HOME 高校

2022.11.04

城西アンカー決戦制し悲願の都大路 女子は順天が大会新で2年連続の全国/東京都高校駅伝
城西アンカー決戦制し悲願の都大路 女子は順天が大会新で2年連続の全国/東京都高校駅伝

東京都高校駅伝が11月3日、荒川緊急用河川敷道路コースで行われ、男子(7区間42.195km)は城西が2時間07分52秒で初優勝し、悲願の全国大会出場権を獲得。女子(5区間21.0975km)は順天は大会新の1時間9分50秒で2連覇した。

城西は最後まで勝負強く戦い、都大路出場を決めた。前半は前回優勝の國學院久我山が主導権を握り、1区の鈴木耕太郎(3年)、3区の星野泰地(3年)が区間賞。一方の城西は1区で國學院久我山から34秒差の5位発進。2区の越前谷洋武(1年)が区間賞で追い上げたが、3区で再び差が開き、3区終了時で國學院久我山とは1分11秒差まで開いた。

広告の下にコンテンツが続きます

しかし、4区(8.0875km)の岡村享一(2年)が24分26秒の区間新記録で一気に3秒差まで縮めると、5区の大室杏夢(3年)が区間賞で逆転に成功。6区で國學院久我山に首位を奪い返されたものの、4秒差でタスキを受けた最終7区(5km)の鈴木愛音(2年)が14分44秒の区間新で再逆転した。國學院久我山は35秒差で2位だった。

順天は3000mの都高校記録(9分05秒46)保持者で、インターハイ12位の小川陽香(3年)が1区(6km)を19分21秒の区間新記録。2区以降の4区間も区間トップで、アンカーの鈴木美海(2年)がフィニッシュテープを切った。前回同校が打ち立てた大会記録を2秒更新し、2年連続18回目の全国大会出場を決めた。

全国大会は12月25日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。

東京都高校駅伝が11月3日、荒川緊急用河川敷道路コースで行われ、男子(7区間42.195km)は城西が2時間07分52秒で初優勝し、悲願の全国大会出場権を獲得。女子(5区間21.0975km)は順天は大会新の1時間9分50秒で2連覇した。 城西は最後まで勝負強く戦い、都大路出場を決めた。前半は前回優勝の國學院久我山が主導権を握り、1区の鈴木耕太郎(3年)、3区の星野泰地(3年)が区間賞。一方の城西は1区で國學院久我山から34秒差の5位発進。2区の越前谷洋武(1年)が区間賞で追い上げたが、3区で再び差が開き、3区終了時で國學院久我山とは1分11秒差まで開いた。 しかし、4区(8.0875km)の岡村享一(2年)が24分26秒の区間新記録で一気に3秒差まで縮めると、5区の大室杏夢(3年)が区間賞で逆転に成功。6区で國學院久我山に首位を奪い返されたものの、4秒差でタスキを受けた最終7区(5km)の鈴木愛音(2年)が14分44秒の区間新で再逆転した。國學院久我山は35秒差で2位だった。 順天は3000mの都高校記録(9分05秒46)保持者で、インターハイ12位の小川陽香(3年)が1区(6km)を19分21秒の区間新記録。2区以降の4区間も区間トップで、アンカーの鈴木美海(2年)がフィニッシュテープを切った。前回同校が打ち立てた大会記録を2秒更新し、2年連続18回目の全国大会出場を決めた。 全国大会は12月25日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.05.03

パリ五輪へ!日本選手権10000m、今日静岡で号砲 男子は塩尻、太田、相澤の三つ巴か

◇第108回日本選手権10000m(5月3日/小笠山総合運動公園静岡スタジアム) パリ五輪代表選考会となる第108回日本選手権10000mが5月3日に静岡・エコパで行われる。日本GPシリーズの静岡国際の後に開催となるのは […]

NEWS 関西インカレに五輪代表・柳井綾音が10000m競歩にエントリー! 藏重みうは100m、200mの2種目登録 男子走高跳・山中駿、女子400mH山本亜美も出場

2024.05.02

関西インカレに五輪代表・柳井綾音が10000m競歩にエントリー! 藏重みうは100m、200mの2種目登録 男子走高跳・山中駿、女子400mH山本亜美も出場

関西学連は5月2日、第101回関西インカレ(T&Fの部/5月22日~25日)のエントリーを発表した。 今年の日本選手権女子20km競歩で3位に入り、パリ五輪の男女混合競歩リレーの代表にも選出された柳井綾音(立命 […]

NEWS 栗原啓吾が富士山の銘水に加入 「新たな環境で陸上を続けられる感謝を忘れず」 3月にSUBARUを退社

2024.05.02

栗原啓吾が富士山の銘水に加入 「新たな環境で陸上を続けられる感謝を忘れず」 3月にSUBARUを退社

富士山の銘水は、5月1日付で栗原啓吾が入社したことを発表した。 栗原は群馬県出身。東農大二高時代に3年連続で全国高校駅伝の4区を走るなど活躍し、中央学大では1、2、4年時に箱根駅伝に出場。2年時には1区でトップと13秒差 […]

NEWS 単独インタビュー「私は田中希実ですと自信を持って言えるようになった」プロ1年目の総括と思い描くパリでのレース

2024.05.02

単独インタビュー「私は田中希実ですと自信を持って言えるようになった」プロ1年目の総括と思い描くパリでのレース

昨年4月、田中希実は実業団チームを離れて「New Balance」所属の“プロランナー”としてのキャリアをスタートさせた。 プロとして駆け抜けた1年。ブダペスト世界選手権では5000m8位入賞し、ダイヤモンドリーグ(DL […]

NEWS 塩尻和也、太田智樹、相澤晃がパリ五輪に近づくか!?田澤が欠場、次の勢力は!?/日本選手権10000m

2024.05.02

塩尻和也、太田智樹、相澤晃がパリ五輪に近づくか!?田澤が欠場、次の勢力は!?/日本選手権10000m

パリ五輪代表選考会となる第108回日本選手権10000mが5月3日に静岡・小笠山総合運動公園静岡スタジアムで行われる。男子の有力選手を見ていこう。 【女子のみどころ】3連覇中の本命・廣中が不在 小海遥、五島莉乃、高島由香 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年5月号 (4月12日発売)

2024年5月号 (4月12日発売)

パリ五輪イヤー開幕!

page top