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2022.08.12

創価大学駅伝部に〝日本一〟の新寮が完成 こだわりが詰まった「プロ仕様」の環境
創価大学駅伝部に〝日本一〟の新寮が完成 こだわりが詰まった「プロ仕様」の環境

すばらしい設備が整った新しい寮の完成を励みに、さらなる飛躍を目指す創価大学駅伝部の部員たち

学生三大駅伝で「強さ」を証明する―

激動の学生駅伝で近年、急上昇しているのが創価大学だ。瀬上雄然監督(現・総監督)が2015年にチームを初めて箱根駅伝に導くと、2度目の出場となる2017年大会で12位と大健闘。さらに、2019年2月に榎木和貴監督が就任し、チームは加速した。2020年大会で9位に入り、初めてシード権を獲得。昨年の箱根駅伝では初の往路優勝を飾り、総合でも2位を占めた。今年の箱根駅伝も7位と、3年連続でシード権を確保している。6月には〝日本一〟とも言える施設を誇る新寮が完成。勢いに乗る創価大が学生駅伝で〝主役の座〟をつかもうとしている。 文/酒井政人、撮影/樋口俊秀、瀬上滉夢、ビッグネットワーク

初となるユニバ代表と全日本出場

赤青のストライプが強烈なインパクトを残したのは2021年の箱根駅伝だった。創価大は4区の嶋津雄大で首位を奪うと、その後143㎞以上もトップを独走。過去3回しか出場していないチームが初めて往路を制し、総合でも2位に躍進したのだ。

榎木和貴監督が就任して4年目を迎えた今季も創価大は〝新時代〟を築こうとしている。まずは4月15日の日本学生個人選手権10000mで葛西潤と嶋津の最上級生コンビが快走した。終始レースを支配してのワン・ツー。大学初となるワールドユニバーシティゲームズ(旧・ユニバーシアード)代表に内定した。

「今年度のチームスローガンは『創姿顕心 ―強さの証明―』なので、なるべく先頭を引っ張って、最後は1位、2位でゴールしたいね、という話をしていました。個人的には強さを証明できたかなと思います」(葛西)

6月30日~7月5日に開催予定だったユニバ成都大会(中国)はコロナ禍で来年に延期となり、2人の日本代表は幻になってしまった。それでも榎木監督が就任時に描いていた「日本代表選手を育てる」という大きな目標に〝到達〟したことになる。

「2人がユニバ代表を決めた時は、もう一つ上のレベルに成長できたと思いました」と榎木監督。葛西と嶋津以外にも新家裕太郎が5000mで13分52秒15の自己ベストをマークするなど春シーズンは4年生がチームを引っ張った。

4月中旬の日本学生個人選手権の10000mで1位、2位を占めてワールドユニバーシティゲームズ(中国・成都)の日本代表に内定した葛西潤(右)と嶋津雄大。5月に大会の延期が発表された

そして、6月19日の全日本大学駅伝関東学連推薦校選考会(10000m)でも創価大は強さを証明した。葛西が故障の影響で欠場した代わりに、温存する予定だった嶋津が最終組で12着(29分06秒39)にまとめ、チームを初の伊勢路に導いた。

「葛西、嶋津のどちらかがいなくてもトップ通過を目標にやってきましたので、3位という結果はもう一歩。手応えもありましたが、課題も残ったと思います」と榎木監督。それでも葛西以外に新家、緒方貴典、濱野将基、松田爽汰という学生駅伝経験者の4年生を外しながらの選考会通過はチームに大きな自信をもたらしたことだろう。石丸惇那、野沢悠真のルーキー2人が活躍するなど新戦力も台頭。選手層が厚くなり、総合力はかなり高くなった印象だ。


チームを支える4年生の主力選手たち。学生最後の年にどんな活躍を見せるか。後列が主将の緒方、前列左から寮長の市原利希也、副将の本田晃士郎、葛西

昨年はまさかの14位に終わるなど、一度もクリアできなかった鬼門を突破した創価大。伊勢路初出場という〝新たなパスポート〟を持ってチームは6月25日に新寮へ引っ越した。

6月に「プロ仕様」の新寮が完成


八王子市谷野街道沿いに偉容を誇る新白馬寮

創価大は2020年の箱根駅伝で9位に入り、初めてシード権を獲得。榎木監督就任1年目の快挙だったこともあり、「陸上競技部駅伝部」への関心は高まった。OBを含めた関係者の支援もあり、大学からの提案で駅伝チーム専用の新寮が建設されることになった。

