
◇日本学生個人選手権(4月15~17日/神奈川・平塚)3日目
ワールドユニバーシティゲームズの選考会を兼ねた日本学生個人選手権。最終日に行われた男子400mハードルは、東京五輪代表の黒川和樹(法大)が49秒40の大会新で優勝した。
「前半から48秒台を意識して行きました」と黒川らしい積極的なレースを展開。後半も「しっかり走り切れたと思います」と言う。それだけに、「48秒に入ったかなと思ったので、記録にはアレ?という感じ」と苦笑いした。それでも、「昨年に比べれば良いシーズンインになっています」と成長を感じている。
昨年は飛躍の1年に。記録も48秒68まで短縮し、日本選手権初優勝、東京五輪出場と、瞬く間に世界が変わった。だが、五輪後は「自分の走り」を見失い、後半シーズンは49秒中盤あたりにとどまっていた。
この冬はスピード持久力をテーマに取り組んだ黒川。「これが走りに結びついていけば」と手応えはある。課題は400mのスピード。目標とする47秒、そして大学の先輩でもある為末大の47秒89の日本記録は「条件が合えば、とは思いますが、やっぱり47秒台は難しいし、為末さんはすごい」と成長すればするほど、その偉大さを実感する。
東京五輪で見せられなかった積極的な走り。今夏のオレゴン世界選手権こそ、持ち前の加速で「ファイナル進出」を目指す。今後は木南記念、静岡国際、セイコーゴールデングランプリ、関東インカレと続くが、「木南か、国立競技場である関東インカレで記録を狙いたい。調子は悪くないです」と、自己ベスト更新でオレゴン世界選手権の参加標準記録(48秒90)の突破を目指す。
◇日本学生個人選手権(4月15~17日/神奈川・平塚)3日目
ワールドユニバーシティゲームズの選考会を兼ねた日本学生個人選手権。最終日に行われた男子400mハードルは、東京五輪代表の黒川和樹(法大)が49秒40の大会新で優勝した。
「前半から48秒台を意識して行きました」と黒川らしい積極的なレースを展開。後半も「しっかり走り切れたと思います」と言う。それだけに、「48秒に入ったかなと思ったので、記録にはアレ?という感じ」と苦笑いした。それでも、「昨年に比べれば良いシーズンインになっています」と成長を感じている。
昨年は飛躍の1年に。記録も48秒68まで短縮し、日本選手権初優勝、東京五輪出場と、瞬く間に世界が変わった。だが、五輪後は「自分の走り」を見失い、後半シーズンは49秒中盤あたりにとどまっていた。
この冬はスピード持久力をテーマに取り組んだ黒川。「これが走りに結びついていけば」と手応えはある。課題は400mのスピード。目標とする47秒、そして大学の先輩でもある為末大の47秒89の日本記録は「条件が合えば、とは思いますが、やっぱり47秒台は難しいし、為末さんはすごい」と成長すればするほど、その偉大さを実感する。
東京五輪で見せられなかった積極的な走り。今夏のオレゴン世界選手権こそ、持ち前の加速で「ファイナル進出」を目指す。今後は木南記念、静岡国際、セイコーゴールデングランプリ、関東インカレと続くが、「木南か、国立競技場である関東インカレで記録を狙いたい。調子は悪くないです」と、自己ベスト更新でオレゴン世界選手権の参加標準記録(48秒90)の突破を目指す。 RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.21
編集部コラム「柔らかい顔に」
-
2025.11.21
-
2025.11.20
-
2025.11.20
2025.11.20
【箱根駅伝2026名鑑】中央大学
2025.11.20
【箱根駅伝2026名鑑】青山学院大学
-
2025.11.20
-
2025.11.20
-
2025.11.20
-
2025.11.16
-
2025.11.20
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.11.20
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.21
編集部コラム「柔らかい顔に」
攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]
2025.11.21
「箱根路が育む挑戦」箱根駅伝シンポジウム開催!小山直城「出場した思い強かった」葛西潤「誰かのためにと走った」
第102回箱根駅伝まで約40日となった11月21日、大会の機運を高めるイベント「第102回箱根駅伝シンポジウム」が、都内で開催された。 今回のメインテーマは「世界を駆ける~箱根路が育む挑戦~」。昨年のパリ五輪、9月の東京 […]
2025.11.21
「2強」日本郵政グループ、積水化学がV争いリード しまむら、エディオン、三井住友海上らが隙うかがう/クイーンズ駅伝みどころ
◇第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月23日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) 第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城)は11月2 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025