写真/Mochizuki Jiro(Agence SHOT)
ブルームフォンテイン(南アフリカ)で3月16日に開催された屋外競技会の女子100mで、東京五輪200m銀メダリストのC.ムボマ(ナミビア)が自己ベストの11秒15(-1.1)をマークした。このタイムは今季世界2位タイ。
ムボマが100mを走るのはこれが2回目で、最初のレースは1月にナミビアの競技会で出した11秒25。2003年5月生まれのムボマは、200mで21秒78のU20アフリカ記録を持っている。400mでは昨年7月にU20世界記録(49秒42)を上回る48秒54で走っていたが、テストステロン値が基準値を上回っており公認されていない。今後は7月に開催されるオレゴン世界選手権に向けての調整のため、米国でのレースに出場予定という。
同じレースでは昨年の東京五輪200mで6位に入った18歳のB.マシリンギ(ナミビア)が11秒24のシーズンベストを出している。マシリンギは東京五輪の後に行われたU20世界選手権で100m、200mでいずれも2位に入っている。
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