
◇木南記念(4月30日・5月1日/大阪・ヤンマースタジアム長居)1日目
日本グランプリシリーズ大阪大会の木南記念の初日。女子200mは兒玉芽生(ミズノ)が24秒15(+0.9)で優勝した。
兒玉は前半から加速すると、後半は「少し力んでしまいました」とフォームが崩れてストライドが伸びていたが、最後はしっかり粘りきりV。これが社会人初タイトルとなった。
前日に広島で行われた織田記念の100mから転戦というハードスケジュール。その100mでは11秒95(-0.7)で4位に敗れていた。ここ2年は国内で圧倒的な強さを見せ、昨年は日本選手権で100mと200mの2冠。その重圧に「負けられないという怖さがありました」とも心境を明かす。
「負けたらへこんでしまう癖がある」と、精神面の課題を挙げる兒玉。織田記念の結果にも落ち込んだというが「ふがいない結果でしたが、そこは受け入れて今日の大会で何を得るか明確にして」大阪に向かった。
木南の200mでは「他の選手を意識せずに自分自身に集中して、前半からの加速は良くなりました」と言う兒玉。それでも、「今年はまだ23秒台を出せていないですし、求めているレベルからはまだまだ」と悔しがる。そんな中でも転戦に挑んだのは、難しいとわかっていても「世界選手権」を見据えているからこそ。そのチャレンジが、次への大きなステップとなる。
◇男子200mは染谷佳大が20秒78で制す
男子200mは染谷佳大(大和ハウス)が20秒78(+0.1)をマークして優勝した。「去年まではラストで落ちていたのですが、今年は前半を抑え気味で入って最後の60mを維持できています」と手応えをつかんでいる。
その要因は、ここ数年、飯塚翔太(ミズノ)とトレーニングをしているからだと明かす染谷。特に350mや250mなど長い距離の練習が多いようで、「どれをやっても一つも飯塚さんに勝てない」とも。それに食らいつくことで、今季は3レースとも20秒7台と安定。「アジア大会で飯塚さんとバトンをつなぎたい」と目標を掲げ、3日後の静岡国際200mに向けて意気込んでいた。
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兒玉は前半から加速すると、後半は「少し力んでしまいました」とフォームが崩れてストライドが伸びていたが、最後はしっかり粘りきりV。これが社会人初タイトルとなった。
前日に広島で行われた織田記念の100mから転戦というハードスケジュール。その100mでは11秒95(-0.7)で4位に敗れていた。ここ2年は国内で圧倒的な強さを見せ、昨年は日本選手権で100mと200mの2冠。その重圧に「負けられないという怖さがありました」とも心境を明かす。
「負けたらへこんでしまう癖がある」と、精神面の課題を挙げる兒玉。織田記念の結果にも落ち込んだというが「ふがいない結果でしたが、そこは受け入れて今日の大会で何を得るか明確にして」大阪に向かった。
木南の200mでは「他の選手を意識せずに自分自身に集中して、前半からの加速は良くなりました」と言う兒玉。それでも、「今年はまだ23秒台を出せていないですし、求めているレベルからはまだまだ」と悔しがる。そんな中でも転戦に挑んだのは、難しいとわかっていても「世界選手権」を見据えているからこそ。そのチャレンジが、次への大きなステップとなる。
◇男子200mは染谷佳大が20秒78で制す
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