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2026.06.16

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野澤和心が三段跳歴代7位12m88 嶋中心優100mH13秒37 110mH13秒台決着 圓3000m障害28年ぶり大会新/IH南関東
野澤和心が三段跳歴代7位12m88 嶋中心優100mH13秒37 110mH13秒台決着 圓3000m障害28年ぶり大会新/IH南関東

野澤和心(26年インターハイ南関東大会)

◇インターハイ南関東地区大会(6月12~15日/水戸信用金庫スタジアム)4日目

滋賀インターハイ出場を懸けた南関東地区大会の4日目(最終日)が行われ、ハイレベルな争いとなった女子三段跳は、野澤和心(甲府南2山梨)が初優勝を飾った。1回目に12m56(±0.0)でトップに立つと、2回目以降は記録を伸ばせなかったが、「他の選手たちが12m50近く跳んできたので、そろそろ本気を出そう」と臨んだ5回目に大会記録(12m62)を塗り替える12m88(+1.5)をマーク。自己ベストを9cm更新する高校歴代7位、高2歴代2位の快記録となった。

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「いつもより軽い感じでスピードを出して跳べました。今回の南関東大会はレベルが高くて、(インターハイの出場権獲得となる)4位以内に入れればいいと思っていたので、優勝できてうれしいです」と笑顔が弾けた。

中学までは短距離が専門だったが、顧問の先生たちから勧められ、高校から三段跳を始めた。野澤は「もともと跳ねるような走りなので、それが三段跳に合っていると思います」と語り、約1年半でメキメキと成長。昨年はU18大会で3位に入った。

「インターハイでは1本目からしっかり決められる精神面も大事にしていきたい。順位より13m台を跳べるようにがんばりたいです」。6位に入った走幅跳とともに、野澤は2種目で初のインターハイに挑む。

前回覇者の酒井珂璃那(八王子3東京)は、最終跳躍に追い風2.9mの参考記録ながら12m86をマークしながらも野澤に2cm届かず2位。2連覇を狙っていただけに「悔しいです。あまり気持ちが入り込めませんでした」と反省したが、昨季から数々の大舞台を踏んできた経験を生かし、インターハイでは前回の6位以上を見据えている。

ほかに女子では、3人が大会記録(13秒63)を更新した100mハードルが高水準だった。まず準決勝で嶋中心優(相洋2神奈川)が13秒54(+0.9)と8年ぶりとなる大会新。決勝でも嶋中がレースを支配し、高校歴代6位、高2歴代3位の13秒37(+1.0)までタイムを短縮して2年生Vを果たした。

「13秒4台を目指していましたが、まさか3台が出るなんて信じられません」と驚きを隠せなかった嶋中。13秒54で2位の廣田ひかり(東京3)、13秒59で3位の横山柚希(市柏2千葉)も従来の大会記録を上回った。

4×400mリレーは市船橋(千葉)と東海大相模(神奈川)が最後まで手に汗握る大接戦を演じ、3分42秒21の同タイムで2校同時優勝となった。

神奈川県大会で5559点の高校新記録を樹立した岡田紗和(法政二2)と昨年のインターハイ覇者・江口美玲(東海大相模3)の直接対決に注目が集まった七種競技は、岡田がコンディション不良で欠場。江口も故障を抱えていたが、4946点で貫禄の2連覇を遂げた。

3000mは1500m覇者のアカイ・メアリー(白鵬女3神奈川)が9分07秒19で2連覇&2年連続2冠を達成し、9分23秒87で2位に入った櫛渕光愛(2年)と1500mに続いての白鵬女勢ワン・ツーを果たした。

砲丸投は前回2位の田中実生(東京学館船橋2千葉)が5回目に自己ベストの13m45をプット。13m12で2位を占めた圓成美(藤村女3東京)を振り切って初の栄冠を手にした。

男子は110mハードルで東京勢が上位4位までを占め、昨年のインターハイ2位の冨永笙ノ介(明星学園3東京)が追い風参考ながら13秒85(+2.8)の好記録で、2位の淺内湧一朗(日大豊山2東京)に0.01秒差で競り勝った。

4×400mリレーも上位3校が3分11秒台と熱戦を繰り広げ、400mを制した砂川響介をアンカーに据えた明大八王子が3分11秒18で優勝。保土ケ谷(神奈川)が3分11秒73で2位、相洋が3分11秒93で3位だった。

3000m障害は終盤のギアチェンジが冴えた圓太喜(城西3東京)が8分55秒19で、28年ぶりに大会記録(8分58秒14)を更新。前回7位の雪辱を果たし、インターハイ行きを決めた。