瀬上総監督と榎木監督は月に1~2回ペースで、設計・施工にあたった旭化成ホームズ株式会社とのミーティングに参加。電気・給排水設備、映像通信設備は株式会社ライクス、空調設備は日立空調ソリューションズ株式会社、昇降機設備は株式会社日立ビルシステムが担い、駅伝部専用の新寮(白馬寮)にはさまざまな要望が反映されて建設された。


新寮の設計・施工ミーティングには榎木和貴監督(左)や瀬上雄然総監督も毎回参加していたが、「我々の要望を120%以上叶えてくれるものになりました」と口を揃えた


2階のウッドデッキテラスから見える寮の中庭には人工芝か敷き詰められ、くつろいだり、トレーニングをすることができる設計となっている


中庭の鉄棒で補強トレーニングをする部員たち

「動線をスムーズにすることに一番気を使いました」と榎木監督。雨で濡れた状態で帰ってきても、裏口から入ればすぐに靴乾燥室があり、続いて浴室もある。さらに、瀬上総監督の要望で炭酸泉装置も導入。通常のお風呂、水風呂、炭酸風呂という3つの浴槽が完備されている。

「炭酸風呂は気持ちいいですし、水風呂の温度も調節もできるので、すごくリフレッシュできます」と主将の緒方が話すなど、選手たちの身体をケアするのに大きく役立っているようだ。


浴室には「炭酸泉」を導入
浴室には疲労回復効果のある「炭酸泉」(左)も導入。右側が通常のお風呂で、左側(写真外)にはアイシングができる水風呂もある


広々とした浴室は20人程度が同時に入ることも可能だ

約734坪の敷地面積に完成した白馬寮は地上3階建で延床面積は約601坪。1階には食堂、厨房、多目的室、マネージャー室、スタッフルーム、会議室、管理者室、バス・トイレ付きのゲストルームなどがある。瀬上総監督は管理者室に住み込むかたちで選手たちへの指導も行なっている。

2、3階には26の寮室(2人部屋)を「コ」の字のように配置。2階の中心部分には広々としたテラスもある。3階には2段ベッドが4台設置された合宿室があり、そのバルコニーもかなり広い。また、新型コロナウイルスなどの感染者が出た場合に隔離部屋として使用できるバス・トイレ付きの個室も2つ設けている。


部員たちは10畳間の2人部屋で生活 使い心地を考え抜かれたクローゼットが一体化したロフトベッドとデスクが配置されている

「1人部屋がいいのでは、というご提案をいただいたんですけど、周りと関わりを持たなくなってしまう懸念もあったので、あえて2人部屋にしました。両側にロフトベッドを置き、真ん中の共有部分を広くして、選手間のコミュニケーションを取りやすくしています」(榎木監督)


寮内にはウイルス感染した選手を隔離できるバス、トイレ付きの部屋もあり、4台の2段ベッドを設置した合宿室(写真)は練習体験に訪れた高校生の宿泊ルームになる
部屋分けは選手たちが考えて決めたという。8つある縦割り班の中で2人組を作り、部屋の場所はクジで決定した。


食堂は開放的な空間でゆったりと使用できる

1階で最も目を引くのが食堂だろう。窓際にはカウンターテーブルがあり、カフェのような雰囲気もある。大型モニターが2台設置されており、オンラインでのミーティングも可能だ。日々の食事は給食委託会社の株式会社LEOCと以前から契約しており、朝と夜に栄養バランスの取れた食事が提供されていた。寮が新しくなったことで厨房は対面キッチンになり、「低温調理」や「無水調理」ができる器具も取り入れた。栄養バランスはもちろん、おいしさにもこだわっている。


食堂はミーティングルームも兼ねており、2台の大型テレビをモニターにして勉強会やオンライン研修を受けることも可能だ


食堂の窓側はカフェのようなスペースになっている

「低温調理だと食材がみずみずしさを保ったまま柔らかく仕上がるんです。先日はポークステーキを出してもらったら、箸で切れるくらいやわらかかったですね。無水調理は食材の栄養素や旨味が流れ出るのを防ぐので、おいしいだけでなく、栄養面でもいいんです」(榎木監督)


朝晩の食事は給食委託会社「LEOC」の専属調理師が、管理栄養士の立てたメニューを〝よりおいしく〟提供

朝食には週に1度焼き立てパンも提供されており、選手にも大好評だ。また、キッチンはオール電化のため、火災のリスクも抑えられる。


栄養満点の食事は「味も抜群です」と主将の緒方貴典は話す

食生活だけでなく、住環境の設備も徹底している。各部屋に除菌や脱臭を行うナノイー発生機がついているだけでなく、壁全体に金属をナノレベルで水の中に分散させたファイテン株式会社のアクアメタルを吹き付けており、リラックス効果の高い住居になっているのだ。同社によると、アクアメタルはトップアスリートの寝室や高級ホテルの一室で利用されているが、これだけ広い建物全体をコーティングするのは初めてだという。「旧寮に比べて快適になり、睡眠の質も良くなったような気がします」と副主将の本田晃士郎(4年)は違いを感じている。


