新年度を迎えるにあたり、今春大学を卒業した選手たちが実業団やクラブチームに加入。また、多くのチームで新体制が発表された。
東京五輪代表では女子1500m8位の田中希実が豊田自動織機、男子110mハードルの泉谷駿介が住友電工、男子400mハードルの山内大夢は東邦銀行、女子4×100mリレーの兒玉芽生はミズノにそれぞれ入社。男子4×100mリレー補欠のデーデー・ブルーノはセイコーと所属契約を結び、女子4×100mリレーの齋藤愛美は大阪成蹊ACで競技を続ける。
また、女子マラソンの一山麻緒が監督の永山忠幸氏とともにワコールから資生堂に移籍。男子4×400mリレーの川端魁人が教員の職を辞して、中京大の短距離プレイングコーチに就任し、女子20km競歩の岡田久美子は富士通に加入した。
このほか、2020年日本選手権女子800mの優勝の川田朱夏はJOCの就職支援制度「アスナビ」を通して、ニコニコのりに入社している。
実業団では移籍選手も発表され、男子では今年のニューイヤー駅伝で2位だったSUBARUは昨年度いっぱいでの廃部が決まっていた八千代工業から真船恭輔が加入。SUBARUに所属していた住吉秀昭は九電工、富士通の下史典がトヨタ紡織へ移籍し、SGホールディングスの阪口竜平はOnアスリートと契約を結んだ。女子では2020年に豊田自動織機を退社していた福田有以がユニクロに新加入。天満屋の翁田あかりが4年ぶりに競技に復帰することも明らかになった。
監督の交代も相次ぎ、全日本実業団駅伝で過去3度優勝しているトヨタ自動車は佐藤敏信監督が総監督となり、コーチの熊本剛氏が監督に昇格。SGホールディングスは監督代行だった塩見雄介氏が監督となり、中央発條も亀鷹律良氏に代わり佐藤雄治氏が監督に就いた。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.04
飯塚翔太がラオスで陸上競技指導 「飯塚翔太リレーカーニバル」も開催
2025.12.04
世界陸連が走幅跳のルール変更を断念 「テイクオフゾーン」提案も選手からの反発強く
-
2025.12.04
-
2025.12.03
-
2025.12.02
-
2025.12.02
2025.11.28
青学大、國學院大、中大、早大など11校! 4回目を迎える宮古島大学駅伝の出場予定校発表
-
2025.11.29
-
2025.12.01
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.04
飯塚翔太がラオスで陸上競技指導 「飯塚翔太リレーカーニバル」も開催
東京世界選手権男子200m代表の飯塚翔大(ミズノ)が11月30日から12月3日まで、ラオスを訪問。4日にリモートで現地で行った活動について報告会見を行った。 飯塚はJICA(国際協力機構)が進める「スポーツを通じて世界平 […]
2025.12.04
世界陸連が走幅跳のルール変更を断念 「テイクオフゾーン」提案も選手からの反発強く
世界陸連(WA)が検討していた走幅跳のルール変更案について、選手からの反発などを受けて撤回されたことを英ガーディアン紙が報じた。 走幅跳では、20cmの踏み切り板とその先に10cmの粘土板が敷かれ、踏み切り板と粘土板の境 […]
2025.12.04
世界陸連主催大会での年齢制限を緩和 高校1年生相当で全種目に出場可能
世界陸連(WA)は12月2日・3日の両日に評議会を開催し、各種ルールの確認や規則改定について協議した。 その中で、WA主催大会の一部種目で設けられていた年齢制限を撤廃することが決まった。 従来は、マラソンおよび35km競 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025