左から塩澤稀夕(富士通)、浦野雄平(富士通)、上杉真穂(スターツ)、林奎介(GMOインターネットグループ)
「adidas Running/アディゼロ新商品発表会2022」が6月29日に都内で開かれ、ゲストとしてマラソンランナーの浦野雄平(富士通)、林奎介(GMOインターネットグループ)、上杉真穂(スターツ)、男子長距離の塩澤稀夕(富士通)が登壇した。
2024年パリ五輪代表選考会であるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の出場権を獲得している浦野と上杉は「マラソンでパリ五輪に出場したい」と意気込み、塩澤は「5000mでパリ五輪に出場したい」、林は「パリ五輪のマラソン代表になるために、MGCの出場権を獲得したい」と、それぞれの目標を語った。
今年2月の大阪マラソン・びわ湖毎日マラソン統合大会で初マラソンながら3位(2時間7分52秒)と健闘した浦野は、「次は秋の海外マラソンに出ることも考えましたが、福嶋(正)総監督とも相談して『一度土台を作る期間を設けよう』ということになったので、冬にマラソンを1本走れたらと思っています」と、2023年秋のMGCを見据えて国内でのマラソンを予定していることを明かした。
富士通のチームメイトである日本記録保持者の鈴木健吾、東京五輪代表の中村匠吾からも刺激を受けており、「相談にも乗っていただきますし、マラソン練習は2人のメニューをベースに組み立てました。練習への姿勢や、普段の生活も見て学んでいます」と充実ぶりを口にする。また、國學院大時代の同期でMGCの出場権を獲得している土方英和(Honda)については「彼は大学時代から『長い距離で生きていく』と決めていて、力はあると思っていたので(活躍について)驚きはありませんでした。でも、『彼ができるなら僕もできる』と思っていますし、今は記録で劣っていますけど、これからは超えていきたいです」とライバル意識をのぞかせた。
浦野とは同じ富士通で1年後輩になる塩澤は「大学時代からトラックをメインにやってきて、それはブレていません」と話す。東海大4年時の2021年箱根駅伝では1区2位など長い距離にも対応してきたが、ターゲットはあくまでも5000m。東京五輪の5000mに出場した松枝博輝や坂東悠汰はチームメイトで、練習から切磋琢磨できる環境にある。「チーム全体の練習メニューがあるので、普段はそれをこなしています。自己ベストは13分31秒31ですが、もっと上を目指せる手応えはあります。来年は13分10秒台を出して参加標準記録を切りたい」とさらなる飛躍を誓っていた。

RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.09.03
【選手名鑑】林 申雅
2025.09.03
【選手名鑑】田邉 奨
-
2025.09.03
-
2025.09.03
-
2025.09.03
-
2025.09.03
-
2025.09.03
-
2025.09.03
-
2025.09.03
-
2025.08.31
-
2025.09.02
-
2025.08.31
-
2025.09.03
2025.08.16
100mH・福部真子12秒73!!ついに東京世界選手権参加標準を突破/福井ナイトゲームズ
-
2025.08.27
-
2025.08.19
-
2025.08.24
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.09.03
東京世界陸上まであと10日!東京スカイツリーが「サンライズレッド」に 91年レジェンドも集結
東京世界選手権の開幕まであと10日に迫る9月3日、日本陸連は「日本代表応援東京スカイツリーライティングセレモニー」を開催した。 日本陸連が今年100周年を迎える節目であり、34年ぶりに東京で世界選手権が開催。日本代表への […]
Latest Issue
最新号

2025年9月号 (8月12日発売)
衝撃の5日間
広島インターハイ特集!
桐生祥秀 9秒99