2022.12.31

東京五輪での大迫傑(Mochizuki Jiro/Agence SHOT)
2023年元日に行われる第67回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝inぐんま)まであと2日となった12月30日、有力チームの主力選手たちが本番への意気込みを語った。
2年連続の9位から、日本一を目指すGMOインターネットグループからは、9月からチームに参画する大迫傑(Nike)が出席した。
日清食品グループ所属だった2015年(1区区間賞)以来の舞台は3区。「(ニューイヤーは)8年ぶりで、いい意味で当時のことは忘れて、楽しみ」という一方、「駅伝は7人で走る種目。自分もしっかりと走らないと周りの結果に貢献できないので、緊張感を持っている」心境を口にする。
マラソンで6位に入った東京五輪後に一度は現役を離れたが、今年2月に復帰。その後、9月に選手であり、チーム全体の指導・強化にも関わる「プレイング・ダイレクター」としてGMOインターネットグループに参画した。
そこからのチーム作りは、「当初ばらばらとしていた」そうだが、「そこから目標設定、トレーニングメニューを提供して、一丸となってやってきた」と言う。
1区には2016年リオ五輪代表の村山紘太、4区に主軸の吉田祐也が入り、5区には成長株のルーキー・今江勇人。「まとまりのある、雰囲気のいいチームに仕上がってきた」と大迫は、手応えを口にする。
自身の走りについても、「前回は追い風が強くてとんでもないタイムで10kmを通過していた。今回はもうちょっと落ち着いてくれれば」としつつも、「スピードのある選手、勢いのある選手がたくさんいる。そういった選手と走れるのが楽しみ」と自信をのぞかせていた。
レースは来年1月1日の午前9時15分に群馬県庁前をスタート。群馬県内を回る7区間100kmのコースで行われる。

RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.09.19
2025.09.12
前夜祭イベントでギネス“世界新” 寺田明日香が高速道路KK線でリレー参加/東京世界陸上
2025.09.13
明日午前開催の女子マラソン 鈴木優花の補欠登録を解除/東京世界陸上
2025.09.14
【テキスト速報】女子マラソン/東京世界陸上
-
2025.09.13
-
2025.09.15
2025.08.27
アディダス アディゼロから2025年秋冬新色コレクションが登場!9月1日より順次販売
-
2025.08.24
-
2025.09.11
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.09.19
中距離・薄田健太郎が現役引退 「苦しい経験を超える喜びを与えてくれた」 10月にラストラン
DeNAは9月19日、所属する薄田健太郎が今季限りで競技活動を退くことを発表した。 薄田は神奈川県出身の26歳。希望ヶ丘高時代は800mで8位入賞、国体7位入賞と活躍。筑波大時代も日本インカレで入賞を続け、20年の日本選 […]
2025.09.19
DAY7イブニングセッションのチケット完売! 残り2日分も販売加速で早期購入呼びかけ/東京世界陸上
◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)7日目 東京2025世界陸上財団は9月19日、大会7日目(DAY7)イブニングセッションのチケットが完売したと発表した。 東京世界陸上のチケット完売は、財団の発表によると、 […]
2025.09.19
【コラム】「あの大きい子は誰ですか…?」400m6位快挙の中島佑気ジョセフ ボルトにあこがれ、恩師・山村貴彦先生が期待した大器/東京世界陸上
東京世界陸上の男子400mで6位入賞の快挙を成し遂げた中島佑気ジョセフ(富士通)。予選で44秒44という衝撃的な日本新を打ち立てると、準決勝(44秒53)、決勝(44秒62)と、大会前の日本記録(44秒77)、自己ベスト […]
Latest Issue
最新号

2025年10月号 (9月9日発売)
【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/