2022.10.10
全国高校駅伝都道府県予選のトップを切って、北海道高校駅伝が10月9日、網走市の網走スポーツ・トレーニングフィールド特設駅伝で行われ、男子(7区間42.195km)は札幌山の手が2時間6分44秒、女子(21.0975km)は旭川龍谷が1時間10分22秒でそれぞれ優勝し、全国大会出場を手にした。
札幌山の手は1区の大橋正昊(3年)が区間賞を獲得し、好発進。4区終了時点で2位に浮上した北海道栄に5秒差まで迫られたが、5区を務めた大橋の弟・史空(1年)が区間トップでリードを27秒に拡大した。終盤は東海大札幌に追い上げられたが、先頭をしっかり守って、4年連続14回目の全国出場を決めた。2位は35秒差の2時間7分19秒で東海大札幌。3位は2時間7分35秒で北海道栄が入った。
旭川龍谷は中野芽衣(2年)が区間賞で飛び出すと、2区以降も後続とのリードを拡大。終わってみれば、全区間で区間賞を獲得する圧巻のレースを見せて、11年連続11回目の都大路出場権を手にした。2位は1時間16分11秒で札幌創成、3位は1時間16分27秒で北海道栄だった。
全国大会は12月25日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。
毎年年末に行われる全国高校駅伝は全国47都道府県大会の優勝校がタスキをつなぐ。男子は7区間42.195km(1区10km、2区3km、3区8.1075km、4区8.0875km、5区3km、6区5km、7区5km)、女子は5区間21.0975km(1区6km、2区4.0975km、3区3km、4区3km、5区5km)で争われ、大半の都道府県予選も同じ区間・距離で行われる。
男女それぞれ5回ごとに記念大会となり、通常の47都道府県代表に加え、11の地区ブロック代表も出場する。今年の全国大会は男子が73回、女子は34回を数え、都道府県代表が競う通常の形式で行われる。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.11.16
2025.11.10
日本テレビ菅谷大介アナウンサーが死去 53歳 箱根駅伝のスタート、フィニッシュ実況も担当
-
2025.11.10
-
2025.11.14
-
2025.11.13
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.10.18
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.16
佐久長聖2時間4分57秒で27連覇 長野東1時間8分10秒でV17 地区代表は2年連続で長野日大&新潟一/北信越高校駅伝
北信越高校駅伝が11月16日、新潟市のデンカビッグスワンスタジアムを発着とする駅伝周回コースで行われ、男子(7区間42.195Km)は佐久長聖(長野)が2時間4分57秒で27連覇を決めた。女子(5区間21.0975Km) […]
2025.11.16
高知男女V 高知農は県高校最高記録 山田が中盤独走 地区代表は宇和11年ぶり、女子の新居浜東は初の全国/四国高校駅伝
全国高校駅伝の地区代表を懸けた四国高校駅伝は11月16日、徳島県鳴門市の鳴門・大塚スポーツパーク周辺長距離走路で行われ、男女ともに高知勢が2連覇した。男子(7区間42.195km)は高知農が2時間6分22秒と、県大会でマ […]
2025.11.16
学法石川高コンビ快走 増子陽太5000m高校歴代3位の13分27秒26 栗村凌が歴代8位13分34秒38/日体大長距離競技会
第324回日本体育大学長距離競技会兼第18回NITTAIDAI Challenge Games(NCG)が11月16日、神奈川県横浜市の同大学で行われ、NCG男子5000mで増子陽太(学法石川高3福島)が高校歴代3位、U […]
2025.11.16
橋岡優輝が家族での初教室「楽しみながら陸上に触れて」
男子走幅跳日本代表の橋岡優輝(富士通)の陸上教室「HASHIOKA RUNNING ACADEMY FOR KIDS」が11月16日に都内で開かれた。 小学生を対象に、「一番身近で強力な助っ人」(橋岡)として、男子棒高跳 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025