写真/Mochizuki Jiro(Agence SHOT)
世界陸連ダイヤモンドリーグ(DL)第2戦バーミンガム大会は5月21日、英国の当地で行われ、地元のスター選手たちが躍動。女子100mはディアナ・アッシャー・スミスが11秒11(-0.1)で制し、3走を務めた4×100mリレーも大会新・今季世界最高の42秒29で快勝した。
女子800mは昨年の東京五輪銀メダルの20歳ケリー・ホジキンソンが1分58秒63で優勝し、同1500mは東京五輪銀メダリストのローラ・ミューアが4分02秒81で貫録勝ちした。男子400mはマシュー・ハドソン・スミスが45秒32で競り勝ち、東京五輪8位入賞の実力を示した。
男子円盤投ではクリスチャン・チェー(スロベニア)が世界歴代10位となる71m27のビッグスロー。東京五輪は5位ながら、同金メダルのダニエル・ストール(スウェーデン)らを圧倒した。
東京五輪金メダリストも実力を発揮し、女子走幅跳はマライカ・ミハンボ(ドイツ)が4回目に大会新・今季世界初の大台ジャンプとなる7m09(±0)で優勝。男子110mハードルのハンスル・パーチメント(ジャマイカ)も今季世界最高の13秒09(+0.2)で圧勝した。
女子5000mはダウイト・セヨーム(エチオピア)が14分47秒55、女子棒高跳はサンディ・モリス(米国)が4m73とそれぞれ今季世界最高記録で優勝した。
男子100mはアーロン・ブラウン(カナダ)が10秒13(-0.2)で制したが、今季好調のトレイヴォン・ブロメル(米国)、ザーネル・ヒューズ(英国)が不正スタートで失格する波乱の展開だった。
DLの次戦は5月28日、今夏の世界選手権の舞台となる米国オレゴン州ユージンで開催される。
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