HOME 駅伝、箱根駅伝

2021.11.23

関東学生有力ランナーが熱走!明大の児玉真輝が全体トップ「同世代には負けたくない」/10000m記録挑戦競技会
関東学生有力ランナーが熱走!明大の児玉真輝が全体トップ「同世代には負けたくない」/10000m記録挑戦競技会

23日、神奈川・相模原ギオンスタジアムで関東学連主催の10000m記録挑戦競技会が行われ、箱根駅伝出場校のエースたちが競い合った。

同競技会は出場選手の目標タイムによって組分けされ、設定タイムがもっとも高かった9組目では明大の児玉真輝(2年)が28分32秒71でトップ。自己記録(28分22秒27)には届かなかったが、「今日は記録を狙うというよりは28分30~40秒くらいを狙い、レースの流れに乗って組トップになれたらと思っていました」と充実の表情を浮かべた。

児玉は今年5月の関東インカレ前に肺気胸を患い、前半シーズンを棒に振ったが見事に復活。来年1月の箱根駅伝に向けては「(優勝候補の)駒大は自分と同じ2年生世代に強い選手がそろっている。彼らには負けたくない」と強い対抗心を示した。

同組2着は今年の箱根駅伝で関東学生連合チームの6区を走った大川歩夢(東経大3)で28分33秒02。10月の出雲駅伝2区で区間賞を獲得した木付琳(國學院大4)が28分37秒76で3着だった。

箱根駅伝予選会で敗退したチームの選手で構成される関東学生連合チームの選手も複数名出場し、日本薬科大の中山雄太(3年)が9組5着(28分39秒64)と好走。「28分40秒を目標にしていたので、クリアすることができました。高いレベルで競技をしていきたいので、箱根駅伝では大迫(傑)選手が走っていた1区や、相澤(晃/旭化成)選手が走ってきた2区を走りたい。箱根は小学生の時からの夢なので、絶対に走りたい」と意気込んだ。

広告の下にコンテンツが続きます

今年の箱根駅伝王者で11月の全日本大学駅伝でも2連覇を果たした駒大勢も出場し、唐澤拓海(2年)が28分43秒83で全体7位。ケガで全日本大学駅伝を欠場してから初のトラックレースとなったが、「今日は28分30秒くらいを狙っていたので、ちょっとダメでしたね。痛みはもうないので、箱根駅伝ではとにかくチームに貢献する走りがしたい」と話した。

23日、神奈川・相模原ギオンスタジアムで関東学連主催の10000m記録挑戦競技会が行われ、箱根駅伝出場校のエースたちが競い合った。 同競技会は出場選手の目標タイムによって組分けされ、設定タイムがもっとも高かった9組目では明大の児玉真輝(2年)が28分32秒71でトップ。自己記録(28分22秒27)には届かなかったが、「今日は記録を狙うというよりは28分30~40秒くらいを狙い、レースの流れに乗って組トップになれたらと思っていました」と充実の表情を浮かべた。 児玉は今年5月の関東インカレ前に肺気胸を患い、前半シーズンを棒に振ったが見事に復活。来年1月の箱根駅伝に向けては「(優勝候補の)駒大は自分と同じ2年生世代に強い選手がそろっている。彼らには負けたくない」と強い対抗心を示した。 同組2着は今年の箱根駅伝で関東学生連合チームの6区を走った大川歩夢(東経大3)で28分33秒02。10月の出雲駅伝2区で区間賞を獲得した木付琳(國學院大4)が28分37秒76で3着だった。 箱根駅伝予選会で敗退したチームの選手で構成される関東学生連合チームの選手も複数名出場し、日本薬科大の中山雄太(3年)が9組5着(28分39秒64)と好走。「28分40秒を目標にしていたので、クリアすることができました。高いレベルで競技をしていきたいので、箱根駅伝では大迫(傑)選手が走っていた1区や、相澤(晃/旭化成)選手が走ってきた2区を走りたい。箱根は小学生の時からの夢なので、絶対に走りたい」と意気込んだ。 今年の箱根駅伝王者で11月の全日本大学駅伝でも2連覇を果たした駒大勢も出場し、唐澤拓海(2年)が28分43秒83で全体7位。ケガで全日本大学駅伝を欠場してから初のトラックレースとなったが、「今日は28分30秒くらいを狙っていたので、ちょっとダメでしたね。痛みはもうないので、箱根駅伝ではとにかくチームに貢献する走りがしたい」と話した。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.12.13

國學院大エースの平林清澄「どの区間でもエースとしての走りをする」最後の箱根駅伝「監督を大号泣させたい」

第101回箱根駅伝に出場する國學院大が12月13日、東京の渋谷キャンパスで壮行会が開かれ、前田康弘監督と選手たちが登壇。壮行会後に主将の平林清澄(4年)が報道陣の合同取材に応じた。 2冠を獲得しているだけに、壮行会にはフ […]

NEWS 國學院大・前田康弘監督 箱根駅伝初制覇へ「復路で仕留めにいく」自身も駒大初Vの主将「平林にも…」

2024.12.13

國學院大・前田康弘監督 箱根駅伝初制覇へ「復路で仕留めにいく」自身も駒大初Vの主将「平林にも…」

第101回箱根駅伝に出場する國學院大が12月13日、東京の渋谷キャンパスで壮行会が開かれ、前田康弘監督と選手たちが登壇。壮行会後に前田監督が報道陣の合同取材に応じた。 前田監督は壮行会を振り返り、「すごい人数でビックリし […]

NEWS 箱根駅伝初V狙う國學院大が壮行会 前田康弘監督「チーム力、団結力がある」

2024.12.13

箱根駅伝初V狙う國學院大が壮行会 前田康弘監督「チーム力、団結力がある」

第101回箱根駅伝に出場する國學院大が12月13日、東京の渋谷キャンパスで壮行会が開かれ、前田康弘監督と選手たちが登壇した。 出雲駅伝、全日本大学駅伝を制した國學院大。多くのファン・学生が壮行会を見守り、その注目度の高さ […]

NEWS 40歳・岡本直己が来年1月で引退へ 都道府県駅伝通算134人抜き、マラソンでも活躍

2024.12.13

40歳・岡本直己が来年1月で引退へ 都道府県駅伝通算134人抜き、マラソンでも活躍

中国電力に所属する岡本直己が来年1月に引退することが12月13日、明らかになった。 1984年5月生まれで40歳の岡本。鳥取・東伯中、由良育英高(現・鳥取中央育英高)を経て明大に進んだ。大学2年時には、箱根駅伝予選会の1 […]

NEWS ユニクロの長沼祥吾監督が11月末で退任 プリンセス駅伝でトップ通過に導く 後任は未定

2024.12.13

ユニクロの長沼祥吾監督が11月末で退任 プリンセス駅伝でトップ通過に導く 後任は未定

12月13日、ユニクロは長沼祥吾監督が11月末で退任し、来年2月末をもって退社することを発表した。 長沼監督は長崎県出身の56歳。筑波大大学院を修了後、94年に営団地下鉄陸上部の立ち上げにあたって監督に就任。世界選手権マ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年12月号 (11月14日発売)

2024年12月号 (11月14日発売)

全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会

page top