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世界陸連が2021年「加盟国賞」のファイナリスト発表 アジアからは日本を選出


世界陸連(WA)は11月18日、ワールドアスレティックスアワード2021の加盟国賞(Member Federation Award)の候補団体を発表した。アスリート、ファン、そしてより良いコミュニティへ貢献した団体を称えるための賞で、6つの地域協会から3ヵ国の連盟が指名され、WA理事会の投票により、各地域協会から1ヵ国ずつ、6ヵ国のファイナリストが選出されている。

候補団体と主な実績は以下の通り。アジアから日本がノミネートされている。

●豪州(オセアニア)
感染症拡大の渡航制限による困難にもかかわらず、2回のコンチネンタルツアーブロンズと1回のコンチネンタルツアーシルバーミーティングを主催。東京五輪女子走高跳でN.マクダーモットがオセアニア初の2m越えをクリア(2m02)。東京五輪の豪州はチームにとって史上2番目の好成績で、3つのメダル、5つのナショナルレコード、14の入賞、20の自己記録を達成し、出場197の国と地域の中で10位。12万人以上がキッズアスレチックに積極的に参加。WAキッズプログラムの展開を試行、2022年に加盟協会全体に組み込むことを検討している。

●ケニア(アフリカ)
東京五輪では、米国とイタリアに次ぐ3番目のメダル獲得数。首都のナイロビで行われた8月のU20世界選手権で金メダル8個を含む16個のメダルを獲得した。また、同じくナイロビで開催されたコンチネンタルツアー・ゴールドの大会で男子100mでF.オムルワがアフリカ新記録の9秒77をマークするなど、ケニアは陸上競技の面での多様性を示した。U20世界選手権とコンチネンタルツアー・ゴールドの開催に加えて、国連の「スポーツを通じた気候行動枠組み」にも積極的に取り組んだ。

●チェコ(欧州)
新型コロナウイルスによる厳しい行動制限措置で、2020年秋から2021年春にかけてチェコではスポーツに影響があったが、「Back on Track(トラックに戻ろう)」と題してプロジェクトを実施。国内253ヵ所で大会を実施し、代表チームのメンバーから子供連れの家族や他競技の選手まで、年齢や競技レベルを問わず23000人以上が参加した。

●コスタリカ(北中米)
コロナ禍にあって過去12ヵ月間、トレーニング、競技会、開発のための実施要項を作成して実行。国内のトップアスリートが国際大会でより高いレベルの競技力へ到達することを実現。また、10年にわたるキッズアスレチックへの取り組みがあり、WAがキッズプログラム構想について相談した国の1つ。過去12ヵ月でシニアの中米選手権を2回開催、そのほかNACAC(北中米カリブ陸連)のU23、U20、U18選手権も開催。パンデミック後、北中米で最初に国際的なイベントを主催した連盟である。

●エクアドル(南米)
エクアドルは、2021年に南米で最も重要な南米選手権とU23南米選手権を主催。当初、南米選手権はアルゼンチンのブエノスアイレスで開催される予定だったが、開幕直前に返上を決定、それを受けてエクアドルが代替地として開催することを発表した。5月下旬に同国の都市・グアヤキルで開催され、多くのアスリートが東京五輪の資格を得た。最近では、2020年にガイアナのジョージタウンで開催される予定だったU23南米選手権をグアヤキルで開催。南米の13の加盟連盟すべてが参加し、若いアスリートがパンアメリカンジュニア選手権に出場権を得ている。

●日本(アジア)
日本にとって歴史上重要な節目となる東京五輪を開催。日本選手は男子20km競歩で銀・銅メダルの2つのメダルを獲得した。競歩は世界で最も有力な国の1つであり、この種目では各大会で好成績を残し続けている。また、地域の連盟の活発なネットワークを構築し、さまざまな年齢層向けの選手権大会とコーチ向けのトレーニングシステムを実施している。

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