HOME 国内

2023.02.27

服部勇馬は脚に痛みが出て34位「MGC出場を目標にした時点で覚悟が足りていなかった」/大阪マラソン
服部勇馬は脚に痛みが出て34位「MGC出場を目標にした時点で覚悟が足りていなかった」/大阪マラソン

23年大阪マラソンで34位の服部勇馬(トヨタ自動車)

◇大阪マラソン2023(2月26日/大阪・大阪府庁前~大阪城公園)

服部勇馬(トヨタ自動車)は、ペースメーカーが外れた30km過ぎに先頭集団から後退、2時間9分47秒で34位に終わった。

広告の下にコンテンツが続きます

「5km過ぎに右脚の前ももが痛み出し、それをかばいながら走っていて、35㎞以降はいっぱいいっぱいでした」。服部は肩を落とした。

熱中症で73位に終わった東京五輪に続く、2大会連続のオリンピアンを目指すため、まだ手にしていない秋のMGCの出場権を狙っていた。

「この大阪で結果を残すことが、今後を占う意味でも大きな意味を持っていました」。それだけに、可能な限りの準備をしてきた。マラソン練習は「順調にこなしてきた」と言う。ただ、1年というより長いスパンで考えると「ケガなどで練習が途切れ途切れになっていた」と打ち明ける。

東京五輪後の初マラソンとなった昨年のプラハでは2時間18分台。そして大阪でも満足なレースとはならなかった「悔しいというより、情けないというか、いろんな感情が入り混じっています。今後のことは、今は考えられない」と落胆した様子だった。

厳しい結果を突きつけられ、「いずれにしても今のままでは戦えない。現時点の課題も自分の中で明確になってきたので、その課題をしっかり克服していかないといけないと強く思いました」と服部。そして、さらに言葉をつなぐ。

「人生を賭けて五輪に挑むという強い気持ちで臨まないことには、結果につながらない。MGCの出場権獲得を目標にしていた時点で覚悟が足りていなかった」

服部は自分自身に問いかけるように話した。

文/花木 雫

◇大阪マラソン2023(2月26日/大阪・大阪府庁前~大阪城公園)服部勇馬(トヨタ自動車)は、ペースメーカーが外れた30km過ぎに先頭集団から後退、2時間9分47秒で34位に終わった。「5km過ぎに右脚の前ももが痛み出し、それをかばいながら走っていて、35㎞以降はいっぱいいっぱいでした」。服部は肩を落とした。熱中症で73位に終わった東京五輪に続く、2大会連続のオリンピアンを目指すため、まだ手にしていない秋のMGCの出場権を狙っていた。「この大阪で結果を残すことが、今後を占う意味でも大きな意味を持っていました」。それだけに、可能な限りの準備をしてきた。マラソン練習は「順調にこなしてきた」と言う。ただ、1年というより長いスパンで考えると「ケガなどで練習が途切れ途切れになっていた」と打ち明ける。東京五輪後の初マラソンとなった昨年のプラハでは2時間18分台。そして大阪でも満足なレースとはならなかった「悔しいというより、情けないというか、いろんな感情が入り混じっています。今後のことは、今は考えられない」と落胆した様子だった。厳しい結果を突きつけられ、「いずれにしても今のままでは戦えない。現時点の課題も自分の中で明確になってきたので、その課題をしっかり克服していかないといけないと強く思いました」と服部。そして、さらに言葉をつなぐ。「人生を賭けて五輪に挑むという強い気持ちで臨まないことには、結果につながらない。MGCの出場権獲得を目標にしていた時点で覚悟が足りていなかった」服部は自分自身に問いかけるように話した。文/花木 雫

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2026.10.29

日本は金19含む51個のメダル 大島健吾らが2冠 嶋津雄大も堂々V 髙桑早生はアジアタイ記録で有終/アジアパラ

名古屋アジアパラ大会の陸上競技が10月19日から23日まで、名古屋市のパロマ瑞穂スタジアムで行われ、日本勢は金メダル19個、銀メダル18個、銅メダル14個の計51個のメダルを獲得した。 ホスト国の日本からは男女53人がエ […]

NEWS 富士通が新寮を公開!低酸素ルームやサウナなど完備「競技に集中できる」

2026.10.29

富士通が新寮を公開!低酸素ルームやサウナなど完備「競技に集中できる」

富士通は10月29日、今春完成した陸上競技部の選手寮を公開した。 陸上競技部が千葉県から本社のある神奈川県川崎市に拠点を約30年ぶりに再移転。これを受けて川崎市中原区に構えた。居室は25部屋で、寮内には低酸素ルームを備え […]

NEWS 【学生長距離Close-upインタビュー】出雲駅伝5区で快走した日大・長澤辰朗 「チームのためにやる仕事が強み」

2026.10.28

【学生長距離Close-upインタビュー】出雲駅伝5区で快走した日大・長澤辰朗 「チームのためにやる仕事が強み」

学生長距離Close-upインタビュー 長澤辰朗 Nagasawa Tatsuro 日大3年 「月陸Online」限定で大学長距離選手のインタビューをお届けする「学生長距離Close-upインタビュー」。63回目は、日大 […]

NEWS 栃木男子は作新学院が3連覇!那須拓陽との接戦制す 女子は宇都宮文星女がオール区間賞で7連覇/高校駅伝都道府県大会

2026.10.28

栃木男子は作新学院が3連覇!那須拓陽との接戦制す 女子は宇都宮文星女がオール区間賞で7連覇/高校駅伝都道府県大会

全国高校駅伝の出場権を懸けた栃木県高校駅伝が10月27日、宇都宮市の栃木県総合運動公園特設コースで行われ、7区間42.195kmの男子は作新学院が2時間9分18秒で3連覇、5区間21.0975kmの女子は宇都宮文星女が1 […]

NEWS 宇佐美彰朗氏が死去  68年メキシコからマラソンで五輪3大会連続出場、東海大名誉教授など歴任

2026.10.28

宇佐美彰朗氏が死去 68年メキシコからマラソンで五輪3大会連続出場、東海大名誉教授など歴任

男子マラソンで五輪3大会連続出場を果たした宇佐美彰朗氏が10月26日、がんのため死去した。83歳だった。 1943年5月31日、新潟県西蒲原郡吉田町(現・燕市)に9人きょうだいの三男として生まれた。中学時代はバスケットボ […]

    SNS

    Latest Issue 最新号最新号

    2026年11月号 (10月14日発売)

    2026年11月号 (10月14日発売)

    アジア大会総特集
    駅伝プレビュー

    page top