2021.11.21
関東高校駅伝は11月20日、栃木県宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎを会場に行われた。新型コロナウイルスの感染対策としてタスキをつなぐのではなく、区間ごとのトラックレースを実施し、個人タイムの積算で順位を決定。男子(7区間42000m)は千葉県大会2位の市船橋が2時間3分36秒で31年ぶり4回目、女子(5区間21000m)は全国高校駅伝東京都代表・順天が1時間9分19秒で23年ぶり2回目の優勝を果たした。
市船橋は1区(10000m)を務めたインターハイ5000m10位の緒方澪那斗(3年)が29分14秒56で1着フィニッシュすると、2区以降もトップをキープ。後半にかけて盛り返してきた千葉県大会王者の八千代松陰を33秒抑え、全国切符を逃した県大会のリベンジを果たした。八千代松陰は2位で、3位には千葉県大会3位の流経大柏が入り、千葉勢がトップ3を独占。北関東勢では東農大三(埼玉県大会2位)の5位が最高だった。
順天も序盤から1位を守った。1区(6000m)の小川陽香(2年)が19分58秒25で競り勝つと、2区の鈴木美海(1年)、3区の南日向(3年)もそれぞれトップでフィニッシュ。28秒差の2位は神奈川大会優勝の白鵬女、3位には千葉2位の成田だった。北関東勢の最上位は、昌平(埼玉県大会2位)の5位だった。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.11.26
-
2025.11.26
-
2025.11.25
-
2025.11.20
-
2025.11.20
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.26
熊本信愛女学院高の元監督・山口和也さん死去 五輪1万m7位・川上優子さん、世界陸上マラソン4位・飛瀬貴子さんらを指導
熊本信愛女学院高(熊本)の元陸上競技部監督で、長年多くのランナーを育てた山口和也さんが11月23日、病気のため亡くなった。71歳。 1980年に同校に赴任した山口さん。当時の日本女子長距離は黎明期であったが、山口さんは高 […]
2025.11.26
世界クロカンU20代表選考会エントリー確定 インターハイ&国スポV新妻遼己や本田桜二郎ら 女子は細見芽生、真柴愛里
日本陸連は11月26日、第46回世界クロスカントリー選手権(2026年1月10日/米国・タラハシー)の男女U20日本代表代表選考会(11月30日/京都)の確定エントリーリストを発表した。 男子は当初エントリーしていた24 […]
2025.11.26
パリ五輪4×400mR金のウィルソンが地元のメリーランド大に進学決定
男子短距離のQ.ウィルソン(米国)がメリーランド大へ入学することが発表された。 ウィルソンは2008年生まれの17歳。23年ごろから400mで頭角を現し、同年の米国室内選手権で優勝するなど注目を浴びた。今年6月には400 […]
2025.11.26
男子3000m障害・ジャガーが現役引退 リオ五輪銀、ロンドン世界陸上銅など活躍 「別れの時が来た」
2016年リオ五輪の男子3000m障害で銀メダルに輝いたE.ジャガー(米国)が引退を表明した。 ジャガーは35歳。ジュニア時代には中長距離でU20世界選手権1500m7位などの成績を収め、シニアでは3000m障害で世界的 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025