HOME 駅伝、箱根駅伝

2021.12.10

指揮官たちが前哨戦!?箱根駅伝監督トークバトル開催 青学大・原監督「パワフルな走りで総合優勝」
指揮官たちが前哨戦!?箱根駅伝監督トークバトル開催 青学大・原監督「パワフルな走りで総合優勝」


「第98回箱根駅伝 監督トークバトル」が12月10日、オンラインで行われライブ配信された。

青学大・原晋監督(前回4位)、順大・長門俊介監督(前回7位)、創価大・榎木和貴監督(前回2位)、東京国際大学・大志田秀次監督(前回10位)、東洋大・酒井俊幸監督(前回3位)が出席し、コーディネーター役を関東学生陸上競技連盟・上田誠仁駅伝対策委員長(山梨学院大学監督)が務めた。

広告の下にコンテンツが続きます

トークバトルでは各校の指揮官が第98回大会の展望や秘策、出雲駅伝と全日本大学駅伝の前哨戦を終えての手応えなどを展開。多彩なテーマで本大会への意気込みを熱く、ユーモアを交えながら語り合った。

最初の話題は今夏に行われた東京五輪。長距離種目に出場した男子日本代表選手は全員が学生時代に箱根駅伝を経験していた点から、多くの監督が「箱根から世界へ」が体現されつつあることを実感していた。

トークバトル恒例の「ズバリ!今大会の目標順位は?」という質問では、各監督が往路、復路、総合の目標順位をそれぞれ手元のフリップに以下のように記入した。

青学大・原監督「パワフルな走りで1位/1位/総合優勝」
順大・長門監督「3位/3位/3位」
創価大・榎木監督「1位/3位/3位以上」
東京国際大・大志田監督「3位以内/流れ/3位以内」
東洋大・酒井監督「優勝/?/3位」

広告の下にコンテンツが続きます

続けて、この日エントリーされた各校のエントリーメンバー16名を見ながら、「『チームをつくる』一番大切にしていることは?」という質問について、原監督が「情報のオープン化」と答え、「(やるのは)人ですから、心に響かせるコミュニケーションが大切」とその意図を説明。「個性」を重視しているという長門監督は、「学生たちは十人十色の考え方を持っている。個性を認め合えるような環境作りを心掛けています」と語った。

「今年1年、〇〇を意識した!」というテーマで、「ポストコロナ」と答えた酒井監督は「当たり前が当たり前でなくなっているなか過去に戻るのではなく、新しい付加価値のものを作っていかないといけない」と述べ、大志田監督は「継続力」を、榎木監督は「強さの追求」を意識してきたと話した。

その後、箱根駅伝ファンからの質問に答えた後、最後に各監督が今大会に向けた意気込みを力強く語り、監督トークバトルが終了した。

第98回箱根駅伝は来年1月2日に往路、3日に復路が行われる。12月29日に区間エントリー10人が発表され、往路、復路スタートの1時間10分前(6時50分)にメンバー変更が認められる。