三段跳は6回中5回で15m台をマークした白川泰地(幕張総合2千葉)が3回目の15m40(+2.1)で他を引き離し、県大会に続いて走幅跳との2冠に。円盤投は前回2位の出水澤佑也(藤沢清流3神奈川)が県大会でマークした自己記録を77cm更新する49m32でV。2位は48m86で福宮佳潤(東京3)だった。

学校対抗は男子が短距離4種目で片山瑛太(3年)の活躍が光った市船橋が73点で2連覇を果たした。女子はトラック種目を中心に90.5点を獲得した東海大相模が初優勝を飾った。前回まで5連覇中だった市船橋は67点で2位だった。

インターハイは7月30日から8月5日に滋賀・平和堂HATOスタジアム(彦根総合スポーツ公園陸上競技場)で行われる。近年の酷暑を考慮して、例年よりも2日間多い日程で全競技のナイター開催が発表されており、各地区大会上位6位までが出場する(※男女競歩は5位、女子棒高跳、女子三段跳、女子ハンマー投は4位まで、混成は3位+各地区4~6位の記録上位5名)。

文/小野哲史

◇インターハイ南関東地区大会(6月12~15日/水戸信用金庫スタジアム)4日目 滋賀インターハイ出場を懸けた南関東地区大会の4日目(最終日)が行われ、ハイレベルな争いとなった女子三段跳は、野澤和心(甲府南2山梨)が初優勝を飾った。1回目に12m56(±0.0)でトップに立つと、2回目以降は記録を伸ばせなかったが、「他の選手たちが12m50近く跳んできたので、そろそろ本気を出そう」と臨んだ5回目に大会記録(12m62)を塗り替える12m88(+1.5)をマーク。自己ベストを9cm更新する高校歴代7位、高2歴代2位の快記録となった。 「いつもより軽い感じでスピードを出して跳べました。今回の南関東大会はレベルが高くて、(インターハイの出場権獲得となる)4位以内に入れればいいと思っていたので、優勝できてうれしいです」と笑顔が弾けた。 中学までは短距離が専門だったが、顧問の先生たちから勧められ、高校から三段跳を始めた。野澤は「もともと跳ねるような走りなので、それが三段跳に合っていると思います」と語り、約1年半でメキメキと成長。昨年はU18大会で3位に入った。 「インターハイでは1本目からしっかり決められる精神面も大事にしていきたい。順位より13m台を跳べるようにがんばりたいです」。6位に入った走幅跳とともに、野澤は2種目で初のインターハイに挑む。 前回覇者の酒井珂璃那(八王子3東京)は、最終跳躍に追い風2.9mの参考記録ながら12m86をマークしながらも野澤に2cm届かず2位。2連覇を狙っていただけに「悔しいです。あまり気持ちが入り込めませんでした」と反省したが、昨季から数々の大舞台を踏んできた経験を生かし、インターハイでは前回の6位以上を見据えている。 ほかに女子では、3人が大会記録(13秒63)を更新した100mハードルが高水準だった。まず準決勝で嶋中心優(相洋2神奈川)が13秒54(+0.9)と8年ぶりとなる大会新。決勝でも嶋中がレースを支配し、高校歴代6位、高2歴代3位の13秒37(+1.0)までタイムを短縮して2年生Vを果たした。 「13秒4台を目指していましたが、まさか3台が出るなんて信じられません」と驚きを隠せなかった嶋中。13秒54で2位の廣田ひかり(東京3)、13秒59で3位の横山柚希(市柏2千葉)も従来の大会記録を上回った。 4×400mリレーは市船橋(千葉)と東海大相模(神奈川)が最後まで手に汗握る大接戦を演じ、3分42秒21の同タイムで2校同時優勝となった。 神奈川県大会で5559点の高校新記録を樹立した岡田紗和(法政二2)と昨年のインターハイ覇者・江口美玲(東海大相模3)の直接対決に注目が集まった七種競技は、岡田がコンディション不良で欠場。江口も故障を抱えていたが、4946点で貫禄の2連覇を遂げた。 3000mは1500m覇者のアカイ・メアリー(白鵬女3神奈川)が9分07秒19で2連覇&2年連続2冠を達成し、9分23秒87で2位に入った櫛渕光愛(2年)と1500mに続いての白鵬女勢ワン・ツーを果たした。 砲丸投は前回2位の田中実生(東京学館船橋2千葉)が5回目に自己ベストの13m45をプット。13m12で2位を占めた圓成美(藤村女3東京)を振り切って初の栄冠を手にした。 男子は110mハードルで東京勢が上位4位までを占め、昨年のインターハイ2位の冨永笙ノ介(明星学園3東京)が追い風参考ながら13秒85(+2.8)の好記録で、2位の淺内湧一朗(日大豊山2東京)に0.01秒差で競り勝った。 4×400mリレーも上位3校が3分11秒台と熱戦を繰り広げ、400mを制した砂川響介をアンカーに据えた明大八王子が3分11秒18で優勝。保土ケ谷(神奈川)が3分11秒73で2位、相洋が3分11秒93で3位だった。 3000m障害は終盤のギアチェンジが冴えた圓太喜(城西3東京)が8分55秒19で、28年ぶりに大会記録(8分58秒14)を更新。前回7位の雪辱を果たし、インターハイ行きを決めた。 三段跳は6回中5回で15m台をマークした白川泰地(幕張総合2千葉)が3回目の15m40(+2.1)で他を引き離し、県大会に続いて走幅跳との2冠に。円盤投は前回2位の出水澤佑也(藤沢清流3神奈川)が県大会でマークした自己記録を77cm更新する49m32でV。2位は48m86で福宮佳潤(東京3)だった。 学校対抗は男子が短距離4種目で片山瑛太(3年)の活躍が光った市船橋が73点で2連覇を果たした。女子はトラック種目を中心に90.5点を獲得した東海大相模が初優勝を飾った。前回まで5連覇中だった市船橋は67点で2位だった。 インターハイは7月30日から8月5日に滋賀・平和堂HATOスタジアム(彦根総合スポーツ公園陸上競技場)で行われる。近年の酷暑を考慮して、例年よりも2日間多い日程で全競技のナイター開催が発表されており、各地区大会上位6位までが出場する(※男女競歩は5位、女子棒高跳、女子三段跳、女子ハンマー投は4位まで、混成は3位+各地区4~6位の記録上位5名)。 文/小野哲史

