HOME ニュース、国内

2021.12.13

110mH日本記録保持者・泉谷駿介が来春、住友電工へ!小池祐貴、多田修平らと世界目指す
110mH日本記録保持者・泉谷駿介が来春、住友電工へ!小池祐貴、多田修平らと世界目指す


住友電工は、2022年4月入社予定の選手を発表。男子110mハードルの泉谷駿介(順大)、男子短距離の上山紘輝(近大)、同の安田圭吾(大東大)の3人が加入する。

110mハードルで13秒06の日本記録を持つ泉谷。今年の日本選手権で驚異的な日本記録を樹立し、ファイナルを目指した東京五輪では準決勝に進出した。そのレースでは脚をハードルにぶつけて失速した影響でわずかに決勝には届かなかったが、確かに近づいた瞬間でもあった。

神奈川・武相高時代は八種競技でインターハイ優勝。走幅跳(7m92)、三段跳(16m08)と各種目で好記録を持つマルチアスリートで、100mも10秒37の自己記録を持つ。順大では110mハードルの才能を開花。18年にU20世界選手権銅メダル、19年に13秒36の日本タイ記録(当時)、ドーハ世界選手権代表入り(欠場)、そして今年の日本選手権で13秒06の日本記録保持者となり、オリンピアンとなった。

広告の下にコンテンツが続きます

住友電工には、同じく東京五輪に出場した短距離の小池祐貴、多田修平や、十種競技の丸山優真、女子短距離の御家瀬緑らが所属。同社は「新戦力として3選手を迎えることでチームの底上げを図るとともに、世界の舞台を目指して挑戦する選手の育成に力を注ぎます」とコメントしている。世界に誇るハードラーが、新たな環境で世界のファイナルを目指す。

上山は200mで20秒69のベストを持ち、今年の日本インカレ2位、日本選手権でも5位入賞。多田と練習拠点をともにしている安田はU20世界選手権代表の経験があり、200m20秒61がベスト。昨年の日本インカレでは3位に入っている。小池、多田らと組むことになる4×100mリレーでどんな記録が出るのかにも注目が集まる。

住友電工は、2022年4月入社予定の選手を発表。男子110mハードルの泉谷駿介(順大)、男子短距離の上山紘輝(近大)、同の安田圭吾(大東大)の3人が加入する。 110mハードルで13秒06の日本記録を持つ泉谷。今年の日本選手権で驚異的な日本記録を樹立し、ファイナルを目指した東京五輪では準決勝に進出した。そのレースでは脚をハードルにぶつけて失速した影響でわずかに決勝には届かなかったが、確かに近づいた瞬間でもあった。 神奈川・武相高時代は八種競技でインターハイ優勝。走幅跳(7m92)、三段跳(16m08)と各種目で好記録を持つマルチアスリートで、100mも10秒37の自己記録を持つ。順大では110mハードルの才能を開花。18年にU20世界選手権銅メダル、19年に13秒36の日本タイ記録(当時)、ドーハ世界選手権代表入り(欠場)、そして今年の日本選手権で13秒06の日本記録保持者となり、オリンピアンとなった。 住友電工には、同じく東京五輪に出場した短距離の小池祐貴、多田修平や、十種競技の丸山優真、女子短距離の御家瀬緑らが所属。同社は「新戦力として3選手を迎えることでチームの底上げを図るとともに、世界の舞台を目指して挑戦する選手の育成に力を注ぎます」とコメントしている。世界に誇るハードラーが、新たな環境で世界のファイナルを目指す。 上山は200mで20秒69のベストを持ち、今年の日本インカレ2位、日本選手権でも5位入賞。多田と練習拠点をともにしている安田はU20世界選手権代表の経験があり、200m20秒61がベスト。昨年の日本インカレでは3位に入っている。小池、多田らと組むことになる4×100mリレーでどんな記録が出るのかにも注目が集まる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.07

編集部コラム「追いかけっこ」

毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]

NEWS メモリードが実業団陸上部の活動終了を発表 今後は個人アスリート支援へ

2025.11.07

メモリードが実業団陸上部の活動終了を発表 今後は個人アスリート支援へ

11月7日、実業団のメモリードは、27年3月をもって実業団陸上部としての活動を終了すると発表した。今後は「チーム単位での支援」から「個人アスリート支援」へと方針を転換し、陸上競技に限らず幅広いスポーツ分野の選手を対象に支 […]

NEWS 110mH学生世界一の阿部竜希がエターナルホスピタリティG内定!「勇往邁進の精神で」棒高跳・柄澤、短距離・木梨もアスナビ就職

2025.11.07

110mH学生世界一の阿部竜希がエターナルホスピタリティG内定!「勇往邁進の精神で」棒高跳・柄澤、短距離・木梨もアスナビ就職

公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)が実施するアスリート支援ナビゲーション「アスナビ」を活用し、陸上3選手の就職・内定が決まった。 男子110mハードルで13秒12(学生歴代3位、日本歴代4位)を持つ阿部竜希(順 […]

NEWS 日本陸連・有森裕子会長に岡山市市民栄誉賞「本市の名を高めることに特に顕著な功績」五輪2大会メダル

2025.11.07

日本陸連・有森裕子会長に岡山市市民栄誉賞「本市の名を高めることに特に顕著な功績」五輪2大会メダル

岡山市は11月7日、女子マラソンで五輪2大会連続メダリストの日本陸連・有森裕子会長に、岡山市市民栄誉賞を授与し同日授与式が執り行われた。 有森会長は岡山県岡山市出身の58歳。女子マラソンにおいて、1992年バルセロナ五輪 […]

NEWS 神奈川県高校駅伝で誤誘導により4校記録無効 嘆願書提出の三浦学苑が関東大会に異例のオープン参加 高体連が認める

2025.11.07

神奈川県高校駅伝で誤誘導により4校記録無効 嘆願書提出の三浦学苑が関東大会に異例のオープン参加 高体連が認める

11月3日の神奈川県高校駅伝(横浜市のフィールド小机・日産スタジアム付設ハーフマラソンコース)で誤誘導による4校が記録無効となり、記録無効となった4校のうち三浦学苑について、高体連が関東高校駅伝(11月22日/埼玉・熊谷 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top