HOME 国内

2021.08.21

今秋の三重国体が中止へ 新型コロナの感染急拡大を受けて三重県知事「苦渋の決断」
今秋の三重国体が中止へ 新型コロナの感染急拡大を受けて三重県知事「苦渋の決断」

今秋の第76回国民体育大会「三重とこわか国体」(9月25日~10月5日/陸上競技は9月30日~10月4日、会場:三重交通Gスポーツの杜 伊勢)について、三重県の鈴木英敬知事は8月21日に緊急の記者会見を開き、新型コロナウイルスの感染急拡大を受けて中止する方向で、大会共催者である日本スポーツ協会や文部科学省と協議することを明らかにした。

三重県は8月17日、国体の無観客開催や9月4日から行われる水泳などの会期前競技の実施を発表。同25日以降の本会期の実施競技については、同4日に開催可否を判断するとしていた。

しかし、1日あたりの感染者が8月21日まで5日連続で過去最多を更新しているなど、「爆発的な感染者数の増加」(鈴木知事)という現状で、開催が難しいと判断した。

広告の下にコンテンツが続きます

鈴木知事は「断腸の思い、苦渋の決断で、主催者の方々と協議に入ることとした。懸命に懸命に努力を重ねてきたアスリートのみなさんや、支えてくださったみなさんに対し、心からお詫びを申し上げる。申し訳ない」と頭を下げた。第21回全国障害者スポーツ大会「三重とこわか大会」(10月23日~25日)についても中止を申し入れる。

秋の国体については、昨年行われる予定だった鹿児島大会が「年内中止」として2023年に延期となっており、三重大会の中止が決まれば、コロナ禍で2年連続で開催されないことになる。

今秋の第76回国民体育大会「三重とこわか国体」(9月25日~10月5日/陸上競技は9月30日~10月4日、会場:三重交通Gスポーツの杜 伊勢)について、三重県の鈴木英敬知事は8月21日に緊急の記者会見を開き、新型コロナウイルスの感染急拡大を受けて中止する方向で、大会共催者である日本スポーツ協会や文部科学省と協議することを明らかにした。 三重県は8月17日、国体の無観客開催や9月4日から行われる水泳などの会期前競技の実施を発表。同25日以降の本会期の実施競技については、同4日に開催可否を判断するとしていた。 しかし、1日あたりの感染者が8月21日まで5日連続で過去最多を更新しているなど、「爆発的な感染者数の増加」(鈴木知事)という現状で、開催が難しいと判断した。 鈴木知事は「断腸の思い、苦渋の決断で、主催者の方々と協議に入ることとした。懸命に懸命に努力を重ねてきたアスリートのみなさんや、支えてくださったみなさんに対し、心からお詫びを申し上げる。申し訳ない」と頭を下げた。第21回全国障害者スポーツ大会「三重とこわか大会」(10月23日~25日)についても中止を申し入れる。 秋の国体については、昨年行われる予定だった鹿児島大会が「年内中止」として2023年に延期となっており、三重大会の中止が決まれば、コロナ禍で2年連続で開催されないことになる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.16

佐久長聖2時間4分57秒で27連覇 長野東1時間8分10秒でV17 地区代表は2年連続で長野日大&新潟一/北信越高校駅伝

北信越高校駅伝が11月16日、新潟市のデンカビッグスワンスタジアムを発着とする駅伝周回コースで行われ、男子(7区間42.195Km)は佐久長聖(長野)が2時間4分57秒で27連覇を決めた。女子(5区間21.0975Km) […]

NEWS 高知男女V 高知農は県高校最高記録 山田が中盤独走 地区代表は宇和11年ぶり、女子の新居浜東は初の全国/四国高校駅伝

2025.11.16

高知男女V 高知農は県高校最高記録 山田が中盤独走 地区代表は宇和11年ぶり、女子の新居浜東は初の全国/四国高校駅伝

全国高校駅伝の地区代表を懸けた四国高校駅伝は11月16日、徳島県鳴門市の鳴門・大塚スポーツパーク周辺長距離走路で行われ、男女ともに高知勢が2連覇した。男子(7区間42.195km)は高知農が2時間6分22秒と、県大会でマ […]

NEWS 学法石川高コンビ快走 増子陽太5000m高校歴代3位の13分27秒26 栗村凌が歴代8位13分34秒38/日体大長距離競技会

2025.11.16

学法石川高コンビ快走 増子陽太5000m高校歴代3位の13分27秒26 栗村凌が歴代8位13分34秒38/日体大長距離競技会

第324回日本体育大学長距離競技会兼第18回NITTAIDAI Challenge Games(NCG)が11月16日、神奈川県横浜市の同大学で行われ、NCG男子5000mで増子陽太(学法石川高3福島)が高校歴代3位、U […]

NEWS 東大阪大敬愛 久保凛で反撃し初Vで都大路 男子は西脇工が新妻兄弟で大逆転2連覇 須磨学園が地区代表/近畿高校駅伝

2025.11.16

東大阪大敬愛 久保凛で反撃し初Vで都大路 男子は西脇工が新妻兄弟で大逆転2連覇 須磨学園が地区代表/近畿高校駅伝

全国高校駅伝の地区代表出場権を懸けた近畿高校駅伝は11月16日、奈良県宇陀市近畿高校駅伝特設コースで行われ、男子(7区間42.195km)は西脇工(兵庫)が2時間6分41秒で2連覇、女子(5区間21.0975km)は東大 […]

NEWS 橋岡優輝が家族での初教室「楽しみながら陸上に触れて」

2025.11.16

橋岡優輝が家族での初教室「楽しみながら陸上に触れて」

男子走幅跳日本代表の橋岡優輝(富士通)の陸上教室「HASHIOKA RUNNING ACADEMY FOR KIDS」が11月16日に都内で開かれた。 小学生を対象に、「一番身近で強力な助っ人」(橋岡)として、男子棒高跳 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top