全部屋の壁と天井にファイテン技術+抗ウイルスコーティング
ファイテンが開発した抗ウイルスコーティングをすべての部屋の壁や天井に施し、抗菌・抗ウイルス対策を徹底。同社によると、建物全体をコーティングしたのは初めての試み

さらに、建物の水道管にファイテンのウォーターシステム(浄水器)を設置し、より安全な水を提供している。食事だけでなく、練習の給水時にも活用しており、選手たちの身体を内面からサポート。お風呂や洗面所、洗濯に使用するすべての水がそのウォーターシステムを経て供給されている徹底ぶりだ。


飲料水・生活水は浄水器でろ過
水道局の許可を経て水道管にファイテンの浄水器を直結。お風呂のお湯も含めて、建物すべての水道は清浄された水が供給されている

最先端のトレーニング機器


こだわり抜いた究極の多目的ルーム
榎木監督が「もっともこだわった」と話す多目的ルームは、まさにプロ仕様の充実したトレーニング機器がずらり。トレッドミルやバイクはテクノジム(イタリア製)の機器を採用

白馬寮には大規模な多目的ルームが設置されている。人工芝が敷き詰められている室内にはセノー株式会社のトレーニング機器を導入。これまでは自重を使った筋力トレーニングが中心だったが、マシーンやバーベルを使ったより本格的なメニューができるようになった。

さらに重力を利用したファンクショナルトレーニングも実施。「まだ十分に把握しきれていませんが、新しいトレーニング方法を知ることができたので、競技力向上につながっていくのかなと思っています」と寮長の市原利希也(4年)も好感触を得ている。


MLTsportsのプロデュースにより新たに導入されたテクノジムのマシーン(左)はGARMINでトレーニングデータ取得可能。同じく低圧低酸素ルーム(右)にはチームイメージをラッピングして選手の意識向上を狙う

特に使用頻度の高いトレッドミルやバイクは、昨年夏に東京で開催されたビッグゲームの選手村でも公式採用されていたテクノジムの機器を採用。「トレーニングのバリエーションは数十種類あり、短距離練習で行うようなパラシュートトレーニングなど多岐にわたります。インターネットにも接続されており、屋外コースを表示させると自動で傾斜が変わるんです。将来的には東京マラソンや箱根駅伝のコースをリアルに再現してトレーニングする予定です」(榎木監督)

上記のほかにも、主に疲労回復で使用する「高気圧酸素ルーム」と、高地トレーニングを目的とした「低圧低酸素ルーム」を設置。低圧低酸素ルーム内にはテクノジムの自走式トレッドミル「SKILLMILL」とパワー測定やバーチャルトレーニングができるスマートバイクを導入した。


低圧低酸素ルームで〝本物〟の高地トレーニング
実業団の強豪チームなども使用している低圧低酸素ルームは最大標高 3000mの高地と同じ環境でトレーニングができる。横2.0m、高さ2.3m、奥行き4.8mという特注サイズで、中に自走式トレッドミル2台とスマートバイク2台を設置可能


低圧低酸素ルーム内のスマートバイク。アプリを使用して世界のユーザーと実走やレースも可能で、コースに合わせ自動で負荷が変化する

「通常のトレッドミルは回転したベルトに合わせていくだけなんですけど、自走式は通常のランニングと同じで、自分の脚で押し込まないとベルトが回っていきません。低圧低酸素ルームでは標高2500m、3000mのような環境に設定ができるので、高地トレーニングの効果が期待できます。反対に高気圧酸素ルームは高濃度の酸素を体内に取り込むことで疲労の超回復が可能です」(榎木監督)

すでに低圧低酸素ルームでのトレーニングを経験した葛西は、「めちゃくちゃきついので、今後はいろいろ追い込めると思います」と効果を実感しているようだった。

「こういうのがあるといいね、というものをすべて組み込んでいただけただけでなく、120%以上のものになっていました。正直、これだけの寮はどこを探してもないんじゃないでしょうか」と瀬上総監督が絶賛するほどの新寮が完成した。


