HOME 海外

2022.05.22

アッシャー・スミス、ホジキンソン、ミューア地元英国勢が躍動 チェー世界歴代10位の71m27/DLバーミンガム
アッシャー・スミス、ホジキンソン、ミューア地元英国勢が躍動 チェー世界歴代10位の71m27/DLバーミンガム


写真/Mochizuki Jiro(Agence SHOT)

世界陸連ダイヤモンドリーグ(DL)第2戦バーミンガム大会は5月21日、英国の当地で行われ、地元のスター選手たちが躍動。女子100mはディアナ・アッシャー・スミスが11秒11(-0.1)で制し、3走を務めた4×100mリレーも大会新・今季世界最高の42秒29で快勝した。

女子800mは昨年の東京五輪銀メダルの20歳ケリー・ホジキンソンが1分58秒63で優勝し、同1500mは東京五輪銀メダリストのローラ・ミューアが4分02秒81で貫録勝ちした。男子400mはマシュー・ハドソン・スミスが45秒32で競り勝ち、東京五輪8位入賞の実力を示した。

広告の下にコンテンツが続きます

男子円盤投ではクリスチャン・チェー(スロベニア)が世界歴代10位となる71m27のビッグスロー。東京五輪は5位ながら、同金メダルのダニエル・ストール(スウェーデン)らを圧倒した。

東京五輪金メダリストも実力を発揮し、女子走幅跳はマライカ・ミハンボ(ドイツ)が4回目に大会新・今季世界初の大台ジャンプとなる7m09(±0)で優勝。男子110mハードルのハンスル・パーチメント(ジャマイカ)も今季世界最高の13秒09(+0.2)で圧勝した。

女子5000mはダウイト・セヨーム(エチオピア)が14分47秒55、女子棒高跳はサンディ・モリス(米国)が4m73とそれぞれ今季世界最高記録で優勝した。

男子100mはアーロン・ブラウン(カナダ)が10秒13(-0.2)で制したが、今季好調のトレイヴォン・ブロメル(米国)、ザーネル・ヒューズ(英国)が不正スタートで失格する波乱の展開だった。

DLの次戦は5月28日、今夏の世界選手権の舞台となる米国オレゴン州ユージンで開催される。

写真/Mochizuki Jiro(Agence SHOT) 世界陸連ダイヤモンドリーグ(DL)第2戦バーミンガム大会は5月21日、英国の当地で行われ、地元のスター選手たちが躍動。女子100mはディアナ・アッシャー・スミスが11秒11(-0.1)で制し、3走を務めた4×100mリレーも大会新・今季世界最高の42秒29で快勝した。 女子800mは昨年の東京五輪銀メダルの20歳ケリー・ホジキンソンが1分58秒63で優勝し、同1500mは東京五輪銀メダリストのローラ・ミューアが4分02秒81で貫録勝ちした。男子400mはマシュー・ハドソン・スミスが45秒32で競り勝ち、東京五輪8位入賞の実力を示した。 男子円盤投ではクリスチャン・チェー(スロベニア)が世界歴代10位となる71m27のビッグスロー。東京五輪は5位ながら、同金メダルのダニエル・ストール(スウェーデン)らを圧倒した。 東京五輪金メダリストも実力を発揮し、女子走幅跳はマライカ・ミハンボ(ドイツ)が4回目に大会新・今季世界初の大台ジャンプとなる7m09(±0)で優勝。男子110mハードルのハンスル・パーチメント(ジャマイカ)も今季世界最高の13秒09(+0.2)で圧勝した。 女子5000mはダウイト・セヨーム(エチオピア)が14分47秒55、女子棒高跳はサンディ・モリス(米国)が4m73とそれぞれ今季世界最高記録で優勝した。 男子100mはアーロン・ブラウン(カナダ)が10秒13(-0.2)で制したが、今季好調のトレイヴォン・ブロメル(米国)、ザーネル・ヒューズ(英国)が不正スタートで失格する波乱の展開だった。 DLの次戦は5月28日、今夏の世界選手権の舞台となる米国オレゴン州ユージンで開催される。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.17

クイーンズ駅伝「クマ対応」出没時間によって開催・中止を本部で決定 広瀬川沿い、1区の松島町、利府町内を警戒

一般社団法人日本実業団陸上競技連合は11月17日、全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城/11月23日)における「クマ対応」を発表した。 頻発するクマによる被害を鑑みての対応。松島町の文化交流館前のスタート地点 […]

NEWS 長谷川体育施設が日本陸連のオフィシャルサポーティングカンパニーに “協働”と“共創”目指す

2025.11.17

長谷川体育施設が日本陸連のオフィシャルサポーティングカンパニーに “協働”と“共創”目指す

日本陸連は11月17日、新たな協賛企業として、スポーツ施設総合建設業の長谷川体育施設(本社・東京都世田谷区/仁ノ平俊和社長)が決定したと発表した。11月からの契約で、カテゴリーとしては「オフィシャルサポーティングカンパニ […]

NEWS 男子は東京世界陸上5000m11位のキプサング、女子はアメバウが制覇 そろってツアー2勝目/WAクロカンツアー

2025.11.17

男子は東京世界陸上5000m11位のキプサング、女子はアメバウが制覇 そろってツアー2勝目/WAクロカンツアー

世界陸連(WA)クロスカントリーツアー・ゴールドの第4戦「クロス・インターナショナル・デ・ソリア」が11月16日、スペイン北部のソリアで開催され、男子(8km)はM.キプサング(ケニア)が23分10秒で優勝した。 キプサ […]

NEWS 女子砲丸投・鞏立姣が現役引退 世界選手権2連覇含む8大会連続メダル獲得

2025.11.17

女子砲丸投・鞏立姣が現役引退 世界選手権2連覇含む8大会連続メダル獲得

女子砲丸投の五輪・世界選手権金メダリストの鞏立姣(中国)が現役を引退することがわかった。 鞏立姣は東京五輪で金メダルを獲得している36歳。世界選手権では2017年ロンドン、19年ドーハ大会で2連覇している。 18歳で初出 […]

NEWS 佐久長聖2時間4分57秒で27連覇 長野東1時間8分10秒でV17 地区代表は2年連続で長野日大&新潟一/北信越高校駅伝

2025.11.16

佐久長聖2時間4分57秒で27連覇 長野東1時間8分10秒でV17 地区代表は2年連続で長野日大&新潟一/北信越高校駅伝

北信越高校駅伝が11月16日、新潟市のデンカビッグスワンスタジアムを発着とする駅伝周回コースで行われ、男子(7区間42.195Km)は佐久長聖(長野)が2時間4分57秒で27連覇を決めた。女子(5区間21.0975Km) […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top