写真/時事
ダイヤモンドリーグ(DL)ユージン大会(米国)が21日に行われ、女子100mでE.トンプソン・ヘラー(ジャマイカ)が10秒54(+0.9)をマークして優勝した。この記録は世界歴代2位で、フローレンス・グリフィス・ジョイナー(米国)が1988年に樹立した世界記録10秒49にあと0.05秒に迫った。
トンプソン・ヘラーはリオ五輪、東京五輪と女子100m、200mで史上初の2大会連続2冠を達成。東京五輪の100mではジョイナーが88年ソウル五輪でマークしたオリンピックレコード10秒62を33年ぶりに更新して10秒61で優勝していた。
2位にシェリーアン・フレイザー・プライス(ジャマイカ)が10秒73で続き、S.ジャクソンが10秒76で東京五輪と同じジャマイカ勢によりトップ3独占。10秒72の自己記録を持ち、全米五輪選考会を制しながらマリファナの陽性反応によりドーピング違反で失格となり1ヵ月の出場停止処分が下っていたS.リチャードソン(米国)は11秒14で9着だった。
■女子100m世界歴代5傑
10.49(0.0) F.G.ジョイナー(米国)88年
10.54(0.9) E.トンプソン・ヘラー(ジャマイカ)21年
10.63(1.3) S.A.フレイザー・プライス(ジャマイカ)21年
10.64(1.2) C.ジェッター(米国)09年
10.65(1.1) M.ジョーンズ(米国)98年

|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.06.13
高校陸上年鑑 2024年度版(No.72)
-
2025.06.06
2025.05.28
女子10000mがレース途中で異例の中断!! 大雨と雷の影響も選手困惑/アジア選手権
2025.05.16
2025高校最新ランキング【女子】
-
2025.05.15
-
2025.05.15
-
2025.05.15
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.06.13
高校陸上年鑑 2024年度版(No.72)
高校陸上年鑑 【No.72】の内容 全国高体連発行,陸上競技社製作による「高校陸上年鑑」(2024年度版)。2024年度の高校陸上界の動きをまとめたもので、インターハイや全国高校駅伝などの主要イベントを中心に、ハイライト […]
2025.06.13
東京世界陸上 米国女子マラソン代表のサイナが出産予定により代表辞退 ボストン7位のマクレーンが代表に
米国陸連は6月12日、9月に東京で開催される世界選手権の女子マラソン代表に選ばれていたB.サイナが出場を辞退し、代わってJ.マクレーンが代表に選出されたと発表した。サイナは今秋に出産を控えていることを理由に辞退を表明して […]
2025.06.13
グランドスラム・トラックが第4戦ロサンゼルス大会の中止、26年への延期を発表!25年シーズンは3大会で終了、理由は公表せず
6月12日、グランドスラム・トラックの主催者は6月28、29日に予定されていたグランドスラム・トラック第4戦ロサンゼルス大会を実施しないこと、26年シーズンへの延期と発表した。25年の同リーグはこれまでの3大会で終了とな […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会