◇日本インカレ(京都・たけびしスタジアム京都:西京極)3日目
学生ナンバーワンを決める第91回日本インカレの3日目が行われ、男子400mハードルは田中天智龍(早大)が初優勝を果たした。
夏以降、絶好調の男がついに日本一に立った。前半から豊田兼(慶大)が一気に飛ばすなか、オレゴン世界選手権代表の黒川和樹(法大)は途中でペースダウン。直線になっても豊田が攻めるところ、「捕まえられると思った」というのが田中。「自分の持ち味」という最後の直線で強さを見せフィニッシュ手前で一気に抜き去った。
「49秒5くらいを目標にしていました。先輩に続いて勝ててうれしいです」。目標を上回る49秒20。昨年の山内大夢(現・東邦銀行)に続いて早大伝統のヨンパーで日本一に輝いた。
前回は6位入賞。だが、前半シーズンは「右ハムストリングスや左ふくらはぎの肉離れで、チームに貢献できませんでした」。その後は「もう一度身体を作り直して、上半身を強化して腕振りが安定したり、接地でバランスを崩しても腕でもってこられるようになった」と言う。
夏以降は絶好調。8月には49秒71、49秒45を自己ベストを連発。日本インカレ予選でも49秒47をマークしてトップで決勝に進んでいた。
鹿児島南高時代には2年生でインターハイ準決勝に進むなどしたが、3年時は予選敗退。早大3年目での飛躍にも「まだまだ最大スピードが足りない」と課題に挙げる。
まだ3年生。来年はブダペスト世界選手権を目指しつつ、最後のインカレで見たい景色がある。「昨年のように、男女の決勝に6枚出したい。そうなれるように引っ張っていきたいです」。前回、山内を筆頭に男女3人ずつファイナルに進んだ光景を、最終学年で再現するつもりだ。
◇日本インカレ(京都・たけびしスタジアム京都:西京極)3日目
学生ナンバーワンを決める第91回日本インカレの3日目が行われ、男子400mハードルは田中天智龍(早大)が初優勝を果たした。
夏以降、絶好調の男がついに日本一に立った。前半から豊田兼(慶大)が一気に飛ばすなか、オレゴン世界選手権代表の黒川和樹(法大)は途中でペースダウン。直線になっても豊田が攻めるところ、「捕まえられると思った」というのが田中。「自分の持ち味」という最後の直線で強さを見せフィニッシュ手前で一気に抜き去った。
「49秒5くらいを目標にしていました。先輩に続いて勝ててうれしいです」。目標を上回る49秒20。昨年の山内大夢(現・東邦銀行)に続いて早大伝統のヨンパーで日本一に輝いた。
前回は6位入賞。だが、前半シーズンは「右ハムストリングスや左ふくらはぎの肉離れで、チームに貢献できませんでした」。その後は「もう一度身体を作り直して、上半身を強化して腕振りが安定したり、接地でバランスを崩しても腕でもってこられるようになった」と言う。
夏以降は絶好調。8月には49秒71、49秒45を自己ベストを連発。日本インカレ予選でも49秒47をマークしてトップで決勝に進んでいた。
鹿児島南高時代には2年生でインターハイ準決勝に進むなどしたが、3年時は予選敗退。早大3年目での飛躍にも「まだまだ最大スピードが足りない」と課題に挙げる。
まだ3年生。来年はブダペスト世界選手権を目指しつつ、最後のインカレで見たい景色がある。「昨年のように、男女の決勝に6枚出したい。そうなれるように引っ張っていきたいです」。前回、山内を筆頭に男女3人ずつファイナルに進んだ光景を、最終学年で再現するつもりだ。 RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.22
チェプテゲイが世界陸上マラソン金のシンブに勝利/コルカタ25km
2025.12.22
東京世界陸上十種競技金メダルのノイゲバウアーが年間最優秀選手に選出
-
2025.12.21
-
2025.12.21
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
2025.12.21
【大会結果】第76回全国高校駅伝・男子(2025年12月21日)
-
2025.12.21
-
2025.12.21
-
2025.12.20
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.22
チェプテゲイが世界陸上マラソン金のシンブに勝利/コルカタ25km
12月21日、世界陸連(WA)ロードレース・ゴールドラベルの「コルカタ25K」がインド・コルカタで開催され、男子25kmはパリ五輪10000m金メダルのJ.チェプテゲイ(ウガンダ)が1時間11分49秒で優勝を飾った。 レ […]
2025.12.22
東京世界陸上十種競技金メダルのノイゲバウアーが年間最優秀選手に選出
ドイツの優れたスポーツ選手を表彰する「Sportler des Jahres」が12月21日に行われ、9月の東京世界選手権男子十種競技で金メダルを獲得したL.ノイゲバウアー(ドイツ)が男子の年間最優秀選手に選ばれた。 ノ […]
2025.12.22
学法石川が高校最高記録 長野東史上4校目の連覇 区間新は3つ 雨中でも高速レース/全国高校駅伝
◇全国高校駅伝(12月21日/京都・たけびしスタジアム京都発着 男子7区間42.195km、女子5区間21.0975km) 全国高校駅伝が行われ、第76回大会の男子は学法石川(福島)が高校最高記録、大会新記録となる2時間 […]
2025.12.22
長野東またも圧巻レース 経験者残しつつオーダー変更「今年のチームで優勝しよう」で2連覇/全国高校駅伝・女子
◇全国高校駅伝・女子(12月21日/京都・京都市たけびしスタジアム京都発着:5区間21.0975km) 全国高校駅伝の女子が行われ、長野東が大会歴代・高校歴代2位となる1時間6分30秒で2年連続3度目の優勝を果たした。 […]
Latest Issue
最新号
2026年1月号 (12月12日発売)
箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳
