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2023.02.18

キプリモ ハーフに続くタイトル獲得 世界陸上金チェプテゲイ3位 吉田圭太が日本人トップ/世界クロカン
キプリモ ハーフに続くタイトル獲得 世界陸上金チェプテゲイ3位 吉田圭太が日本人トップ/世界クロカン

2022年世界選手権に出場したJ.キプリモ(ウガンダ)写真/Mochizuki Jiro(Agence SHOT)

2月18日、豪州・バサーストで第44回世界クロスカントリー選手権が行われ、男子(10km)はJ.キプリモ(ウガンダ)が29分17秒で優勝を飾った。

先に行われた、U20や女子と同様に、ケニア、エチオピア、ウガンダの3国の選手が先導したレース。2kmを6分09秒と比較的落ち着いたペースで入ると、2周目からペースアップした。アップダウンやぬかるんだ砂地などタフなコースに、先頭集団から徐々にこぼれ落ちるサバイバルレースの様相を呈し、6km地点で優勝争いは11人に。

オレゴン世界選手権10000m金メダリストで優勝候補筆頭のJ.チェプテゲイ(ウガンダ)ら、世界大会メダリストたちがつば迫り合いを続ける中、残り1kmで仕掛けたのがキプリモだった。キプリモは上り坂でペースアップすると、チェプテゲイや、世界クロカンで過去2度の優勝を誇るG.カムウォロル(ケニア)などを引き離した。

ラスト1周の2kmを5分47秒でカバーしたキプリモは2位のB.アレガウィ(エチオピア)に9秒差をつけて快勝。2020年の世界ハーフマラソン選手権に続く世界タイトルを手にした。チェプテゲイが29分37秒で3位。カムウォロルは4位で続いた。

日本勢では吉田圭太(住友電工)の33分57秒で74位が最高。各国の上位4人の合計順位で争う団体戦はケニアが優勝し、日本は12位だった。

次は 世界クロカン 男子レースダイジェスト&成績

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2月18日、豪州・バサーストで第44回世界クロスカントリー選手権が行われ、男子(10km)はJ.キプリモ(ウガンダ)が29分17秒で優勝を飾った。 先に行われた、U20や女子と同様に、ケニア、エチオピア、ウガンダの3国の選手が先導したレース。2kmを6分09秒と比較的落ち着いたペースで入ると、2周目からペースアップした。アップダウンやぬかるんだ砂地などタフなコースに、先頭集団から徐々にこぼれ落ちるサバイバルレースの様相を呈し、6km地点で優勝争いは11人に。 オレゴン世界選手権10000m金メダリストで優勝候補筆頭のJ.チェプテゲイ(ウガンダ)ら、世界大会メダリストたちがつば迫り合いを続ける中、残り1kmで仕掛けたのがキプリモだった。キプリモは上り坂でペースアップすると、チェプテゲイや、世界クロカンで過去2度の優勝を誇るG.カムウォロル(ケニア)などを引き離した。 ラスト1周の2kmを5分47秒でカバーしたキプリモは2位のB.アレガウィ(エチオピア)に9秒差をつけて快勝。2020年の世界ハーフマラソン選手権に続く世界タイトルを手にした。チェプテゲイが29分37秒で3位。カムウォロルは4位で続いた。 日本勢では吉田圭太(住友電工)の33分57秒で74位が最高。各国の上位4人の合計順位で争う団体戦はケニアが優勝し、日本は12位だった。 次は 世界クロカン 男子レースダイジェスト&成績

世界クロカン 男子レースダイジェスト

世界クロカン 男子上位、日本人成績

1位 J.キプリモ(ウガンダ)  29分17秒 2位 B.アレガウィ(エチオピア)29分26秒 3位 J.チェプテゲイ(ウガンダ)29分37秒 74位 吉田圭太(住友電工)   33分57秒 81位 服部弾馬(NTT西日本)  34分26秒 91位 北村友也(OBRS)     36分10秒 99位 長谷川柊(Kao)     37分25秒 団体戦 1位 ケニア  22 2位 エチオピア33 3位 ウガンダ 37 12位 日本  345

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