トレーニングマシーンやバーベルはセノー製の最新機器を採用。トップアスリートが使用するトレーニングルームがここに再現されている


多目的ルームの隣には2つのトレーナールームもあり、手厚く選手をサポート

学生レベルでは間違いなく〝日本一〟と言えるプロフェッショナルな施設を武器に、創価大駅伝部は〝新時代〟を見つめている。

全日本は初出場初優勝に挑戦


練習拠点となる大学のグラウンド(上)はこの夏、トラックのサーフェスを張り替え。秋には奥アンツーカが施工したブルートラック(下、写真はイメージ)にリニューアル

この夏は第1次合宿を7月30日~8月8日に長野・菅平で実施。第2次合宿は8月18日~ 26日に新潟・妙高高原、第3次合宿は北海道・深川(9月1日~ 10日)と岐阜・御嶽(9月2日~9日)に分かれて行う予定だ。そして、三大駅伝は出雲と全日本が「3位以内」、箱根は「総合優勝」という目標を定めて取り組んでいる。


6月の菅平合宿での走り込み風景。着用しているミズノ製のウエアは今年度のチームのサブユニフォーム

「一番のターゲットは箱根駅伝の総合優勝です。その目標を達成するためにも出雲と全日本で結果を残さないといけません。今季はトラックでも戦える選手が出ているので、出雲と全日本ではそのスピードをどれだけ生かせるのか楽しみですね」(榎木監督)

まずは10月の出雲駅伝だ。初出場した昨年は1区の緒方が11位と出遅れたこともあり、7位という結果だった。同じく初出場した東京国際大が初優勝を飾ったことが刺激になっている。「出し惜しみせず、最初から攻めていきたい。前半型のオーダーを組んで逃げ切りたいと思っています」と榎木監督。前回3区区間賞のフィリップ・ムルワ(4年)、前回は欠場した葛西を前半区間に配置して主導権を握るオーダーが有力だ。

初出場となる全日本大学駅伝については、「初出場・初優勝に唯一チャレンジできるチームです。そこに選手たちが気づいて、どういうモチベーションで向かっていくのか。見守りながら、攻めのオーダーを考えていきたいです」と榎木監督は話している。

一方、主力である4年生も最後の駅伝シーズンに熱い想いを抱いている。主将の緒方は「全日本選考会は後輩の力を借りるかたちになりましたが、本戦では後輩に負けないように、4年生がしっかり力を出せるようにしていきたい。今年は1年生に勢いがあるので、それが上級生の刺激になっています」とチーム状況に大きな期待を感じている。個人の目標については、「三大駅伝にフル出場して、チームに貢献したいですね。箱根は3区で流れを加速できるような走りをして、その後はマラソンにも挑戦したいと思っています」と話す。



食事だけでは補えない栄養は日本新薬のスポーツサプリメント「WINZONE」の各製品で補給

副将の本田は就職活動の傍ら、5000m、10000m、ハーフで自己ベストを塗り替えたことに手応えを感じている。「夏合宿でしっかり土台を作って三大駅伝に向かっていきたい。箱根は10区か8区を走りたいですね」と希望区間を口にした。愛知県出身の市原は「地元開催の全日本大学駅伝に出場したい気持ちが強いです。そこでいい走りをして、箱根駅伝につなげていきたい。できれば優勝テープを切りたいです」と歓喜の瞬間を狙っている。

日本人エースの葛西は、日本学生個人選手権の後に足に違和感を覚え、フォームを見つめ直すなど、その後はじっくりと取り組んできた。7月からはチーム練習に参加しており、「秋以降は〝皆勤賞〟になるような準備しているので、無傷で走り切ります。素晴らしい寮を作っていただいたので、しっかり恩返ししたい。箱根は1区でリベンジしたい気持ちもありますが、三大駅伝は自分が一番力を発揮できる場所でがんばります」と力強かった。

箱根駅伝で総合優勝を目指すとなると、前回10時間43分42秒の大会新記録で突っ走った青学大と対峙することになる。前回は13分近い大差をつけられたが榎木監督はどのような戦略を描いているか。

「前回の箱根は取りこぼしがあっての7位でした。いい走りをした選手は同等以上の走りをして、区間ふたケタ順位に終わった区間を区間5位以内に持っていければかなり近づける。それでも3分ぐらいのビハインドがあると思うので、青学大に勝つためには何が必要なのか、出雲と全日本を戦う中で見つけていきたいですね。新寮の完成でトレーニング環境が充実しましたし、チーム一丸となって優勝を狙いたい」(榎木監督)

