2023.03.31
荒井広宙のコメント全文
2022年度をもって、競技を引退し富士通陸上競技部を退部することとなりました。
昨年9月の第70回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会・10000m競歩がラストウォークとなり、すでに半年余りが経過しましたが、改めて振返ると充実した競技人生だったと感じています。
競歩を始めるきっかけをいただいた高校時代の監督、実力のない私を指導してくださった恩師、いつも影ながら応援してくれた家族、そして所属先の皆様、多くの方に支えられていたことを実感しています。また、日々の厳しいトレーニングの中で切磋琢磨し高め合うことのできた先輩、後輩たちにも感謝したいと思います。
現役中にはオリンピック1回、世界陸上競技選手権4回(以下、世界選手権)に出場し、リオデジャネイロ2016オリンピックで銅メダル、世界選手権では銀メダル獲得と、競歩を始めた頃には思ってもみなかった成績を残すこともできました。また、東京2020オリンピック選考会の敗退など苦い経験となった試合も多くありますが、そのようなレースも自分を成長させてくれた貴重な経験でした。
2019年に活動の場を移してからは、故障によるパフォーマンスの低下や、新型コロナウイルスによる競技会の延期などもあり、当初に思い描いていた競技生活とは違うかたちになりましたが、多くの日本代表を輩出しているチームで4年間、高みを目指し挑戦するチャンスをいただけたことに感謝したいです。何よりどんな時でも支えてくださった今村競歩ブロック長はじめ、陸上競技部のスタッフの皆様、また、たくさんの応援を頂いた富士通社員の方々をはじめ多くの皆様にお礼申しあげます。本当にありがとうございました。
今後は、社業に専念させていただくこととなりました。現役時代と同様に、一歩一歩取り組んでいきたいと思います。富士通陸上競技部への変わらぬ応援をどうぞよろしくお願いいたします。
荒井広宙のコメント全文
2022年度をもって、競技を引退し富士通陸上競技部を退部することとなりました。 昨年9月の第70回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会・10000m競歩がラストウォークとなり、すでに半年余りが経過しましたが、改めて振返ると充実した競技人生だったと感じています。 競歩を始めるきっかけをいただいた高校時代の監督、実力のない私を指導してくださった恩師、いつも影ながら応援してくれた家族、そして所属先の皆様、多くの方に支えられていたことを実感しています。また、日々の厳しいトレーニングの中で切磋琢磨し高め合うことのできた先輩、後輩たちにも感謝したいと思います。 現役中にはオリンピック1回、世界陸上競技選手権4回(以下、世界選手権)に出場し、リオデジャネイロ2016オリンピックで銅メダル、世界選手権では銀メダル獲得と、競歩を始めた頃には思ってもみなかった成績を残すこともできました。また、東京2020オリンピック選考会の敗退など苦い経験となった試合も多くありますが、そのようなレースも自分を成長させてくれた貴重な経験でした。 2019年に活動の場を移してからは、故障によるパフォーマンスの低下や、新型コロナウイルスによる競技会の延期などもあり、当初に思い描いていた競技生活とは違うかたちになりましたが、多くの日本代表を輩出しているチームで4年間、高みを目指し挑戦するチャンスをいただけたことに感謝したいです。何よりどんな時でも支えてくださった今村競歩ブロック長はじめ、陸上競技部のスタッフの皆様、また、たくさんの応援を頂いた富士通社員の方々をはじめ多くの皆様にお礼申しあげます。本当にありがとうございました。 今後は、社業に専念させていただくこととなりました。現役時代と同様に、一歩一歩取り組んでいきたいと思います。富士通陸上競技部への変わらぬ応援をどうぞよろしくお願いいたします。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.04.30
【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」
-
2025.04.30
-
2025.04.30
-
2025.04.30
-
2025.04.30
-
2025.04.30
2025.04.29
100mH田中佑美が予選トップ通過も決勝棄権「故障ではない」昨年の結婚も明かす/織田記念
-
2025.04.28
-
2025.04.26
2025.04.12
3位の吉居大和は涙「想像していなかったくらい悔しい」/日本選手権10000m
-
2025.04.01
-
2025.04.12
-
2025.04.12
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.04.30
【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」
テクノロジーとパフォーマンスの向上 典型的な例が2008年北京オリンピック水泳競技で25個の世界記録更新のうち23個が同じ水着(レーザーレーサー)を着用した選手によって樹立されたことは大きく注目された。 2009年の世界 […]
2025.04.30
【高校生FOCUS】男子競歩・山田大智(西脇工高)インターハイで昨夏の雪辱誓う 高校記録更新にも挑戦
名門校に入学するも「陸上未経験者は僕だけ」 ――中学までサッカー少年だったとうかがっています。 山田 小学校3年生からサッカーを始め、ポジションは主にFW。小さい頃から走ることが大好きで、中学校では陸上部に入りたかったの […]
2025.04.30
5.3静岡国際、パリ五輪代表の坂井隆一郎、200m世界陸上標準突破の水久保漱至らが欠場
5月3日に行われる静岡国際のエントリーリストが更新され、現時点で欠場届を提出した選手が判明した。 男子100mはパリ五輪代表の坂井隆一郎(大阪ガス)が欠場。坂井は4月13日の出雲陸上で脚を痛め、29日の織田記念の出場も見 […]
2025.04.30
26年ブダペスト開催の「世界陸上アルティメット選手権」やり投・北口榛花が出場権獲得
世界陸連(WA)は4月29日、2026年に新設する「世界陸上アルティメット選手権」の大会500日前を受け、昨年のパリ五輪の金メダリストに出場資格を与えることを発表した。女子やり投で金メダルを獲得した北口榛花(JAL)も含 […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL)
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)