HOME ニュース、海外

2022.07.19

1500mキピエゴンが4度目の世界一!パフォーマンス世界歴代10位の3分52秒96/世界陸上
1500mキピエゴンが4度目の世界一!パフォーマンス世界歴代10位の3分52秒96/世界陸上


◇オレゴン世界陸上(7月15日~24日/米国・オレゴン州ユージン)4日目

オレゴン世界陸上4日目のイブニングセッションに行われた女子1500m。五輪連覇中のフェイス・キピエゴン(ケニア)が貫禄の走りを見せた。

レースがスタートすると、室内世界記録(3分53秒09)保持者のグダフ・ツェガイ(エチオピア)が一気に先頭へ立ち、キピエゴンもそこにつく。400mの通過タイムが58秒82と、世界記録(3分50秒07)の更新を狙えるほどのハイペースだった。

広告の下にコンテンツが続きます

だが、中盤からややペースが落ちると800mを2分03秒18で通過。この時点で先頭集団はツェガイ、キピエゴン、東京五輪銀メダリストのローラ・ミューアー(英国)の3人だった。

3人の激しい優勝争いが繰り広げられるなか、ラスト1周の鐘が鳴るとキピエゴンがもう一段階ギアを上げる。ツェガイと併走するかたちで1200mほどまで進んだが、その後はキピエゴンが引き離して独走。ホームストレートへ入ってもそのスピードは落ちることなく、3分52秒96でフィニッシュ。パフォーマンス世界歴代10位の好記録で17年ロンドン大会以来となる2度目の優勝を果たした。

2位には3分54秒52でツェガイ、3位には3分55秒28でミューアーが入った。

広告の下にコンテンツが続きます

キピエゴンの自己ベストは世界歴代4位となる3分51秒07。5月にも今回と同じヘイワールド・フィールドで、パフォーマンス世界歴代9位でセカンドベストの3分52秒59をマークしている。

激闘を制し、4度目の世界一となったキピエゴン。次なるターゲットは世界記録の更新だ。

■女子1500m上位成績
フェイス・キピエゴン(ケニア) 3分52秒96
グダフ・ツェガイ(エチオピア) 3分54秒52
ローラ・ミューアー(英国)   3分55秒28
フレイニ・ハイル(エチオピア) 4分01秒28
ソフィア・エナウイ(ポーランド)4分01秒43
シンクレア・ジョンソン(米国) 4分01秒63
ジェシカ・ハル(豪州)     4分01秒82
ウィニー・ナニョンド(ウガンダ)4分01秒98

◇オレゴン世界陸上(7月15日~24日/米国・オレゴン州ユージン)4日目 オレゴン世界陸上4日目のイブニングセッションに行われた女子1500m。五輪連覇中のフェイス・キピエゴン(ケニア)が貫禄の走りを見せた。 レースがスタートすると、室内世界記録(3分53秒09)保持者のグダフ・ツェガイ(エチオピア)が一気に先頭へ立ち、キピエゴンもそこにつく。400mの通過タイムが58秒82と、世界記録(3分50秒07)の更新を狙えるほどのハイペースだった。 だが、中盤からややペースが落ちると800mを2分03秒18で通過。この時点で先頭集団はツェガイ、キピエゴン、東京五輪銀メダリストのローラ・ミューアー(英国)の3人だった。 3人の激しい優勝争いが繰り広げられるなか、ラスト1周の鐘が鳴るとキピエゴンがもう一段階ギアを上げる。ツェガイと併走するかたちで1200mほどまで進んだが、その後はキピエゴンが引き離して独走。ホームストレートへ入ってもそのスピードは落ちることなく、3分52秒96でフィニッシュ。パフォーマンス世界歴代10位の好記録で17年ロンドン大会以来となる2度目の優勝を果たした。 2位には3分54秒52でツェガイ、3位には3分55秒28でミューアーが入った。 キピエゴンの自己ベストは世界歴代4位となる3分51秒07。5月にも今回と同じヘイワールド・フィールドで、パフォーマンス世界歴代9位でセカンドベストの3分52秒59をマークしている。 激闘を制し、4度目の世界一となったキピエゴン。次なるターゲットは世界記録の更新だ。 ■女子1500m上位成績 フェイス・キピエゴン(ケニア) 3分52秒96 グダフ・ツェガイ(エチオピア) 3分54秒52 ローラ・ミューアー(英国)   3分55秒28 フレイニ・ハイル(エチオピア) 4分01秒28 ソフィア・エナウイ(ポーランド)4分01秒43 シンクレア・ジョンソン(米国) 4分01秒63 ジェシカ・ハル(豪州)     4分01秒82 ウィニー・ナニョンド(ウガンダ)4分01秒98

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.10.18

安定したレースで中央学大がトップ通過 「個人の走る力が無いと」 3週間前に戦略変更/箱根駅伝予選会

◇第102回箱根駅伝予選会(10月18日/東京・陸上自衛隊立川駐屯地スタート、昭和記念公園フィニッシュ:21.0975km) 第102回箱根駅伝予選会が行われ、中央学大が10時間32分23秒でトップ通過で3年連続25回目 […]

NEWS 順大が2位通過 1秒差で10位通過の前回から一転「今回は自信があった」/箱根駅伝予選会

2025.10.18

順大が2位通過 1秒差で10位通過の前回から一転「今回は自信があった」/箱根駅伝予選会

◇第102回箱根駅伝予選会(10月18日/東京・陸上自衛隊立川駐屯地スタート、昭和記念公園フィニッシュ:21.0975km) 第102回箱根駅伝予選会が行われ、中央学大が10時間32分33秒で総合トップを占め、3年連続2 […]

NEWS 東農大「1秒差」バネに箱根路復活!前田和摩「昨年のことを1秒たりとも忘れていない」/箱根駅伝予選会

2025.10.18

東農大「1秒差」バネに箱根路復活!前田和摩「昨年のことを1秒たりとも忘れていない」/箱根駅伝予選会

◇第102回箱根駅伝予選会(10月18日/東京・陸上自衛隊立川駐屯地スタート、昭和記念公園フィニッシュ:21.0975km) 第102回箱根駅伝予選会が行われ、中央学大が10時間32分23秒でトップ通過を果たした。 東農 […]

NEWS 1年で復活の東海大「5位は悪くない」前回途中棄権のロホマン「走り切れてうれしい」/箱根駅伝予選会

2025.10.18

1年で復活の東海大「5位は悪くない」前回途中棄権のロホマン「走り切れてうれしい」/箱根駅伝予選会

◇第102回箱根駅伝予選会(10月18日/東京・陸上自衛隊立川駐屯地スタート、昭和記念公園フィニッシュ:21.0975km) 第102回箱根駅伝予選会が行われ、中央学大が10時間32分23秒でトップ通過を果たした。 東海 […]

NEWS 中央学大が総合トップ通過!集団走せず「学生に判断」近田陽路が日本人トップ、全員が躍動/箱根駅伝予選会

2025.10.18

中央学大が総合トップ通過!集団走せず「学生に判断」近田陽路が日本人トップ、全員が躍動/箱根駅伝予選会

◇第102回箱根駅伝予選会(10月18日/東京・陸上自衛隊立川駐屯地スタート、昭和記念公園フィニッシュ:21.0975km) 第102回箱根駅伝予選会が行われ、中央学大が10時間32分23秒でトップ通過を果たした。総合1 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top