ムルワ、嶋津、葛西の3本柱を軸に、2021年の箱根駅伝で見せたような独走劇を再現し、創価大が令和の〝新王者〟を目指す。

※この記事は『月刊陸上競技』2022年9月号に掲載しています

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創価大学陸上競技部駅伝部

すばらしい設備が整った新しい寮の完成を励みに、さらなる飛躍を目指す創価大学駅伝部の部員たち 学生三大駅伝で「強さ」を証明する― 激動の学生駅伝で近年、急上昇しているのが創価大学だ。瀬上雄然監督(現・総監督)が2015年にチームを初めて箱根駅伝に導くと、2度目の出場となる2017年大会で12位と大健闘。さらに、2019年2月に榎木和貴監督が就任し、チームは加速した。2020年大会で9位に入り、初めてシード権を獲得。昨年の箱根駅伝では初の往路優勝を飾り、総合でも2位を占めた。今年の箱根駅伝も7位と、3年連続でシード権を確保している。6月には〝日本一〟とも言える施設を誇る新寮が完成。勢いに乗る創価大が学生駅伝で〝主役の座〟をつかもうとしている。 文/酒井政人、撮影/樋口俊秀、瀬上滉夢、ビッグネットワーク

初となるユニバ代表と全日本出場

赤青のストライプが強烈なインパクトを残したのは2021年の箱根駅伝だった。創価大は4区の嶋津雄大で首位を奪うと、その後143㎞以上もトップを独走。過去3回しか出場していないチームが初めて往路を制し、総合でも2位に躍進したのだ。 榎木和貴監督が就任して4年目を迎えた今季も創価大は〝新時代〟を築こうとしている。まずは4月15日の日本学生個人選手権10000mで葛西潤と嶋津の最上級生コンビが快走した。終始レースを支配してのワン・ツー。大学初となるワールドユニバーシティゲームズ(旧・ユニバーシアード)代表に内定した。 「今年度のチームスローガンは『創姿顕心 ―強さの証明―』なので、なるべく先頭を引っ張って、最後は1位、2位でゴールしたいね、という話をしていました。個人的には強さを証明できたかなと思います」(葛西) 6月30日~7月5日に開催予定だったユニバ成都大会(中国)はコロナ禍で来年に延期となり、2人の日本代表は幻になってしまった。それでも榎木監督が就任時に描いていた「日本代表選手を育てる」という大きな目標に〝到達〟したことになる。 「2人がユニバ代表を決めた時は、もう一つ上のレベルに成長できたと思いました」と榎木監督。葛西と嶋津以外にも新家裕太郎が5000mで13分52秒15の自己ベストをマークするなど春シーズンは4年生がチームを引っ張った。 4月中旬の日本学生個人選手権の10000mで1位、2位を占めてワールドユニバーシティゲームズ(中国・成都)の日本代表に内定した葛西潤(右)と嶋津雄大。5月に大会の延期が発表された そして、6月19日の全日本大学駅伝関東学連推薦校選考会(10000m)でも創価大は強さを証明した。葛西が故障の影響で欠場した代わりに、温存する予定だった嶋津が最終組で12着(29分06秒39)にまとめ、チームを初の伊勢路に導いた。 「葛西、嶋津のどちらかがいなくてもトップ通過を目標にやってきましたので、3位という結果はもう一歩。手応えもありましたが、課題も残ったと思います」と榎木監督。それでも葛西以外に新家、緒方貴典、濱野将基、松田爽汰という学生駅伝経験者の4年生を外しながらの選考会通過はチームに大きな自信をもたらしたことだろう。石丸惇那、野沢悠真のルーキー2人が活躍するなど新戦力も台頭。選手層が厚くなり、総合力はかなり高くなった印象だ。 チームを支える4年生の主力選手たち。学生最後の年にどんな活躍を見せるか。後列が主将の緒方、前列左から寮長の市原利希也、副将の本田晃士郎、葛西 昨年はまさかの14位に終わるなど、一度もクリアできなかった鬼門を突破した創価大。伊勢路初出場という〝新たなパスポート〟を持ってチームは6月25日に新寮へ引っ越した。