「第98回箱根駅伝 監督トークバトル」が12月10日、オンラインで行われライブ配信された。 青学大・原晋監督(前回4位)、順大・長門俊介監督(前回7位)、創価大・榎木和貴監督(前回2位)、東京国際大学・大志田秀次監督(前回10位)、東洋大・酒井俊幸監督(前回3位)が出席し、コーディネーター役を関東学生陸上競技連盟・上田誠仁駅伝対策委員長(山梨学院大学監督)が務めた。 トークバトルでは各校の指揮官が第98回大会の展望や秘策、出雲駅伝と全日本大学駅伝の前哨戦を終えての手応えなどを展開。多彩なテーマで本大会への意気込みを熱く、ユーモアを交えながら語り合った。 最初の話題は今夏に行われた東京五輪。長距離種目に出場した男子日本代表選手は全員が学生時代に箱根駅伝を経験していた点から、多くの監督が「箱根から世界へ」が体現されつつあることを実感していた。 トークバトル恒例の「ズバリ!今大会の目標順位は?」という質問では、各監督が往路、復路、総合の目標順位をそれぞれ手元のフリップに以下のように記入した。 青学大・原監督「パワフルな走りで1位/1位/総合優勝」 順大・長門監督「3位/3位/3位」 創価大・榎木監督「1位/3位/3位以上」 東京国際大・大志田監督「3位以内/流れ/3位以内」 東洋大・酒井監督「優勝/?/3位」 続けて、この日エントリーされた各校のエントリーメンバー16名を見ながら、「『チームをつくる』一番大切にしていることは?」という質問について、原監督が「情報のオープン化」と答え、「(やるのは)人ですから、心に響かせるコミュニケーションが大切」とその意図を説明。「個性」を重視しているという長門監督は、「学生たちは十人十色の考え方を持っている。個性を認め合えるような環境作りを心掛けています」と語った。 「今年1年、〇〇を意識した!」というテーマで、「ポストコロナ」と答えた酒井監督は「当たり前が当たり前でなくなっているなか過去に戻るのではなく、新しい付加価値のものを作っていかないといけない」と述べ、大志田監督は「継続力」を、榎木監督は「強さの追求」を意識してきたと話した。 その後、箱根駅伝ファンからの質問に答えた後、最後に各監督が今大会に向けた意気込みを力強く語り、監督トークバトルが終了した。 第98回箱根駅伝は来年1月2日に往路、3日に復路が行われる。12月29日に区間エントリー10人が発表され、往路、復路スタートの1時間10分前(6時50分)にメンバー変更が認められる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.28

2月に名古屋アジア大会・競歩のリハーサル大会 名古屋市の特設コースで実施

愛知陸協は、26年2月21日に名古屋市で第15回愛知競歩競技会を行うと発表した。 愛知競歩競技会は、これまでパロマ瑞穂北陸上競技場や知多運動公園陸上競技場(Bフードサイエンス1969知多スタジアム)などトラックで実施され […]

NEWS 箱根駅伝Stories/人一倍練習をこなして成長した駒大・伊藤蒼唯 夏場のケガを乗り越え「身体で感覚を思い出せた」

2025.12.28

箱根駅伝Stories/人一倍練習をこなして成長した駒大・伊藤蒼唯 夏場のケガを乗り越え「身体で感覚を思い出せた」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 トップ選手が集まる駒大で代名詞が 駒大・伊藤蒼唯(4年)の代名詞は「 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/3連覇に挑む青学大の絶対エース・黒田朝日 「チームが勝つために最大限の走りがしたい」

2025.12.28

箱根駅伝Stories/3連覇に挑む青学大の絶対エース・黒田朝日 「チームが勝つために最大限の走りがしたい」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 「花の2区」で2度の爆走 箱根駅伝で、黒田朝日(4年)は、「花の2区 […]

NEWS トヨタ自動車、旭化成、Hondaの「3強」が中心!第70回記念大会を制するのは?日本代表たちの激走にも注目/ニューイヤー駅伝

2025.12.28

トヨタ自動車、旭化成、Hondaの「3強」が中心!第70回記念大会を制するのは?日本代表たちの激走にも注目/ニューイヤー駅伝

◇第70回全日本実業団対抗駅伝(1月1日/群馬県庁前発着・7区間100km) 第70回の節目を迎える全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝inぐんま)は2026年1月1日、群馬県前橋市の群馬県庁を発着点とする7区間100 […]

NEWS ミュンヘン五輪ハンマー投金メダルのボンダルチュク氏が死去 引退後はセディフ、カツバーグらを指導

2025.12.28

ミュンヘン五輪ハンマー投金メダルのボンダルチュク氏が死去 引退後はセディフ、カツバーグらを指導

男子ハンマー投のA.ボンダルチュク氏(ソ連/ウクライナ)が亡くなった。85歳だった。 ボンダルチュク氏は1972年のミュンヘン五輪の金メダリスト。1969年に当時の世界記録75m48を投げ、史上初めて75m台を記録した選 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top