
◇オレゴン世界陸上(7月15日~24日/米国・オレゴン州ユージン)4日目
オレゴン世界陸上4日目のイブニングセッションに行われた女子1500m。五輪連覇中のフェイス・キピエゴン(ケニア)が貫禄の走りを見せた。
レースがスタートすると、室内世界記録(3分53秒09)保持者のグダフ・ツェガイ(エチオピア)が一気に先頭へ立ち、キピエゴンもそこにつく。400mの通過タイムが58秒82と、世界記録(3分50秒07)の更新を狙えるほどのハイペースだった。
だが、中盤からややペースが落ちると800mを2分03秒18で通過。この時点で先頭集団はツェガイ、キピエゴン、東京五輪銀メダリストのローラ・ミューアー(英国)の3人だった。
3人の激しい優勝争いが繰り広げられるなか、ラスト1周の鐘が鳴るとキピエゴンがもう一段階ギアを上げる。ツェガイと併走するかたちで1200mほどまで進んだが、その後はキピエゴンが引き離して独走。ホームストレートへ入ってもそのスピードは落ちることなく、3分52秒96でフィニッシュ。パフォーマンス世界歴代10位の好記録で17年ロンドン大会以来となる2度目の優勝を果たした。
2位には3分54秒52でツェガイ、3位には3分55秒28でミューアーが入った。
キピエゴンの自己ベストは世界歴代4位となる3分51秒07。5月にも今回と同じヘイワールド・フィールドで、パフォーマンス世界歴代9位でセカンドベストの3分52秒59をマークしている。
激闘を制し、4度目の世界一となったキピエゴン。次なるターゲットは世界記録の更新だ。
■女子1500m上位成績
フェイス・キピエゴン(ケニア) 3分52秒96
グダフ・ツェガイ(エチオピア) 3分54秒52
ローラ・ミューアー(英国) 3分55秒28
フレイニ・ハイル(エチオピア) 4分01秒28
ソフィア・エナウイ(ポーランド)4分01秒43
シンクレア・ジョンソン(米国) 4分01秒63
ジェシカ・ハル(豪州) 4分01秒82
ウィニー・ナニョンド(ウガンダ)4分01秒98
◇オレゴン世界陸上(7月15日~24日/米国・オレゴン州ユージン)4日目
オレゴン世界陸上4日目のイブニングセッションに行われた女子1500m。五輪連覇中のフェイス・キピエゴン(ケニア)が貫禄の走りを見せた。
レースがスタートすると、室内世界記録(3分53秒09)保持者のグダフ・ツェガイ(エチオピア)が一気に先頭へ立ち、キピエゴンもそこにつく。400mの通過タイムが58秒82と、世界記録(3分50秒07)の更新を狙えるほどのハイペースだった。
だが、中盤からややペースが落ちると800mを2分03秒18で通過。この時点で先頭集団はツェガイ、キピエゴン、東京五輪銀メダリストのローラ・ミューアー(英国)の3人だった。
3人の激しい優勝争いが繰り広げられるなか、ラスト1周の鐘が鳴るとキピエゴンがもう一段階ギアを上げる。ツェガイと併走するかたちで1200mほどまで進んだが、その後はキピエゴンが引き離して独走。ホームストレートへ入ってもそのスピードは落ちることなく、3分52秒96でフィニッシュ。パフォーマンス世界歴代10位の好記録で17年ロンドン大会以来となる2度目の優勝を果たした。
2位には3分54秒52でツェガイ、3位には3分55秒28でミューアーが入った。
キピエゴンの自己ベストは世界歴代4位となる3分51秒07。5月にも今回と同じヘイワールド・フィールドで、パフォーマンス世界歴代9位でセカンドベストの3分52秒59をマークしている。
激闘を制し、4度目の世界一となったキピエゴン。次なるターゲットは世界記録の更新だ。
■女子1500m上位成績
フェイス・キピエゴン(ケニア) 3分52秒96
グダフ・ツェガイ(エチオピア) 3分54秒52
ローラ・ミューアー(英国) 3分55秒28
フレイニ・ハイル(エチオピア) 4分01秒28
ソフィア・エナウイ(ポーランド)4分01秒43
シンクレア・ジョンソン(米国) 4分01秒63
ジェシカ・ハル(豪州) 4分01秒82
ウィニー・ナニョンド(ウガンダ)4分01秒98 RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.20
【箱根駅伝2026名鑑】中央大学
2025.11.20
【箱根駅伝2026名鑑】青山学院大学
-
2025.11.20
-
2025.11.20
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.11.20
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.22
新所属初レースの赤﨑暁「調整もレースもうまくいかず」ニューイヤー駅伝へ「エースとして」/八王子LD
◇2025八王子ロングディスタンス(11月22日/東京・上柚木公園陸上競技場) 男子10000mに特化した八王子ロングディスタンスが行われ、パリ五輪マラソン6位の赤﨑暁(クラフティア)が出場。6組で28分57秒99を要し […]
2025.11.22
田澤廉が約2年ぶり10000m 27分31秒90「戻れるかずっと不安だった」今後はマラソン挑戦の可能性も示唆/八王子LD
◇2025八王子ロングディスタンス(11月22日/東京・上柚木公園陸上競技場) 男子10000mに特化した八王子ロングディスタンスが行われ、7組日本人トップ(6着)の鈴木芽吹(トヨタ自動車)が27分05秒92をマーク。塩 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025