6月に「プロ仕様」の新寮が完成

八王子市谷野街道沿いに偉容を誇る新白馬寮 創価大は2020年の箱根駅伝で9位に入り、初めてシード権を獲得。榎木監督就任1年目の快挙だったこともあり、「陸上競技部駅伝部」への関心は高まった。OBを含めた関係者の支援もあり、大学からの提案で駅伝チーム専用の新寮が建設されることになった。 瀬上総監督と榎木監督は月に1~2回ペースで、設計・施工にあたった旭化成ホームズ株式会社とのミーティングに参加。電気・給排水設備、映像通信設備は株式会社ライクス、空調設備は日立空調ソリューションズ株式会社、昇降機設備は株式会社日立ビルシステムが担い、駅伝部専用の新寮(白馬寮)にはさまざまな要望が反映されて建設された。 新寮の設計・施工ミーティングには榎木和貴監督(左)や瀬上雄然総監督も毎回参加していたが、「我々の要望を120%以上叶えてくれるものになりました」と口を揃えた 2階のウッドデッキテラスから見える寮の中庭には人工芝か敷き詰められ、くつろいだり、トレーニングをすることができる設計となっている 中庭の鉄棒で補強トレーニングをする部員たち 「動線をスムーズにすることに一番気を使いました」と榎木監督。雨で濡れた状態で帰ってきても、裏口から入ればすぐに靴乾燥室があり、続いて浴室もある。さらに、瀬上総監督の要望で炭酸泉装置も導入。通常のお風呂、水風呂、炭酸風呂という3つの浴槽が完備されている。 「炭酸風呂は気持ちいいですし、水風呂の温度も調節もできるので、すごくリフレッシュできます」と主将の緒方が話すなど、選手たちの身体をケアするのに大きく役立っているようだ。 浴室には「炭酸泉」を導入 浴室には疲労回復効果のある「炭酸泉」(左)も導入。右側が通常のお風呂で、左側(写真外)にはアイシングができる水風呂もある 広々とした浴室は20人程度が同時に入ることも可能だ 約734坪の敷地面積に完成した白馬寮は地上3階建で延床面積は約601坪。1階には食堂、厨房、多目的室、マネージャー室、スタッフルーム、会議室、管理者室、バス・トイレ付きのゲストルームなどがある。瀬上総監督は管理者室に住み込むかたちで選手たちへの指導も行なっている。 2、3階には26の寮室(2人部屋)を「コ」の字のように配置。2階の中心部分には広々としたテラスもある。3階には2段ベッドが4台設置された合宿室があり、そのバルコニーもかなり広い。また、新型コロナウイルスなどの感染者が出た場合に隔離部屋として使用できるバス・トイレ付きの個室も2つ設けている。 部員たちは10畳間の2人部屋で生活 使い心地を考え抜かれたクローゼットが一体化したロフトベッドとデスクが配置されている 「1人部屋がいいのでは、というご提案をいただいたんですけど、周りと関わりを持たなくなってしまう懸念もあったので、あえて2人部屋にしました。両側にロフトベッドを置き、真ん中の共有部分を広くして、選手間のコミュニケーションを取りやすくしています」(榎木監督) 寮内にはウイルス感染した選手を隔離できるバス、トイレ付きの部屋もあり、4台の2段ベッドを設置した合宿室(写真)は練習体験に訪れた高校生の宿泊ルームになる 部屋分けは選手たちが考えて決めたという。8つある縦割り班の中で2人組を作り、部屋の場所はクジで決定した。 食堂は開放的な空間でゆったりと使用できる 1階で最も目を引くのが食堂だろう。窓際にはカウンターテーブルがあり、カフェのような雰囲気もある。大型モニターが2台設置されており、オンラインでのミーティングも可能だ。日々の食事は給食委託会社の株式会社LEOCと以前から契約しており、朝と夜に栄養バランスの取れた食事が提供されていた。寮が新しくなったことで厨房は対面キッチンになり、「低温調理」や「無水調理」ができる器具も取り入れた。栄養バランスはもちろん、おいしさにもこだわっている。 食堂はミーティングルームも兼ねており、2台の大型テレビをモニターにして勉強会やオンライン研修を受けることも可能だ 食堂の窓側はカフェのようなスペースになっている 「低温調理だと食材がみずみずしさを保ったまま柔らかく仕上がるんです。先日はポークステーキを出してもらったら、箸で切れるくらいやわらかかったですね。無水調理は食材の栄養素や旨味が流れ出るのを防ぐので、おいしいだけでなく、栄養面でもいいんです」(榎木監督) 朝晩の食事は給食委託会社「LEOC」の専属調理師が、管理栄養士の立てたメニューを〝よりおいしく〟提供 朝食には週に1度焼き立てパンも提供されており、選手にも大好評だ。また、キッチンはオール電化のため、火災のリスクも抑えられる。 栄養満点の食事は「味も抜群です」と主将の緒方貴典は話す 食生活だけでなく、住環境の設備も徹底している。各部屋に除菌や脱臭を行うナノイー発生機がついているだけでなく、壁全体に金属をナノレベルで水の中に分散させたファイテン株式会社のアクアメタルを吹き付けており、リラックス効果の高い住居になっているのだ。同社によると、アクアメタルはトップアスリートの寝室や高級ホテルの一室で利用されているが、これだけ広い建物全体をコーティングするのは初めてだという。「旧寮に比べて快適になり、睡眠の質も良くなったような気がします」と副主将の本田晃士郎(4年)は違いを感じている。 全部屋の壁と天井にファイテン技術+抗ウイルスコーティング ファイテンが開発した抗ウイルスコーティングをすべての部屋の壁や天井に施し、抗菌・抗ウイルス対策を徹底。同社によると、建物全体をコーティングしたのは初めての試み さらに、建物の水道管にファイテンのウォーターシステム(浄水器)を設置し、より安全な水を提供している。食事だけでなく、練習の給水時にも活用しており、選手たちの身体を内面からサポート。お風呂や洗面所、洗濯に使用するすべての水がそのウォーターシステムを経て供給されている徹底ぶりだ。 飲料水・生活水は浄水器でろ過 水道局の許可を経て水道管にファイテンの浄水器を直結。お風呂のお湯も含めて、建物すべての水道は清浄された水が供給されている

