HOME 高校

2021.11.08

西脇工が2時間3分35秒の大会新!5年ぶり全国入賞へ「チャレンジャーとして」女子は須磨学園が4連覇/兵庫県高校駅伝
西脇工が2時間3分35秒の大会新!5年ぶり全国入賞へ「チャレンジャーとして」女子は須磨学園が4連覇/兵庫県高校駅伝


兵庫県高校駅伝が11月7日に行われ、男子は西脇工、女子は須磨学園がそれぞれ優勝を飾り、全国高校駅伝出場を決めた。

男子(7区間42.195km)の西脇工は2時間3分35秒の大会新V。条件こそ異なるものの、この日終了時点での都道府県大会で全国トップのタイムとなる。過去8度の全国優勝を誇る名門が圧巻の継走を見せた。

1区は報徳学園の前田和摩(2年)が28分59秒の好走を見せ、西脇工はこちらも2年生エースの長嶋幸宝が14秒差の2位で続いた。2区の山中達貴(3年)が区間賞の走りを見せると、3区でトップに立った
その後は独走となり、6区・稲見峻(2年)、7区・寺本京介(3年)と連続区間新記録で締めくくった。

広告の下にコンテンツが続きます

昨年の県駅伝で3位に敗れてから選手たちが負けた要因と向き合ってきた1年。秋の試合はコロナ禍や選手の調子もあってキャンセルしてここに懸けてきた。足立幸永監督は「チームワークが高まってきた」と選手たちを称える。

「あくまでもチャレンジャーの気持ちを忘れずに臨みたい」と主将の塩田大空。5年ぶりの入賞、そして9年ぶりのメダルへ。“兵庫を制した”勢いで全国に挑む。

女子(5区間21.0975km)は昨年全国6位の須磨学園が1時間9分37秒で4年連続26回目の都大路を決めた。1区は中学時代から世代トップランナーの石松愛朱加(3年)が区間賞で滑り出すと、道清愛紗(3年)も区間賞。ライバル・西脇工に2区終了時点で2分以上の差をつけた。最終的にその差は2分24秒と、影をも踏ませなかった。

兵庫県勢は6年連続入賞中。過去2度の全国Vがある須磨学園は、8年ぶりのトップ3を目指す。

全国大会は12月26日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。

兵庫県高校駅伝が11月7日に行われ、男子は西脇工、女子は須磨学園がそれぞれ優勝を飾り、全国高校駅伝出場を決めた。 男子(7区間42.195km)の西脇工は2時間3分35秒の大会新V。条件こそ異なるものの、この日終了時点での都道府県大会で全国トップのタイムとなる。過去8度の全国優勝を誇る名門が圧巻の継走を見せた。 1区は報徳学園の前田和摩(2年)が28分59秒の好走を見せ、西脇工はこちらも2年生エースの長嶋幸宝が14秒差の2位で続いた。2区の山中達貴(3年)が区間賞の走りを見せると、3区でトップに立った その後は独走となり、6区・稲見峻(2年)、7区・寺本京介(3年)と連続区間新記録で締めくくった。 昨年の県駅伝で3位に敗れてから選手たちが負けた要因と向き合ってきた1年。秋の試合はコロナ禍や選手の調子もあってキャンセルしてここに懸けてきた。足立幸永監督は「チームワークが高まってきた」と選手たちを称える。 「あくまでもチャレンジャーの気持ちを忘れずに臨みたい」と主将の塩田大空。5年ぶりの入賞、そして9年ぶりのメダルへ。“兵庫を制した”勢いで全国に挑む。 女子(5区間21.0975km)は昨年全国6位の須磨学園が1時間9分37秒で4年連続26回目の都大路を決めた。1区は中学時代から世代トップランナーの石松愛朱加(3年)が区間賞で滑り出すと、道清愛紗(3年)も区間賞。ライバル・西脇工に2区終了時点で2分以上の差をつけた。最終的にその差は2分24秒と、影をも踏ませなかった。 兵庫県勢は6年連続入賞中。過去2度の全国Vがある須磨学園は、8年ぶりのトップ3を目指す。 全国大会は12月26日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.16

國學院大のルーキー・野田顕臣がU20日本最高1時間1分29秒!「自分ができるところまでアピールを」/上尾ハーフ

第38回上尾シティハーフマラソンは11月16日、埼玉県上尾市内で行われ、大学生男子の部は青木瑠郁(國學院大)が1時間0分45秒の日本人学生歴代10位タイの好記録で優勝した。國學院大のルーキー・野田顕臣がU20日本最高記録 […]

NEWS 駒大・桑田駿介は積極レースで2位 伊勢路出走なく「箱根ではチームの役に立つ走りを」/上尾ハーフ

2025.11.16

駒大・桑田駿介は積極レースで2位 伊勢路出走なく「箱根ではチームの役に立つ走りを」/上尾ハーフ

第38回上尾シティハーフマラソンは11月16日、埼玉県上尾市内で行われ、大学生男子の部は青木瑠郁(國學院大)が1時間0分45秒の日本人学生歴代10位タイの好記録で優勝した。桑田駿介(駒大)が3秒差の2位に入った。 強い覚 […]

NEWS 國學院大・青木瑠郁が1時間0分45秒で競り勝つ! 流れを戻すために「勝てたことが大きかった」/上尾ハーフ

2025.11.16

國學院大・青木瑠郁が1時間0分45秒で競り勝つ! 流れを戻すために「勝てたことが大きかった」/上尾ハーフ

第38回上尾シティハーフマラソンは11月16日、埼玉県上尾市内で行われ、大学生男子の部は青木瑠郁(國學院大)が1時間0分45秒の日本人学生歴代10位タイの好記録で優勝した。 風がなく、気温が上がり切る前にスタートしたレー […]

NEWS 【男子ハンマー投】アツオビン・アンドリュウ(九州共立大1)70m04=U20歴代5位

2025.11.16

【男子ハンマー投】アツオビン・アンドリュウ(九州共立大1)70m04=U20歴代5位

11月15日、九州共立大学陸上競技場で第1回九州共立大投てき競技会が行われ、U20規格(6kg)で実施された男子ハンマー投において、アツオビン・アンドリュウ(九州共立大1)が70m04のU20歴代5位の記録をマークした。 […]

NEWS 仙台育英高・長森結愛が3000m高1歴代2位の9分04秒77! 米澤奈々香 4年ぶり自己新の5000m15分26秒64/日体大長距離競技会

2025.11.15

仙台育英高・長森結愛が3000m高1歴代2位の9分04秒77! 米澤奈々香 4年ぶり自己新の5000m15分26秒64/日体大長距離競技会

11月15日、神奈川横浜市の日体大健志台陸上競技場で第324回日体大長距離競技会兼第18回NITTAIDAII Challenge Gamesが行われ、NCG女子3000mでは高校1年生の長森結愛(仙台育英高・宮城)が留 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top