HOME ニュース、国内

2022.04.30

「国立を陸上の聖地に」東京選手権が開催!国立競技場の「五輪後初の陸上大会」
「国立を陸上の聖地に」東京選手権が開催!国立競技場の「五輪後初の陸上大会」

◇第85回東京選手権(4月30日~5月2日/国立競技場)

第85回東京選手権が、昨年の東京五輪のメインスタジアム「国立競技場」で幕を開けた。これが五輪後に初めて国立で行われる陸上大会で、参加標準記録を突破した高校生や大学生、シニアの選手たちが、各種目で熱戦を繰り広げる。また、「東京ライジングスター陸上2022」の中学の部も併催され、標準記録を突破した都内の中学生たちも1年前に五輪が行われたスタジアムで競技をする。

広告の下にコンテンツが続きます

大会を主催する東京陸上競技協会の増田明美会長は、「東京オリンピック・パラリンピックの躍動感がまだ記憶に残っているうちに、こうして陸上の大会を開けたことをうれしく思います」と話し、「陸上にとってのレガシーとしても、この大会をきっかけにつながっていってほしい」と続ける。特に、高校生やライジングスター陸上に参加した中学生たちに向けて、「東京の子供たちにとっては国立で走れることで、夢が近くなる。ここを夢への第一歩にしてほしい」と激励の言葉を送った。

また、東京陸上競技協会の平塚和則理事長は、「国立で開催できたのは喜ばしい限りです。さまざまな方のご協力があったお陰」と感謝の言葉を述べる。そして、「国立を以前のように『陸上の聖地』にするために、その大きなきっかけになればと思う」と大会の意義を強調した。中学生からは「あこがれの競技場で走れてうれしい」という声も聞かれ、五輪の熱狂が陸上にも引き継がれていく。

大会は3日間の日程で実施。会場で観戦できるのは事前申請者のみだが、競技の様子はオンライン上でライブ配信されている。

詳細は公式サイトへ

◇第85回東京選手権(4月30日~5月2日/国立競技場) 第85回東京選手権が、昨年の東京五輪のメインスタジアム「国立競技場」で幕を開けた。これが五輪後に初めて国立で行われる陸上大会で、参加標準記録を突破した高校生や大学生、シニアの選手たちが、各種目で熱戦を繰り広げる。また、「東京ライジングスター陸上2022」の中学の部も併催され、標準記録を突破した都内の中学生たちも1年前に五輪が行われたスタジアムで競技をする。 大会を主催する東京陸上競技協会の増田明美会長は、「東京オリンピック・パラリンピックの躍動感がまだ記憶に残っているうちに、こうして陸上の大会を開けたことをうれしく思います」と話し、「陸上にとってのレガシーとしても、この大会をきっかけにつながっていってほしい」と続ける。特に、高校生やライジングスター陸上に参加した中学生たちに向けて、「東京の子供たちにとっては国立で走れることで、夢が近くなる。ここを夢への第一歩にしてほしい」と激励の言葉を送った。 また、東京陸上競技協会の平塚和則理事長は、「国立で開催できたのは喜ばしい限りです。さまざまな方のご協力があったお陰」と感謝の言葉を述べる。そして、「国立を以前のように『陸上の聖地』にするために、その大きなきっかけになればと思う」と大会の意義を強調した。中学生からは「あこがれの競技場で走れてうれしい」という声も聞かれ、五輪の熱狂が陸上にも引き継がれていく。 大会は3日間の日程で実施。会場で観戦できるのは事前申請者のみだが、競技の様子はオンライン上でライブ配信されている。 詳細は公式サイトへ

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.14

中学チャンピオンが実力発揮! 女子・是枝愛香、男子・出田隆之助がそろって区間賞 「都道府県対抗駅伝でも区間賞を取りたい」/全中駅伝

◇全国中学校駅伝(12月14日/滋賀・希望が丘文化公園 男子6区間18km、女子5区間12km) 第33回全国中学校駅伝が行われ、男子は木瀬(群馬)が初出場で初優勝、女子は京山(岡山)が史上3校目の3連覇を飾った。 今大 […]

NEWS 5000m競歩・馬場康成が高校歴代6位の19分47秒71!インターハイ14位も秋に躍進

2025.12.14

5000m競歩・馬場康成が高校歴代6位の19分47秒71!インターハイ14位も秋に躍進

長崎陸協競歩が12月14日に行われ、男子高校5000m競歩で馬場康成(鳥栖工高3佐賀)が高校歴代6位となる19分47秒71をマークした。 馬場は三日月中時代は800m、1500m、3000mや駅伝に取り組んでいた。高3か […]

NEWS 大淀が宮崎県勢最高の銀メダル! 「きつい練習を乗り越えた最高の仲間」/全中駅伝

2025.12.14

大淀が宮崎県勢最高の銀メダル! 「きつい練習を乗り越えた最高の仲間」/全中駅伝

◇全国中学校駅伝(12月14日/滋賀・希望が丘文化公園 男子6区間18km、女子5区間12km) 第33回全国中学校駅伝の男子が行われ、初出場の木瀬(群馬)が57分01秒で優勝を飾った。 木瀬には引き離されたものの、前回 […]

NEWS 徳島大が2区で首位浮上し独走V 2位は周南公立・至誠館大連合/中国四国学生女子駅伝

2025.12.14

徳島大が2区で首位浮上し独走V 2位は周南公立・至誠館大連合/中国四国学生女子駅伝

第24回中国四国学生駅伝が12月14日、広島県東広島市の東広島運動公園内周回コースを会場に5区間17.2kmで行われ、徳島大Aが1時間1分31秒で優勝した。 徳島大Aは1区の堤真花から4位でタスキを受けた2区(2.0km […]

NEWS 名城大 今回も首位譲らず19連覇 日本福祉大2位に食い込む 3位は中京学大/東海学生女子駅伝

2025.12.14

名城大 今回も首位譲らず19連覇 日本福祉大2位に食い込む 3位は中京学大/東海学生女子駅伝

第19回東海学生女子駅伝対校選手権は12月14日、愛知県美浜町運動公園陸上競技場を発着点とする5区間19.9kmで行われ、名城大Aが1時間9分25秒で19年連続19回目の優勝を果たした。 女子の名城大Aは1区の大河原萌花 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top