HOME 駅伝、箱根駅伝

2022.01.03

青学大が足踏みも首位キープ 順大の牧瀬圭斗が快走!「目標は総合V」31年ぶり6区区間賞で3位浮上 /箱根駅伝
青学大が足踏みも首位キープ 順大の牧瀬圭斗が快走!「目標は総合V」31年ぶり6区区間賞で3位浮上 /箱根駅伝


◇第98回箱根駅伝・復路(神奈川・箱根町~東京・大手町/5区間109.6km)

第98回箱根駅伝の復路が幕を開けた。

往路優勝の青学大の6区は前回区間3位の高橋勇斗(3年)。だが、やや足元を気にしながらの走りとなり、差を広げることができない。高橋は59分03秒を要したもののなんとか粘りきりトップ中継。当日変更で入った7区の岸本大紀(3年)へとつないだ。

広告の下にコンテンツが続きます

2位争いは熾烈に。帝京大に追いついた王者・駒大だったが、順大の主将・牧瀬圭斗(4年)が快走を見せて16km過ぎに2位争いに追いつき、一時は2位に躍り出た。

それでも、最後は駒大・佃康平(4年)が意地を見せ、青学大と3分18秒差で2位に浮上して中継。順大が3位、帝京大が4位で続いた。中大、國學院、東京国際大、創価大、東洋大と並び、シード権獲得となる10位に東海大。東海大から8秒差に法大が続いている。

6区を誰よりも速く駆け下りたのは順大・牧瀬で58分22秒。順大の6区区間賞は1991年の紺野浩以来、31年ぶりとなる。区間3位には駿河台大の小泉謙(3年)が入り、健闘を見せている。

区間賞の牧瀬は「うまく上れたので、下りでうまくスピードに乗れた。僕の走りで後半4人の勢いがつけられたと思う。自分の走りができれば区間賞争いができると思っていました。結果的に記録がついてきてよかった。目標は総合優勝」と語った。

●6区通過順位
1)青学大 6.21.09
2)駒大 6.24.27
3)順大 6.24.32
4)帝京大 6.24.42
5)中大 6.25.13
6)國學院大 6.25.51
7)東京国際大 6.26.28
8)創価大 6.26.48
9)東洋大 6.27.53
10)東海大 6.28.07
11)法大 6.28.16
12)神奈川大 6.29.01
13)国士大 6.29.22
14)早大 6.29.28
OP関東学生連合 6.29.28
15)山梨学大 6.31.07
16)明大 6.31.48
17)日体大 6.33.43
18)中央学大 6.34.51
19)専大 6.38.48
20)駿河台大 6.39.58

■区間上位成績
1位 牧瀬圭斗(順大)58分22秒
2位 武田和馬(法大)58分40秒
3位 小泉 謙(駿河台大)58分47秒
3位 工藤巧夢(中央学大)58分47秒
5位 若林陽大(中大)58分48秒

