HOME ニュース、海外

2022.05.02

ケジェルチャが5kmで世界歴代3位の12分53秒! 10kmではカンディエが26分50秒、サウェが26分54秒 ドイツのロードレースで好記録続出
ケジェルチャが5kmで世界歴代3位の12分53秒! 10kmではカンディエが26分50秒、サウェが26分54秒 ドイツのロードレースで好記録続出

Y.ケジェルチャ(エチオピア)


写真/Mochizuki Jiro(Agence SHOT)
4月30日、ドイツのヘルツォーゲンアウラッハでアディゼロ・ロード・トゥ・レコーズが開催され、男子5kmでは19年ドーハ世界選手権10000m銀メダルのM.ケジェルチャ(エチオピア)が世界歴代3位の12分53秒で優勝した。2位にはN.キメリ(ケニア)がケニア記録の12分55秒で続いた。同一レース内で複数の選手が13分を切ったのは史上初めて。7位のY.クリッパ(イタリア)は13分14秒で欧州記録を更新した。

男子10kmはK.カンディエ(ケニア)が世界歴代4位の26分50秒で勝利。2位のS.サウェ(ケニア)は26分54秒、3位のR.クウィゼラ(ブルンジ)も26分56秒とそれぞれ世界歴代5位、6位タイの好タイムだった。5位までが27分を切るハイレベルで、この種目の世界記録保持者・R.キプルト(ケニア)は26分58秒で4位だった。また、ハーフマラソンはM.キメリ(ケニア)が59分30秒で制した。

広告の下にコンテンツが続きます

女子では5kmで15年北京世界選手権5000m銀のS.テフェリ(エチオピア)が14分37秒で2位以下に16秒差をつける圧勝。2位に17歳のM.エイサ(エチオピア)が入り、U18、U20の世界歴代最高記録の14分53秒をマークした。10kmではF.ベライン(エチオピア)が30分24秒で勝利。ハーフマラソンはT.アセファ(エチオピア)が1時間7分28秒で優勝を飾っている。

写真/Mochizuki Jiro(Agence SHOT) 4月30日、ドイツのヘルツォーゲンアウラッハでアディゼロ・ロード・トゥ・レコーズが開催され、男子5kmでは19年ドーハ世界選手権10000m銀メダルのM.ケジェルチャ(エチオピア)が世界歴代3位の12分53秒で優勝した。2位にはN.キメリ(ケニア)がケニア記録の12分55秒で続いた。同一レース内で複数の選手が13分を切ったのは史上初めて。7位のY.クリッパ(イタリア)は13分14秒で欧州記録を更新した。 男子10kmはK.カンディエ(ケニア)が世界歴代4位の26分50秒で勝利。2位のS.サウェ(ケニア)は26分54秒、3位のR.クウィゼラ(ブルンジ)も26分56秒とそれぞれ世界歴代5位、6位タイの好タイムだった。5位までが27分を切るハイレベルで、この種目の世界記録保持者・R.キプルト(ケニア)は26分58秒で4位だった。また、ハーフマラソンはM.キメリ(ケニア)が59分30秒で制した。 女子では5kmで15年北京世界選手権5000m銀のS.テフェリ(エチオピア)が14分37秒で2位以下に16秒差をつける圧勝。2位に17歳のM.エイサ(エチオピア)が入り、U18、U20の世界歴代最高記録の14分53秒をマークした。10kmではF.ベライン(エチオピア)が30分24秒で勝利。ハーフマラソンはT.アセファ(エチオピア)が1時間7分28秒で優勝を飾っている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.25

名古屋アジア大会の派遣設定記録クリアと日本選手権優勝で代表内定 参考競技会も決定

日本陸連は12月25日までに来年の名古屋アジア大会の派遣設定記録と、選考要項にかかる参考競技会について公開した。 来年9月19日から10月4日まで行われるアジア大会。日本開催は1994年の広島以来、32年ぶりとなる。陸上 […]

NEWS 関東学連・原晋駅伝対策委員長 箱根駅伝の改革「裾野を広げてさらなる強化」 五輪イヤーが記念大会「世界を目指す」

2025.12.25

関東学連・原晋駅伝対策委員長 箱根駅伝の改革「裾野を広げてさらなる強化」 五輪イヤーが記念大会「世界を目指す」

関東学生陸上競技連盟の植田恭史会長や次呂久直子幹事長、原晋駅伝対策委員長ら6人が12月25日、東京都庁に小池百合子知事、神奈川県庁に黒岩祐治知事を訪問した。 この日発表された出場校の増加(通常開催計24チーム、記念大会計 […]

NEWS 箱根駅伝の出場チーム増が決定!記念大会も「改革」4年に一度の五輪イヤー、予選会は全国へ門戸拡大

2025.12.25

箱根駅伝の出場チーム増が決定!記念大会も「改革」4年に一度の五輪イヤー、予選会は全国へ門戸拡大

関東学生陸上競技連盟(関東学連)は12月25日、箱根駅伝における「記念大会改革」と「出走チーム数増加」について発表した。 2028年の第104回大会から、これまで5年に1回だった記念大会を五輪イヤーの4回大会ごとに変更。 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/前年より質・量ともに充実の山梨学大 主将の弓削征慶「今までより良い位置で走れる」

2025.12.25

箱根駅伝Stories/前年より質・量ともに充実の山梨学大 主将の弓削征慶「今までより良い位置で走れる」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 「山上り一本にかける」 箱根駅伝予選会の出場を回避した山梨学大のキャ […]

NEWS 箱根駅伝Stories/主将としてチームを牽引する立教大・國安広人 競技人生ラストラン「ずっと悔しい思いを持ってきた」

2025.12.25

箱根駅伝Stories/主将としてチームを牽引する立教大・國安広人 競技人生ラストラン「ずっと悔しい思いを持ってきた」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 華々しい記憶と挫折を経験 2023年の第99回大会で、立教大の55年 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top