HOME ニュース、海外

2022.07.19

ティアム6947点で五輪に続く「クイーン・オブ・アスリート」に!逆転で七種競技金メダル/世界陸上
ティアム6947点で五輪に続く「クイーン・オブ・アスリート」に!逆転で七種競技金メダル/世界陸上

◇オレゴン世界陸上(7月15日~24日/米国・オレゴン州ユージン)4日目

広告の下にコンテンツが続きます

オレゴン世界陸上4日目のイブニングセッションに行われた女子七種競技の最終種目800m。ナフィサットゥ・ティアム(ベルギー)が2大会ぶり女王の座奪還へ突き進む。自己新の2分13秒00をマークし、921点を積み上げた。総合ではセカンドベストとなる6947点。6種目め終了時でトップだったアナウク・フェッター(オランダ)との19点差をひっくり返し、80点差をつけて逆転優勝を飾った。

今季、七種競技には1度も出場せず、100mハードルや得意の跳躍種目のパフォーマンスを磨いてきたティアム。その成果がいきなり現れ、最初の100mハードルで13秒21(+1.4)の自己新を出して勢いに乗った。

続く走高跳で1m95をクリアしてトップに立つと、前半は4071点と世界歴代3位の自己ベスト(7013点)を上回るペースで折り返す。2位のフェッターとは61点差。やり投で58m29を放ったフェッターにトップの座を譲ったが、最後は実力の差を示した。

2016年のリオ五輪で21歳にして金メダルに輝くと、翌年ロンドン世界陸上も制覇。右肘のケガなどで前回のドーハ世界陸上は2位に甘んじたが、昨年の東京五輪で連覇を達成した。190cm近い長身、その身体を巧みに操る高い身体能力を武器に、世界の「クイーン・オブ・アスリート」に君臨してきた。最も得意な走高跳では19年に2m02に成功しており、16年には単独種目で欧州選手権4位になったこともある。

ジャッキー・ジョイナー・カーシー(米国)が1988年に作った世界記録の7291点は現実的ではないが、いまだジョイナー・カーシーと、世界陸上3連覇(03年~07年)など一時代を築いたカロリナ・クリュフト(スウェーデン)しか成し遂げたことのない「複数回の7000点超え」はいつでも達成可能だろう。

8月で28歳になるティアムの時代は、まだまだ続きそうだ。

■女子七種競技上位成績
1位 ナフィサトゥ・ティアム(ベルギー)6947点
2位 アナウク・フェッター(オランダ) 6867点
3位 アナ・ホール(米国)       6755点
4位 アドリアナ・シュレク(ポーランド)6672点
5位 ノアー・ヴィツ(ベルギー)    6559点
6位 アニク・カリン(スイス)     6464点
7位 エマ・ウースターヴェゲル(オランダ)6440点
8位 カタリナ・ジョンソン・トンプソン(英国)6222点