◇第98回箱根駅伝・復路(神奈川・箱根町~東京・大手町/5区間109.6km) 第98回箱根駅伝の復路が幕を開けた。 往路優勝の青学大の6区は前回区間3位の高橋勇斗(3年)。だが、やや足元を気にしながらの走りとなり、差を広げることができない。高橋は59分03秒を要したもののなんとか粘りきりトップ中継。当日変更で入った7区の岸本大紀(3年)へとつないだ。 2位争いは熾烈に。帝京大に追いついた王者・駒大だったが、順大の主将・牧瀬圭斗(4年)が快走を見せて16km過ぎに2位争いに追いつき、一時は2位に躍り出た。 それでも、最後は駒大・佃康平(4年)が意地を見せ、青学大と3分18秒差で2位に浮上して中継。順大が3位、帝京大が4位で続いた。中大、國學院、東京国際大、創価大、東洋大と並び、シード権獲得となる10位に東海大。東海大から8秒差に法大が続いている。 6区を誰よりも速く駆け下りたのは順大・牧瀬で58分22秒。順大の6区区間賞は1991年の紺野浩以来、31年ぶりとなる。区間3位には駿河台大の小泉謙(3年)が入り、健闘を見せている。 区間賞の牧瀬は「うまく上れたので、下りでうまくスピードに乗れた。僕の走りで後半4人の勢いがつけられたと思う。自分の走りができれば区間賞争いができると思っていました。結果的に記録がついてきてよかった。目標は総合優勝」と語った。 ●6区通過順位 1)青学大 6.21.09 2)駒大 6.24.27 3)順大 6.24.32 4)帝京大 6.24.42 5)中大 6.25.13 6)國學院大 6.25.51 7)東京国際大 6.26.28 8)創価大 6.26.48 9)東洋大 6.27.53 10)東海大 6.28.07 11)法大 6.28.16 12)神奈川大 6.29.01 13)国士大 6.29.22 14)早大 6.29.28 OP関東学生連合 6.29.28 15)山梨学大 6.31.07 16)明大 6.31.48 17)日体大 6.33.43 18)中央学大 6.34.51 19)専大 6.38.48 20)駿河台大 6.39.58 ■区間上位成績 1位 牧瀬圭斗(順大)58分22秒 2位 武田和馬(法大)58分40秒 3位 小泉 謙(駿河台大)58分47秒 3位 工藤巧夢(中央学大)58分47秒 5位 若林陽大(中大)58分48秒

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.13

編集部コラム「あっという間の2025年」

攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]

NEWS 早大のルーキー・鈴木琉胤「少しずつトラックの頃に戻ってきた」 往路希望で「区間賞を狙う走りを」

2025.12.13

早大のルーキー・鈴木琉胤「少しずつトラックの頃に戻ってきた」 往路希望で「区間賞を狙う走りを」

箱根駅伝で15年ぶりの総合優勝を狙う早大が12月13日、埼玉・所沢キャンパスで合同取材会を開いた。 出雲駅伝、全日本大学駅伝で出走したルーキー・鈴木琉胤は「ハーフは走ったことがなくて、箱根でいきなりという不安はあります。 […]

NEWS 箱根駅伝15年ぶりV狙う早大が合同取材会 花田勝彦駅伝監督「状態上がっている」 山口智規「大手町を楽しみにしてほしい」

2025.12.13

箱根駅伝15年ぶりV狙う早大が合同取材会 花田勝彦駅伝監督「状態上がっている」 山口智規「大手町を楽しみにしてほしい」

箱根駅伝で15年ぶりの総合優勝を狙う早大が12月13日、埼玉・所沢キャンパスで合同取材会を開いた。 この日は撮影と共通取材、個別取材を実施。共通取材で花田勝彦駅伝監督は「今年もかなり良いかたちで準備ができたと思っています […]

NEWS 連覇か、V奪回か?「ニューイヤー駅伝2026」に挑む強豪3チームの意気込み/旭化成・トヨタ自動車・富士通
PR

2025.12.13

連覇か、V奪回か?「ニューイヤー駅伝2026」に挑む強豪3チームの意気込み/旭化成・トヨタ自動車・富士通

2026年の幕開けを飾る全日本実業団対抗駅伝(通称・ニューイヤー駅伝)は、第70回の記念大会として1月1日、前橋市にある群馬県庁前をスタートし、上州路をぐるりと回って県庁に戻る7区間・総距離100kmのコースで行われる。 […]

NEWS ロス瑚花アディアが60m7秒48のユタ州立大新記録 東京・城西高出身で今秋から留学中

2025.12.13

ロス瑚花アディアが60m7秒48のユタ州立大新記録 東京・城西高出身で今秋から留学中

12月10日に米国・ユタ州でブリガム・ヤング大で行われた同大学招待競技会室内女子60mで、ロス瑚花アディア(ユタ州立大)が7秒48で4位に入った。従来のユタ州立大記録38年ぶりの更新となる。 ロスは東京・駒沢中から城西高 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top