2023.03.31
GMOインターネットグループは2022年度をもって4選手が退部することを発表した。青学大OBの一色恭志と橋本崚、上武大OBの倉田翔平、ギデオン・キプケルテイッチ・ロノの4名となる。橋本と倉田は2016年創部時からのメンバー。
一色は愛知・豊川高を卒業後に青学大のエースとして活躍。17年に入部し、19年の東京五輪マラソン代表選考会マラソングランドチャピオンシップ(MGC)にも出場した。マラソンのベストは2時間7分39秒。一色は「創部2年目から6年間、恵まれた環境で活動をできたこと、本当に感謝しています」とコメント。今後も競技を続けていく。
橋本は箱根駅伝への出走はケガなどの影響もあり出場ならなかったが、全日本大学駅伝などで活躍。2016年、創部メンバーとして加入すると、同年12月の防府読売マラソンを2時間11分20秒で優勝した。19年のMGCでは5位となり東京五輪マラソン代表補欠に選出されている。自己記録は2時間09分12秒。「今後も応援していただけるように走り続けます」と競技継続を表明している。
倉田は上武大卒。実業団入りしてからも力をつけ、5000m13分39秒71、10000m28分14秒62、マラソン2時間8分44秒といずれも自己記録を更新した。ロノは3月20日付で退部。今年の全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)では2区を務めてチームの5位に貢献した。
GMOを退部する4選手のコメント
●倉田翔平 この度、GMOインターネットグループを退部することになりました。 競技生活15年間の中で7年間をGMOインターネットグループのメンバーとして活動させていただきましたが、いろんな方にサポートや応援していただき充実した競技人生でした。 求められていた結果や自分の目標には届きませんでしたが全種目において自己ベストを出せたのは携わってくださった皆さんのおかげだと思っています。ありがとうございました。 そしてGMOインターネットグループのメンバーは素晴らしい選手ばかりです。 これから更に強くなると思いますので引き続き応援よろしくお願いいたします。 ●橋本 崚 2023年3月31日付けで、GMOインターネットグループ株式会社を退社および陸上部を退部することになりました。沢山応援していただき、幸せな7年間でした。今後も応援していただけるように走り続けます。ありがとうございました。 ●一色恭志 2023年3月31日をもって、GMOインターネットグループを退部することになりました。 創部2年目から6年間、恵まれた環境で活動をできたこと、本当に感謝しています。 熊谷代表、安田副社長はじめ、監督、現場スタッフ、事務局の方々、そしてGMOインターネットグループのパートナーの皆様、本当にありがとうございました。 GMOインターネットグループの皆様のご活躍を期待するとともに、自分自身もそれに負けないように頑張ります。 ●ギデオン・キプケルティッチ・ロノ サポートしてくださった方々に感謝しています。たくさんの応援をありがとうございました。これからも頑張ります。RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.05
西山和弥、竹内竜真、デレセらが防府読売マラソンでV目指す 五輪MGC出場権懸けた一戦
2025.12.05
細谷恭平が悲願の初Vなるか!?伝統の福岡国際マラソン 2時間9分でロス五輪MGCへ
-
2025.12.04
-
2025.12.04
-
2025.12.04
-
2025.12.04
-
2025.11.29
-
2025.12.01
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.05
西山和弥、竹内竜真、デレセらが防府読売マラソンでV目指す 五輪MGC出場権懸けた一戦
◇第56回防府読売マラソン(12月7日/山口県防府市) MGCシリーズ2025-26の第56回防府読売マラソンが12月7日(日)に行われる。大会は男子がMGCシリーズのG1(グレード1)、女子がG3に位置づけられており、 […]
2025.12.05
細谷恭平が悲願の初Vなるか!?伝統の福岡国際マラソン 2時間9分でロス五輪MGCへ
◇福岡国際マラソン2025(12月7日/福岡市・平和台陸上競技場発着) MGCシリーズ2025-26男子G1の福岡国際マラソン2025が12月7日に行われる。来年の名古屋アジア大会代表選考会を兼ねているだけでなく、28年 […]
2025.12.05
ナイキから高いサポート性に優れたランニングシューズ「ナイキ ストラクチャー プラス」が登場!
ナイキは、快適さと楽しさを併せ持ったスタビリティシューズであるナイキ ストラクチャー プラスを発売することを発表した。 ナイキではロードランニングシューズをシンプルな3つのカテゴリー(ペガサス、ボメロ、ストラクチャー)に […]
2025.12.04
パリ五輪競歩代表・濱西諒がサンベルクス退社 「再び日の丸を背負って戦うために」
24年パリ五輪男子20km競歩代表の濱西諒が12月1日に自身のSNSを更新し、所属していたサンベルクスを11月末で退社したことを発表した。 濱西は大阪府出身で、履正社高から競歩に取り組み、国体優勝など早くから頭角を現した […]
2025.12.04
飯塚翔太がラオスで陸上競技指導 「飯塚翔太リレーカーニバル」も開催
東京世界選手権男子200m代表の飯塚翔大(ミズノ)が11月30日から12月3日まで、ラオスを訪問。4日にリモートで現地で行った活動について報告会見を行った。 飯塚はJICA(国際協力機構)が進める「スポーツを通じて世界平 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025