2023.02.03
ロンドン・マラソン(4月23日/英国)の女子エントリー選手が2月2日、主催者から発表され、女子長距離のS.ハッサン(オランダ)がマラソンに初挑戦することがわかった。
ハッサンは19年ドーハ世界選手権で1500mと10000mの2冠を果たすと、3種目に出場した21年東京五輪は5000mと10000mで金メダル、1500mでは銅メダルを獲得。昨年のオレゴン世界選手権でも5000m6位、10000m4位の成績を残した。
現在、トレーニングで走る最長距離は37kmで、この後、数週間ほど同等の練習を行うという。一方で、「まだトラックでのレースに出場するつもりなので、完全にマラソンに移行するという考えはまったくない」とコメントしている。
今回はマラソン世界記録(2時間14分04秒)保持者B.コスゲイ(ケニア)、東京五輪金メダルのP.ジェプチルチル(ケニア)、前回覇者で10kmの世界記録保持者のY.イェフアラウ(エチオピア)が出場予定。また、1500mの世界記録保持者G.ディババ(エチオピア)や、マラソンとハーフマラソンの北米記録保持者・E.シッソン(米国)もエントリー。ハッサンのほか、10km欧州記録保持者E.マッコルガン(英国)もこの大会で初マラソンに挑む予定だ。
エリート女子の部には自己記録2時間19分以内が10人、そのうち5人が2時間18分以内となっており、主催者は「史上最高のラインナップ」「史上最も豪華な顔触れのレース」と表現している。
ロンドン・マラソン出場予定の主な女子選手
Y.イェフアラウ(エチオピア)2.17.23 B.コスゲイ(ケニア)2.14.04=世界記録 T.アセファ(エチオピア)2.15.37 P.ジェプチルチル(ケニア)2.17.16 A.アヤナ(エチオピア)2.17.20 G.ディババ(エチオピア)2.18.05 S.A.ケべデ(エチオピア)2.18.12 J.J.コリル(ケニア)2.18.20 E.シソン(米国)2.18.29 A.メゲルトゥ(エチオピア) 2.18.32 K.ダマート(米国)2.19.12 S.ハッサン(オランダ) E.マッコルガン(英国) ※右端は自己ベスト
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