HOME ニュース、国内

2022.04.20

杉田正明氏、詫間茂氏がミズノスポーツメントール賞受賞 陸上界の発展に尽力
杉田正明氏、詫間茂氏がミズノスポーツメントール賞受賞 陸上界の発展に尽力

2021年度ミズノスポーツメントール賞の授賞式が4月20日に都内で開かれ、陸上界からは日本陸連科学委員長の杉田正明氏(日体大)と、陸上競技コーチの詫間茂氏(香川県スポーツ協会)が受賞した。

広告の下にコンテンツが続きます

杉田氏は30年にわたり日本陸連の科学委員会に所属し、12年からは委員長を務める。科学的側面から選手を支援し、ロード種目においては長年にわたって暑熱対策に力を入れてきた。その結果、リオ五輪以降、特に競歩のメダル・入賞に大きく貢献している。

詫間氏は長年にわたって陸上競技の指導に当たり、特に棒高跳において数々の名選手を育成。香川を「棒高跳」の強豪となる礎を築いた。国内だけではなく台湾からも選手や指導者を受け入れるなど情熱を傾けている。現在は地域コミュニティセンターで高齢者を対象とした「健康教室」の講師を務めるなど、県の体育・スポーツ界の発展に尽力している。

両名には受賞のトロフィーと副賞50万円が贈呈された。

「ミズノスポーツメントール賞」は(公財)ミズノスポーツ振興財団と(公財)日本スポーツ協会、(公財)日本オリンピック委員会と共催で、1990年度に制定。競技スポーツおよび地域スポーツにおいて選手の強化・育成ならびに地域スポーツの普及・振興に貢献した指導者を顕彰している。

広告の下にコンテンツが続きます
2021年度ミズノスポーツメントール賞の授賞式が4月20日に都内で開かれ、陸上界からは日本陸連科学委員長の杉田正明氏(日体大)と、陸上競技コーチの詫間茂氏(香川県スポーツ協会)が受賞した。 杉田氏は30年にわたり日本陸連の科学委員会に所属し、12年からは委員長を務める。科学的側面から選手を支援し、ロード種目においては長年にわたって暑熱対策に力を入れてきた。その結果、リオ五輪以降、特に競歩のメダル・入賞に大きく貢献している。 詫間氏は長年にわたって陸上競技の指導に当たり、特に棒高跳において数々の名選手を育成。香川を「棒高跳」の強豪となる礎を築いた。国内だけではなく台湾からも選手や指導者を受け入れるなど情熱を傾けている。現在は地域コミュニティセンターで高齢者を対象とした「健康教室」の講師を務めるなど、県の体育・スポーツ界の発展に尽力している。 両名には受賞のトロフィーと副賞50万円が贈呈された。 「ミズノスポーツメントール賞」は(公財)ミズノスポーツ振興財団と(公財)日本スポーツ協会、(公財)日本オリンピック委員会と共催で、1990年度に制定。競技スポーツおよび地域スポーツにおいて選手の強化・育成ならびに地域スポーツの普及・振興に貢献した指導者を顕彰している。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.26

編集部コラム「令和7年の大会取材」

攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]

NEWS 名古屋アジア大会の派遣設定記録クリアと日本選手権優勝で代表内定 参考競技会も決定

2025.12.25

名古屋アジア大会の派遣設定記録クリアと日本選手権優勝で代表内定 参考競技会も決定

日本陸連は12月25日までに来年の名古屋アジア大会の派遣設定記録と、選考要項にかかる参考競技会について公開した。 来年9月19日から10月4日まで行われるアジア大会。日本開催は1994年の広島以来、32年ぶりとなる。陸上 […]

NEWS 関東学連・原晋駅伝対策委員長 箱根駅伝の改革「裾野を広げてさらなる強化」 五輪イヤーが記念大会「世界を目指す」

2025.12.25

関東学連・原晋駅伝対策委員長 箱根駅伝の改革「裾野を広げてさらなる強化」 五輪イヤーが記念大会「世界を目指す」

関東学生陸上競技連盟の植田恭史会長や次呂久直子幹事長、原晋駅伝対策委員長ら6人が12月25日、東京都庁に小池百合子知事、神奈川県庁に黒岩祐治知事を訪問した。 この日発表された出場校の増加(通常開催計24チーム、記念大会計 […]

NEWS 箱根駅伝の出場チーム増が決定!記念大会も「改革」4年に一度の五輪イヤー、予選会は全国へ門戸拡大

2025.12.25

箱根駅伝の出場チーム増が決定!記念大会も「改革」4年に一度の五輪イヤー、予選会は全国へ門戸拡大

関東学生陸上競技連盟(関東学連)は12月25日、箱根駅伝における「記念大会改革」と「出走チーム数増加」について発表した。 2028年の第104回大会から、これまで5年に1回だった記念大会を五輪イヤーの4回大会ごとに変更。 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/前年より質・量ともに充実の山梨学大 主将の弓削征慶「今までより良い位置で走れる」

2025.12.25

箱根駅伝Stories/前年より質・量ともに充実の山梨学大 主将の弓削征慶「今までより良い位置で走れる」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 「山上り一本にかける」 箱根駅伝予選会の出場を回避した山梨学大のキャ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top