
10月7日、AIU(アスリート・インテグリティー・ユニット、世界陸連の独立不正監査機関)は女子短距離・走幅跳のB.オカグバレ(ナイジェリア)にドーピング違反があったことに関する文書を発表した。
オガグバレは禁止物質にされているヒト成長ホルモン、EPO(エリスロポエチン)の所持・使用と、調査協力の拒否で告発されている。今夏の東京五輪女子100mに出場していたオガグバレは、開催期間中の7月30日にヒト成長ホルモンの陽性で暫定処分を受け、予選を通過したもののその後失格となり準決勝に姿がなかった。また、6月20日のサンプルからもEPOが検出され、AIUは8月12日に当該サンプルの分析結果を受領、8月20日に本人に通知していた。
ドーピング規則に基づき、9月15日までに調査協力(関連記録の提出等)が要請されていたが、オカグバレはこれにも応えていなかった。本人はすべての嫌疑を否定しており、懲戒審判所(Disciplinary Tribunal)での審理を求めている。
オカグバレは2008年北京五輪の走幅跳では銀メダルを獲得。13年モスクワ世界選手権では走幅跳で銀メダル、200mで銅メダルを獲得するなど短距離と走幅跳で複数回の五輪・世界選手権入賞経験がある。現在はラナ・レイダー氏がコーチを務める米国フロリダ州のトレーニンググループに英国のA.ジェミリらとともに所属している。
10月7日、AIU(アスリート・インテグリティー・ユニット、世界陸連の独立不正監査機関)は女子短距離・走幅跳のB.オカグバレ(ナイジェリア)にドーピング違反があったことに関する文書を発表した。
オガグバレは禁止物質にされているヒト成長ホルモン、EPO(エリスロポエチン)の所持・使用と、調査協力の拒否で告発されている。今夏の東京五輪女子100mに出場していたオガグバレは、開催期間中の7月30日にヒト成長ホルモンの陽性で暫定処分を受け、予選を通過したもののその後失格となり準決勝に姿がなかった。また、6月20日のサンプルからもEPOが検出され、AIUは8月12日に当該サンプルの分析結果を受領、8月20日に本人に通知していた。
ドーピング規則に基づき、9月15日までに調査協力(関連記録の提出等)が要請されていたが、オカグバレはこれにも応えていなかった。本人はすべての嫌疑を否定しており、懲戒審判所(Disciplinary Tribunal)での審理を求めている。
オカグバレは2008年北京五輪の走幅跳では銀メダルを獲得。13年モスクワ世界選手権では走幅跳で銀メダル、200mで銅メダルを獲得するなど短距離と走幅跳で複数回の五輪・世界選手権入賞経験がある。現在はラナ・レイダー氏がコーチを務める米国フロリダ州のトレーニンググループに英国のA.ジェミリらとともに所属している。 RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
2025.12.21
早大が来春入部選手発表!高校駅伝1区激闘の増子陽太、新妻、本田がそろって加入!
2025.12.21
【大会結果】第76回全国高校駅伝・男子(2025年12月21日)
-
2025.12.21
-
2025.12.20
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
-
2025.12.21
-
2025.12.21
-
2025.12.21
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.24
箱根駅伝Stories/4年生4人が強力な駒大は前回復路新記録に光明 「優勝に貢献することを第一に」
新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 「チームのために走る」 駒大は3年前の学生駅伝3冠達成を区切りに大八 […]
2025.12.24
箱根駅伝Stories/4年生3本柱が牽引する日体大 創部100周年の年に「シード権前後で粘りに粘ってほしい」
新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 競い合い力を伸ばす 今季の日体大は平島龍斗、田島駿介、山崎丞の4年生 […]
2025.12.24
箱根駅伝Stories/学生トップクラスに成長した國學院大・野中恒亨 山以外の区間で「自分の強さを出すだけ」
新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 出雲の快走が飛躍のきっかけ 國學院大OBで、現在も同大を練習の拠点と […]
2025.12.24
セイコーが小学生に「時」と「走り」の特別授業、「時育®セイコーわくわくスポーツ教室」を開催!
セイコーグループは12月下旬、Team Seikoアスリートでセイコースマイルアンバサダーの福島千里さん(女子100m日本記録保持者)を講師に迎えた「時育®セイコーわくわくスポーツ教室」を東京都目黒区の油面小学校で実施し […]
Latest Issue
最新号
2026年1月号 (12月12日発売)
箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳
