず、昨年12月27日に抗議終了を報告していた。

広告の下にコンテンツが続きます

その後、3月27日に県高体連陸上競技専門部委員長と副委員長から中越高陸上競技部顧問に対して、口頭で説明と謝罪をしたという。

ホームページでは「第3区先導員が正規コースを外れ、それに伴い、本校の第3区走者は先導員の動きによってコースを間違えた可能性があることを認め、その原因として運営総務の競技運営ならびに審判業務に関して周知や連絡、確認の徹底が十分でなかったこと、また、各係に対して、打ち合わせの徹底および運営側の意向を十分に伝達できなかったことを挙げ、その後に本校陸上競技部顧問および陸上競技部の関係者にご心配や多数の懸念を生じさせたことに対して、謝罪がありました」と説明している。

中越高は「新潟県高等学校体育連盟および新潟県高体連陸上競技専門部としての説明と謝罪であることを確認し、受け入れることをお伝えしました」としている。

昨年10月の新潟県高校駅伝で男子2位の中越高が競技役員の「誤誘導」があったと抗議したことについて、中越高は3月31日、学校のホームページを通じて新潟県高体連陸上競技専門部から説明と謝罪があったことを報告した。 大会は新潟市のデンカビッグスワンスタジアムを発着点に、県スポーツ公園内を走るコースで行われた。男子3区で先頭を走っていた中越高の選手が、本来のコースを外れ、約200m長く走行。その間に順位が入れ替わり、中越高は2位で全国大会出場を逃した。 中越高は、選手がコースを外れたのは、自転車に乗って先導していた競技役員が誘導を誤ったとして、大会翌日に抗議。一方、県高体連陸上競技専門部は、「運営は適切」でミスはなかったとし、ルール上、結果の正式発表後30分以内に抗議がなかったことから、競技は成立していると回答していた。中越高は日本陸連や全国高体連を通じてあらためて見解を求めたが、県高体連側の主張は変わらず、昨年12月27日に抗議終了を報告していた。 その後、3月27日に県高体連陸上競技専門部委員長と副委員長から中越高陸上競技部顧問に対して、口頭で説明と謝罪をしたという。 ホームページでは「第3区先導員が正規コースを外れ、それに伴い、本校の第3区走者は先導員の動きによってコースを間違えた可能性があることを認め、その原因として運営総務の競技運営ならびに審判業務に関して周知や連絡、確認の徹底が十分でなかったこと、また、各係に対して、打ち合わせの徹底および運営側の意向を十分に伝達できなかったことを挙げ、その後に本校陸上競技部顧問および陸上競技部の関係者にご心配や多数の懸念を生じさせたことに対して、謝罪がありました」と説明している。 中越高は「新潟県高等学校体育連盟および新潟県高体連陸上競技専門部としての説明と謝罪であることを確認し、受け入れることをお伝えしました」としている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.03

高知農が県高校最高記録の2時間6分36秒で5連覇 女子は山田がオール区間賞で都大路は“皆勤”の37に/高知県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた高知県高校駅伝は11月2日、高知市東部総合運動場周回コースで行われ、男子(7区間42.195km)は高知農が県高校最高記録となる2時間6分36秒で5年連続49回目の優勝。女子(5区間21.09 […]

NEWS 今治北が初の男女V!女子は序盤からトップを守り初の全国大会 男子は2時間7分23秒で2年ぶりに制す/愛媛県高校駅伝

2025.11.03

今治北が初の男女V!女子は序盤からトップを守り初の全国大会 男子は2時間7分23秒で2年ぶりに制す/愛媛県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた愛媛県高校駅伝が11月2日、西条市の西条ひうち高校駅伝特設コースで行われ、今治北が初の男女優勝を遂げた。女子(5区間21.0975km)は1時間14分13秒で初V。男子(7区間42.195km […]

NEWS 城東が初優勝で悲願の都大路へ 男子はつるぎが6連覇 男女ともに1区から先頭を譲らず逃げ切る/徳島県高校駅伝

2025.11.03

城東が初優勝で悲願の都大路へ 男子はつるぎが6連覇 男女ともに1区から先頭を譲らず逃げ切る/徳島県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた徳島県高校駅伝が11月2日、鳴門市の鳴門・大塚スポーツパーク周回長距離コースで行われ、女子(5区間21.0975km)は城東が1時間14分27秒で初制覇し、初の全国大会出場を決めた。男子(7区 […]

NEWS マラソン王者・キプチョゲがエリートレースを“卒業” 七大陸を巡るワールドツアーを発表「人間に限界がないことを示したい」

2025.11.03

マラソン王者・キプチョゲがエリートレースを“卒業” 七大陸を巡るワールドツアーを発表「人間に限界がないことを示したい」

男子マラソンのエリウド・キプチョゲ(ケニア)が「キプチョゲ・ワールドツアー」と銘打ち、今後2年間で七大陸を巡り、マラソンに参加する計画を発表した。11月2日のニューヨークシティマラソンがエリートレースへの最後の出場となり […]

NEWS 西脇工大会新V 新妻遼己1区28分22秒、双子の弟・昂己3区快走で兄弟区間新 女子は須磨学園が3連覇/兵庫県高校駅伝

2025.11.03

西脇工大会新V 新妻遼己1区28分22秒、双子の弟・昂己3区快走で兄弟区間新 女子は須磨学園が3連覇/兵庫県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた兵庫県高校駅伝が11月3日、丹波篠山市の大正ロマン館前をスタートし、篠山鳳鳴高でフィニッシュするコースで行われ、男子(7区間42.195km)は西脇工が2時間3分25秒の大会新記録で2年連続3 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top