2022.11.26
第42回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城)は11月27日、宮城県松島町文化観光交流館前スタート、仙台市陸上競技場(弘進ゴムアスリートパーク仙台)フィニッシュの6区間42.195kmで行われ、シード権を得ている前回大会上位8チームと、予選会(プリンセス駅伝in宗像・福津/10月23日)の上位16チームの計24チームが、駅伝女王の座を懸けて争う。
大会前日の11月26日に区間エントリーが行われ、各チームのオーダーが発表。1区、3区、5区を中心に日本を代表するトップランナーが顔をそろえた。
実業団駅伝デビューとなる豊田自動織機の田中希実は1区に登録。今夏のオレゴン世界選手権では800m、1500m、5000mの3種目に挑戦するなど幅広い距離で強さを示してきたが、アップダウンの多い7.6kmのコースでどんな走りを見せるか。
オレゴン世界選手権代表ではマラソン9位のダイハツ・松田瑞生、5000m出場のエディオン・萩谷楓が入り、2019年ドーハ世界選手権代表の資生堂・木村友香、マラソンで進境著しい積水化学・佐藤早也伽、前回区間賞のヤマダホールディングス・岡本春美、JP日本郵政グループのルーキー・和田有菜らを含め、ハイレベルの区間賞争いとなりそうだ。
3区には今年も各チームのエースたちがずらり。注目は10000mの日本記録(30分20秒44)を持つ積水化学・新谷仁美と、10000mで東京五輪7位に入賞したJP日本郵政グループ・廣中璃梨佳の区間賞争い。東京五輪代表組ではマラソンの資生堂・一山麻緒、天満屋・前田穂南、10000mのワコール・安藤友香も入り、9月のベルリン・マラソンで好タイムを出したダイハツ・加世田梨花らも絡んでハイレベルのレースが繰り広げられるだろう。
5区はオレゴン世界選手権10000m代表の資生堂・五島莉乃、東京五輪マラソン代表・鈴木亜由子、10月のロンドン・マラソンで日本歴代8位の2時間21分42秒を出したエディオン・細田あいが区間賞争いの有力候補。ケガなどでブランクのあった17年、19年世界選手権代表の積水化学・鍋島莉奈、15年北京世界選手権マラソン13位のダイハツ・前田彩里らがどんな走りを見せるか。
このほか、東京五輪、オレゴン世界選手権1500m代表の積水化学・卜部蘭は2区、19年ドーハ世界選手権マラソン7位の天満屋・谷本観月は4区、16年リオ五輪10000m代表の資生堂・高島由香はアンカーに入った。
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