第98回箱根駅伝のチームエントリーが12月10日に行われ、今回も1チーム16人、21チーム計336人が選手登録された。全選手の出身高校を集計したところ、11人がエントリーした学法石川(福島)が2年連続で最多となった。前回、1年生ながら2区区間4位と好走した松山和希(東洋大)や同じく4区区間7位の櫛田佳希(明大)がエントリー。また、11人がすべて違うチームで登録されたのも珍しいケースとなる。
2位は前回と同数の9人となった佐久長聖(長野)で、こちらも2年連続。鈴木芽吹(駒大)や伊藤大志(早大)ら、2年前の全国高校駅伝で3位入賞を果たしたメンバーのうち5人が選手登録された。
3位には8人で並んだ東農大二(群馬)と鳥栖工(佐賀)。東農大二からは5000m前高校記録保持者の石田洸介(東洋大)を筆頭に1年生が3人エントリー。鳥栖工は前回の4人から倍増となっている。次いで埼玉栄が7人。市船橋、八千代松陰の千葉勢と小林、宮崎日大の宮崎勢の4校から6人がエントリーしている。
出身高の都道府県別では28人の千葉が5年連続でトップ。前回12人から18人に増やした神奈川が2位となり、群馬(17人)、埼玉(15人)と関東圏が上位を占めるなか、13人が登録した熊本が5位に食い込んだ。
●出身高別エントリー選手
■11人 学法石川(福島)
エントリー選手(校名の後ろの数字は学年)
半澤黎斗(早大4)、加藤広之(日体大4)、久納碧(法大4)、横田俊吾(青学大3)、宗像聖(東京国際大3)、櫛田佳希(明大3)、中澤雄大(中大3)、岩谷翼(山梨学大3)、松山和希(東洋大2)、田島洸樹(専大2)、吉田凌(創価大1)
■9人
佐久長聖(長野)
■8人
東農大二(群馬)、鳥栖工(佐賀)
■7人
埼玉栄(埼玉)
■6人
市船橋(千葉)、八千代松陰(千葉)、小林(宮崎)、宮崎日大(宮崎)
■5人
洛南(京都)、世羅(広島)
■4人
仙台育英(宮城)、東北(宮城)、水城(茨城)、前橋育英(群馬)、専大松戸(千葉)、國學院久我山(東京)、四日市工(三重)、藤沢翔陵(神奈川)、滋賀学園(滋賀)、大牟田(福岡)、九州学院(熊本)
●都道府県別エントリー選手
28人 千葉
18人 神奈川
17人 群馬
15人 埼玉
13人 熊本
12人 福島、東京、長野、静岡、宮崎
11人 宮城、佐賀
10人 茨城
9人 愛知、兵庫
8人 山形、福井、福岡、鹿児島
7人 北海道、広島、長崎
6人 滋賀、大阪、山口、愛媛
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.12.12
-
2025.12.12
-
2025.12.12
-
2025.12.12
-
2025.12.12
-
2025.12.07
-
2025.11.20
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.12
國學院大がライフネット生命とスポンサーシップ契約「箱根路で最高の景色を見せられるよう邁進」
ライフネット生命保険株式会社は12月12日、昨年から結んでいる國學院大陸上競技部とのスポンサーシップ契約を延長したと発表した。 2008年に開業したライフネット生命は、オンライン生保のリーディングカンパニーとして知られる […]
2025.12.12
全中3000mV出田隆之助擁する中京、前回8位の大淀、戦力充実の稲美北、常盤松などが有力 14日に中学駅伝日本一決定戦/全中駅伝男子展望
第33回全国中学校駅伝が、12月14日に滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催される。 男子6区間18km、女子5区間12kmのコースに、各都道府県代表に開催地枠を加えた男女それぞれ48チームが出場し、中 […]
2025.12.12
京山が3連覇に向けて前進 東北勢初のトップ3目指す黒石野、初出場の男山三、鶴ヶ島藤が上位候補/全中駅伝女子展望
第33回全国中学校駅伝が、12月14日に滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催される。 男子6区間18km、女子5区間12kmのコースに、各都道府県代表に開催地枠を加えた男女それぞれ48チームが出場し、中 […]
2025.12.12
豪州で18歳・ビークロフトが10000m競歩38分02秒68のU20世界新
12月11日、豪州シドニーで、ニューサウスウェールズ州10000m競歩選手権が行われ、I.ビークロフト(豪州)が38分02秒68のU20世界新記録をマークした。 ビークロフトは2007年生まれの18歳。競歩選手だった父の […]
2025.12.12
箱根駅伝初Vへ國學院大・前田康弘監督「ジョーカーにどう立ち向かっていくか」 主将・上原琉翔「先頭でタスキを」
第102回箱根駅伝で初優勝を狙う國學院大が12月12日、都内の渋谷キャンパスで壮行会と記者会見を開いた。 例年の合同による囲み取材形式から急遽、記者会見方式への変更。前田康弘監督は「今年は今のところ16人全員が元気で良い […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025