HOME ニュース、国内

2022.06.10

走高跳・真野友博が2m30で2年ぶりV 世界陸上へ前進し「チャレンジしたい」/日本選手権
走高跳・真野友博が2m30で2年ぶりV 世界陸上へ前進し「チャレンジしたい」/日本選手権

◇第106回日本選手権(6月9日~12日/大阪・ヤンマースタジアム長居)1日目

オレゴン世界選手権代表選考会を兼ねた日本選手権の初日(6月9日)に行われた男子走高跳は、真野友博(九電工)が2m30で2年ぶりの優勝を飾った。

広告の下にコンテンツが続きます

「横風が強くて難しいコンディションだった」というが、2m15から20、25と1回で成功した真野。「しっかりと調整できた」。この時点で優勝を決めると、2m30も一発でクリアしてガッツポーズを見せた。

続く高さはオレゴン世界選手権の参加標準記録である2m33。この高さは跳べなかったが、2回目は「助走のスタートから踏み切りまでいい流れだった」と振り返った。

標準記録に届かず代表即内定とはいかなったが、ワールドランキングでの出場にも大きく近づいたため、「世界選手権に向けて準備をしたい」と真野。出場となれば初の世界大会で、「中学、高校時代はここまで成長できるとは思っていませんでした」と語る。

初の世界大会に向けて、「助走を安定させたい。物怖じせずチャレンジしたいです」と見据えていた。

◇第106回日本選手権(6月9日~12日/大阪・ヤンマースタジアム長居)1日目 オレゴン世界選手権代表選考会を兼ねた日本選手権の初日(6月9日)に行われた男子走高跳は、真野友博(九電工)が2m30で2年ぶりの優勝を飾った。 「横風が強くて難しいコンディションだった」というが、2m15から20、25と1回で成功した真野。「しっかりと調整できた」。この時点で優勝を決めると、2m30も一発でクリアしてガッツポーズを見せた。 続く高さはオレゴン世界選手権の参加標準記録である2m33。この高さは跳べなかったが、2回目は「助走のスタートから踏み切りまでいい流れだった」と振り返った。 標準記録に届かず代表即内定とはいかなったが、ワールドランキングでの出場にも大きく近づいたため、「世界選手権に向けて準備をしたい」と真野。出場となれば初の世界大会で、「中学、高校時代はここまで成長できるとは思っていませんでした」と語る。 初の世界大会に向けて、「助走を安定させたい。物怖じせずチャレンジしたいです」と見据えていた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.18

駒大4年生4本柱は主要区間を熱望! 主将・山川拓馬「エース区間に挑みたい」 佐藤圭汰「しっかり走って恩返しを」

第102回箱根駅伝で3年ぶりの総合優勝を狙う駒大が12月18日、オンラインで合同会見を行い、エントリー選手が出席した。 今季の駒大は4年生の4人が強力。それぞれ希望区間を問われると、主将の山川拓馬は2区と5区、伊藤蒼唯は […]

NEWS 箱根駅伝Stories/青学大3連覇へ、過去最高レベルの戦力 「チームを勝たせる走り」を結集

2025.12.18

箱根駅伝Stories/青学大3連覇へ、過去最高レベルの戦力 「チームを勝たせる走り」を結集

前回優勝メンバーから6人が卒業 前回、10時間41分19秒の大会新記録で連覇を飾ったメンバーから6人が卒業。それも4区で歴代2位の好タイムをマークした太田蒼生(現・GMOインターネットグループ)に5、6区連続区間新で、「 […]

NEWS 横山隆義氏が死去 由良育英高でインターハイ2度の総合V 全国高校駅伝でも準優勝に導く

2025.12.18

横山隆義氏が死去 由良育英高でインターハイ2度の総合V 全国高校駅伝でも準優勝に導く

鳥取・由良育英高(現・鳥取中央育英高)の陸上部顧問として、インターハイで2度の総合優勝に導き、高校駅伝でも全国大会で2度の準優勝を果たした横山隆義氏が、12月15日、肺炎のため亡くなった。81歳だった。 横山氏は1944 […]

NEWS 26年7月に第1回U23アジア選手権開催が決定! アジア跳躍選手権も実施予定

2025.12.18

26年7月に第1回U23アジア選手権開催が決定! アジア跳躍選手権も実施予定

アジア陸連は11月に理事会を開催し、2026年7月9日から12日の日程で、第1回U23アジア選手権を中国・オルドスで開催することを発表した。 陸上競技では、U18やU20など年齢別の競技会が実施されており、U20カテゴリ […]

NEWS 中大・吉居駿恭主将「一番恩返しできるのが優勝」 溜池一太は初マラソン意向も「箱根だけしか考えていない」

2025.12.18

中大・吉居駿恭主将「一番恩返しできるのが優勝」 溜池一太は初マラソン意向も「箱根だけしか考えていない」

第102回箱根駅伝で30年ぶりとなる総合優勝を狙う中大が12月18日、東京・八王子市の多摩キャンパスで合同取材を開いた。 主将の吉居駿恭(4年)は「昨年の11月中旬くらいに(総合優勝の)目標を立てました。昨年の全日本の結 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top