インターハイ南関東大会の優勝者一覧をチェック!

●男子 100m 中山稜大(昭和学院秀英2千葉) 10秒67(-2.5) 200m 塚本蘭天生(保土ケ谷3神奈川) 20秒74(+0.9)=大会新 400m 砂川響介(明大八王子3東京) 47秒45 800m 清川修一朗(駒大3東京) 1分52秒03 1500m 古屋颯太(市船橋3千葉) 3分49秒71 5000m 朝倉悠羽(山梨学院2山梨) 14分21秒12 110mH 冨永笙ノ介(明星学園3東京) 13秒85(+2.8) 400mH 藤原啓寬(駒場東邦3東京) 52秒09 3000m障害 圓太喜(城西3東京) 8分55秒19=大会新 5000m競歩 堀千秋(富士3東京) 21分05秒80 4×100mR 市船橋(千葉) 39秒92=大会新 4×400mR 明大八王子(東京) 3分11秒18 棒高跳 畠山優翔(木更津総合3千葉) 4m60 走高跳 清水怜修(明星学園3東京) 2m03 走幅跳 白川泰地(幕張総合2千葉) 7m19(-0.9) 三段跳 白川泰地(幕張総合2千葉) 15m40(+2.1) 砲丸投 原裕斗(八王子2東京) 16m44 円盤投 出水澤佑也(藤沢清流3神奈川) 49m32 ハンマー投 菊地彰光(東京3東京) 59m19 やり投 松本一颯(森村学園3神奈川) 66m14 八種競技 佐野遥(板橋3東京) 5538点 学校対抗総合 市船橋(千葉) 73点 ●女子 100m 横山柚希(市柏2千葉) 12秒00(-2.6) 200m バログン・ハル(市川3千葉) 23秒56(+0.3)=大会新 400m バログン・ハル(市川3千葉) 53秒51 800m 尾出七海(東海大相模1神奈川) 2分08秒46 1500m アカイ・メアリー(白鵬女3神奈川) 4分13秒42=大会新 3000m アカイ・メアリー(白鵬女3神奈川) 9分07秒19 100mH 嶋中心優(相洋2神奈川) 13秒37(+1.0)=大会新 400mH 船津美夕(相洋3神奈川) 60秒55 5000m競歩 藤田歩波(鶴嶺3神奈川) 24分26秒66 4×100mR 市柏(千葉) 45秒65 4×400mR 市船橋(千葉) 3分42秒21 走高跳 鴨田るな(東海大相模3神奈川) 1m73 棒高跳 坂田咲和(法政二3神奈川) 3m50 走幅跳 近藤花奏(八王子2東京) 5m97(+1.6) 三段跳 野澤和心(甲府南2山梨) 12m88(+1.5)=大会新 砲丸投 田中実生(東京学館船橋3千葉) 13m45 円盤投 圓成美(藤村女3東京) 40m24 ハンマー投 島川夕莉彩(小田原北3神奈川) 50m72=大会新 やり投 宇内柚歩(金井3神奈川) 45m43 七種競技 江口美玲(東海大相模3神奈川) 4946点 学校対抗総合 東海大相模(神奈川) 90.5点

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