◇オレゴン世界陸上(7月15日~24日/米国・オレゴン州ユージン)4日目 オレゴン世界陸上4日目のイブニングセッションに行われた女子七種競技の最終種目800m。ナフィサットゥ・ティアム(ベルギー)が2大会ぶり女王の座奪還へ突き進む。自己新の2分13秒00をマークし、921点を積み上げた。総合ではセカンドベストとなる6947点。6種目め終了時でトップだったアナウク・フェッター(オランダ)との19点差をひっくり返し、80点差をつけて逆転優勝を飾った。 今季、七種競技には1度も出場せず、100mハードルや得意の跳躍種目のパフォーマンスを磨いてきたティアム。その成果がいきなり現れ、最初の100mハードルで13秒21(+1.4)の自己新を出して勢いに乗った。 続く走高跳で1m95をクリアしてトップに立つと、前半は4071点と世界歴代3位の自己ベスト(7013点)を上回るペースで折り返す。2位のフェッターとは61点差。やり投で58m29を放ったフェッターにトップの座を譲ったが、最後は実力の差を示した。 2016年のリオ五輪で21歳にして金メダルに輝くと、翌年ロンドン世界陸上も制覇。右肘のケガなどで前回のドーハ世界陸上は2位に甘んじたが、昨年の東京五輪で連覇を達成した。190cm近い長身、その身体を巧みに操る高い身体能力を武器に、世界の「クイーン・オブ・アスリート」に君臨してきた。最も得意な走高跳では19年に2m02に成功しており、16年には単独種目で欧州選手権4位になったこともある。 ジャッキー・ジョイナー・カーシー(米国)が1988年に作った世界記録の7291点は現実的ではないが、いまだジョイナー・カーシーと、世界陸上3連覇(03年~07年)など一時代を築いたカロリナ・クリュフト(スウェーデン)しか成し遂げたことのない「複数回の7000点超え」はいつでも達成可能だろう。 8月で28歳になるティアムの時代は、まだまだ続きそうだ。 ■女子七種競技上位成績 1位 ナフィサトゥ・ティアム(ベルギー)6947点 2位 アナウク・フェッター(オランダ) 6867点 3位 アナ・ホール(米国)       6755点 4位 アドリアナ・シュレク(ポーランド)6672点 5位 ノアー・ヴィツ(ベルギー)    6559点 6位 アニク・カリン(スイス)     6464点 7位 エマ・ウースターヴェゲル(オランダ)6440点 8位 カタリナ・ジョンソン・トンプソン(英国)6222点

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

         

Latest articles 最新の記事

2026.03.15

駒大・桑田駿介が日本歴代6位の1時間0分13秒!ニューヨークシティハーフで激走

ニューヨークシティハーフマラソンが3月15日に米国で行われ、日本からは上尾ハーフマラソンで上位だった青木瑠郁(國學院大)と桑田駿介(駒大)が出場した。 ともに序盤は先頭集団にいたが、青木が先に遅れ始める。桑田は5km13 […]

NEWS 舟津彰馬がひらまつ病院を退部 25年度は実戦から遠ざかる

2026.03.15

舟津彰馬がひらまつ病院を退部 25年度は実戦から遠ざかる

ひらまつ病院は3月15日付で舟津彰馬の退部を発表した。 28歳の舟津は福岡大大濠高から中大へ進学。中大では当時、就任したばかりの藤原正和駅伝監督から指名され、1年生ながら駅伝主将を務めた。1500mで日本インカレを制した […]

NEWS 【大会結果】第110回日本選手権マラソン競歩・第50回能美競歩(2026年3月15日)

2026.03.15

【大会結果】第110回日本選手権マラソン競歩・第50回能美競歩(2026年3月15日)

【大会結果】◇第110回日本選手権マラソン競歩・第50回能美競歩(2026年3月15日/石川県能美市) ●日本選手権マラソン競歩 ・男子 1位 諏方元郁(愛知製鋼) 2時間58分21秒=アジア大会代表内定 2位 住所大翔 […]

NEWS 【男子砲丸投・円盤投】吉澤悠利が中1最高の14m07と40m63

2026.03.15

【男子砲丸投・円盤投】吉澤悠利が中1最高の14m07と40m63

第5回京都府中学記録会が3月14日に行われ、吉澤悠利(加茂川中1京都)がビッグススローを見せた。 中学男子砲丸投(5kg)では、14m07をプット。同円盤投(1.5kg)では40m63をスローしている。いずれも中1最高記 […]

NEWS 男子ハーフは川野将虎が接戦制す「勝つことしか考えていなかった」京大・原圭佑が奮闘の2位/能美競歩

2026.03.15

男子ハーフは川野将虎が接戦制す「勝つことしか考えていなかった」京大・原圭佑が奮闘の2位/能美競歩

◇第50回全日本競歩能美大会(3月15日/石川県能美市) アジア大会代表選考会を兼ねた全日本能美競歩が行われ、男子ハーフマラソン競歩は川野将虎(旭化成)が1時間21分52秒(速報値)で優勝した。 広告の下にコンテンツが続 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年4月号 (3月13日発売)

2026年4月号 (3月13日発売)

別冊付録 記録年鑑 2025

東京マラソン、大阪マラソン、名古屋ウィメンズマラソン

page top