最先端のトレーニング機器

こだわり抜いた究極の多目的ルーム 榎木監督が「もっともこだわった」と話す多目的ルームは、まさにプロ仕様の充実したトレーニング機器がずらり。トレッドミルやバイクはテクノジム(イタリア製)の機器を採用 白馬寮には大規模な多目的ルームが設置されている。人工芝が敷き詰められている室内にはセノー株式会社のトレーニング機器を導入。これまでは自重を使った筋力トレーニングが中心だったが、マシーンやバーベルを使ったより本格的なメニューができるようになった。 さらに重力を利用したファンクショナルトレーニングも実施。「まだ十分に把握しきれていませんが、新しいトレーニング方法を知ることができたので、競技力向上につながっていくのかなと思っています」と寮長の市原利希也(4年)も好感触を得ている。 MLTsportsのプロデュースにより新たに導入されたテクノジムのマシーン(左)はGARMINでトレーニングデータ取得可能。同じく低圧低酸素ルーム(右)にはチームイメージをラッピングして選手の意識向上を狙う 特に使用頻度の高いトレッドミルやバイクは、昨年夏に東京で開催されたビッグゲームの選手村でも公式採用されていたテクノジムの機器を採用。「トレーニングのバリエーションは数十種類あり、短距離練習で行うようなパラシュートトレーニングなど多岐にわたります。インターネットにも接続されており、屋外コースを表示させると自動で傾斜が変わるんです。将来的には東京マラソンや箱根駅伝のコースをリアルに再現してトレーニングする予定です」(榎木監督) 上記のほかにも、主に疲労回復で使用する「高気圧酸素ルーム」と、高地トレーニングを目的とした「低圧低酸素ルーム」を設置。低圧低酸素ルーム内にはテクノジムの自走式トレッドミル「SKILLMILL」とパワー測定やバーチャルトレーニングができるスマートバイクを導入した。 低圧低酸素ルームで〝本物〟の高地トレーニング 実業団の強豪チームなども使用している低圧低酸素ルームは最大標高 3000mの高地と同じ環境でトレーニングができる。横2.0m、高さ2.3m、奥行き4.8mという特注サイズで、中に自走式トレッドミル2台とスマートバイク2台を設置可能 低圧低酸素ルーム内のスマートバイク。アプリを使用して世界のユーザーと実走やレースも可能で、コースに合わせ自動で負荷が変化する 「通常のトレッドミルは回転したベルトに合わせていくだけなんですけど、自走式は通常のランニングと同じで、自分の脚で押し込まないとベルトが回っていきません。低圧低酸素ルームでは標高2500m、3000mのような環境に設定ができるので、高地トレーニングの効果が期待できます。反対に高気圧酸素ルームは高濃度の酸素を体内に取り込むことで疲労の超回復が可能です」(榎木監督) すでに低圧低酸素ルームでのトレーニングを経験した葛西は、「めちゃくちゃきついので、今後はいろいろ追い込めると思います」と効果を実感しているようだった。 「こういうのがあるといいね、というものをすべて組み込んでいただけただけでなく、120%以上のものになっていました。正直、これだけの寮はどこを探してもないんじゃないでしょうか」と瀬上総監督が絶賛するほどの新寮が完成した。 トレーニングマシーンやバーベルはセノー製の最新機器を採用。トップアスリートが使用するトレーニングルームがここに再現されている 多目的ルームの隣には2つのトレーナールームもあり、手厚く選手をサポート 学生レベルでは間違いなく〝日本一〟と言えるプロフェッショナルな施設を武器に、創価大駅伝部は〝新時代〟を見つめている。

全日本は初出場初優勝に挑戦

練習拠点となる大学のグラウンド(上)はこの夏、トラックのサーフェスを張り替え。秋には奥アンツーカが施工したブルートラック(下、写真はイメージ)にリニューアル この夏は第1次合宿を7月30日~8月8日に長野・菅平で実施。第2次合宿は8月18日~ 26日に新潟・妙高高原、第3次合宿は北海道・深川(9月1日~ 10日)と岐阜・御嶽(9月2日~9日)に分かれて行う予定だ。そして、三大駅伝は出雲と全日本が「3位以内」、箱根は「総合優勝」という目標を定めて取り組んでいる。 6月の菅平合宿での走り込み風景。着用しているミズノ製のウエアは今年度のチームのサブユニフォーム 「一番のターゲットは箱根駅伝の総合優勝です。その目標を達成するためにも出雲と全日本で結果を残さないといけません。今季はトラックでも戦える選手が出ているので、出雲と全日本ではそのスピードをどれだけ生かせるのか楽しみですね」(榎木監督) まずは10月の出雲駅伝だ。初出場した昨年は1区の緒方が11位と出遅れたこともあり、7位という結果だった。同じく初出場した東京国際大が初優勝を飾ったことが刺激になっている。「出し惜しみせず、最初から攻めていきたい。前半型のオーダーを組んで逃げ切りたいと思っています」と榎木監督。前回3区区間賞のフィリップ・ムルワ(4年)、前回は欠場した葛西を前半区間に配置して主導権を握るオーダーが有力だ。 初出場となる全日本大学駅伝については、「初出場・初優勝に唯一チャレンジできるチームです。そこに選手たちが気づいて、どういうモチベーションで向かっていくのか。見守りながら、攻めのオーダーを考えていきたいです」と榎木監督は話している。 一方、主力である4年生も最後の駅伝シーズンに熱い想いを抱いている。主将の緒方は「全日本選考会は後輩の力を借りるかたちになりましたが、本戦では後輩に負けないように、4年生がしっかり力を出せるようにしていきたい。今年は1年生に勢いがあるので、それが上級生の刺激になっています」とチーム状況に大きな期待を感じている。個人の目標については、「三大駅伝にフル出場して、チームに貢献したいですね。箱根は3区で流れを加速できるような走りをして、その後はマラソンにも挑戦したいと思っています」と話す。 食事だけでは補えない栄養は日本新薬のスポーツサプリメント「WINZONE」の各製品で補給 副将の本田は就職活動の傍ら、5000m、10000m、ハーフで自己ベストを塗り替えたことに手応えを感じている。「夏合宿でしっかり土台を作って三大駅伝に向かっていきたい。箱根は10区か8区を走りたいですね」と希望区間を口にした。愛知県出身の市原は「地元開催の全日本大学駅伝に出場したい気持ちが強いです。そこでいい走りをして、箱根駅伝につなげていきたい。できれば優勝テープを切りたいです」と歓喜の瞬間を狙っている。 日本人エースの葛西は、日本学生個人選手権の後に足に違和感を覚え、フォームを見つめ直すなど、その後はじっくりと取り組んできた。7月からはチーム練習に参加しており、「秋以降は〝皆勤賞〟になるような準備しているので、無傷で走り切ります。素晴らしい寮を作っていただいたので、しっかり恩返ししたい。箱根は1区でリベンジしたい気持ちもありますが、三大駅伝は自分が一番力を発揮できる場所でがんばります」と力強かった。 箱根駅伝で総合優勝を目指すとなると、前回10時間43分42秒の大会新記録で突っ走った青学大と対峙することになる。前回は13分近い大差をつけられたが榎木監督はどのような戦略を描いているか。 「前回の箱根は取りこぼしがあっての7位でした。いい走りをした選手は同等以上の走りをして、区間ふたケタ順位に終わった区間を区間5位以内に持っていければかなり近づける。それでも3分ぐらいのビハインドがあると思うので、青学大に勝つためには何が必要なのか、出雲と全日本を戦う中で見つけていきたいですね。新寮の完成でトレーニング環境が充実しましたし、チーム一丸となって優勝を狙いたい」(榎木監督) ムルワ、嶋津、葛西の3本柱を軸に、2021年の箱根駅伝で見せたような独走劇を再現し、創価大が令和の〝新王者〟を目指す。 ※この記事は『月刊陸上競技』2022年9月号に掲載しています 駅伝部選手への応援メッセージや感想などがございましたら、下記メールアドレスまでお願いいたします。 publicrelation@soka.ac.jp 創価大学へのお問い合わせはこちら 創価大学陸上競技部駅伝部

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