HOME 国内、大学

2021.05.07

今年100回目迎える関東インカレに向け記念のシンポジウム開催 高野氏、山崎氏らがパネリストとして登壇
今年100回目迎える関東インカレに向け記念のシンポジウム開催 高野氏、山崎氏らがパネリストとして登壇


関東学生陸上競技対校選手権大会(関東インカレ)が今年、第100回を迎えることを記念して、「関東インカレ100回記念シンポジウム」が5月7日に行われ、リモートでライブ配信された。

「関東インカレ―栄光の歴史と未来の展望」というテーマのもと、関東学連の有吉正博会長のあいさつで開演。第1部で「関東インカレ100回の歴史」をトークテーマに、関東学連強化委員長の安井年文氏(青学大)が大会を振り返った。第2部には安井氏をコーディネーターに、パネリストとして関東インカレ出場歴を持つ“レジェンド”である高野進氏(東海大監督)、山崎一彦氏(順大監督)、森長正樹氏(日大コーチ)、谷川聡氏(筑波大副部長)に加え、現役選手とから女子やり投の桑添友花(筑波大OG、現・日本栄養給食協会)が登壇した。

第2部は1時間半以上にわたってさまざまなテーマでトークが繰り広げられた。関東インカレの醍醐味や見どころについて高野氏は「団体戦というのが見どころで、100mの選手がマイルリレーに出る」など、普段は見られない選手の姿を紹介。山崎氏は「順大は駅伝を走る選手もトラック&フィールドとして戦うのが伝統」とインカレに懸ける思いを語る。

広告の下にコンテンツが続きます

100回記念大会の注目選手には多くのパネリストから「順大・泉谷駿介」が挙がった。また、森長氏は自身と同じ走幅跳で高校記録を持って東洋大に進んだ藤原孝輝に注目したいと語った。

「関東インカレのこれから」というテーマについては、「OB、OGに懐かしいと思ってもらいながら、学生が見て新しいと思ってもらえるような大会にしていってほしい」と高野氏。山崎氏は「関東がオリンピックへの登竜門だととらえてほしい」と学生たちへ期待を込めた。

最後にはパネリスト同士や視聴者からの質問などに答えるコーナーも。2時間ほどにわたって行われたシンポジウム。最後、安井氏は「我々も関東インカレに向けて準備していますが、早く来てほしいような、もう少し時間がほしいような」と、5月20日から23日に予定されている間近に第100回の関東インカレに向けて思いを語った。

関東学生陸上競技対校選手権大会(関東インカレ)が今年、第100回を迎えることを記念して、「関東インカレ100回記念シンポジウム」が5月7日に行われ、リモートでライブ配信された。 「関東インカレ―栄光の歴史と未来の展望」というテーマのもと、関東学連の有吉正博会長のあいさつで開演。第1部で「関東インカレ100回の歴史」をトークテーマに、関東学連強化委員長の安井年文氏(青学大)が大会を振り返った。第2部には安井氏をコーディネーターに、パネリストとして関東インカレ出場歴を持つ“レジェンド”である高野進氏(東海大監督)、山崎一彦氏(順大監督)、森長正樹氏(日大コーチ)、谷川聡氏(筑波大副部長)に加え、現役選手とから女子やり投の桑添友花(筑波大OG、現・日本栄養給食協会)が登壇した。 第2部は1時間半以上にわたってさまざまなテーマでトークが繰り広げられた。関東インカレの醍醐味や見どころについて高野氏は「団体戦というのが見どころで、100mの選手がマイルリレーに出る」など、普段は見られない選手の姿を紹介。山崎氏は「順大は駅伝を走る選手もトラック&フィールドとして戦うのが伝統」とインカレに懸ける思いを語る。 100回記念大会の注目選手には多くのパネリストから「順大・泉谷駿介」が挙がった。また、森長氏は自身と同じ走幅跳で高校記録を持って東洋大に進んだ藤原孝輝に注目したいと語った。 「関東インカレのこれから」というテーマについては、「OB、OGに懐かしいと思ってもらいながら、学生が見て新しいと思ってもらえるような大会にしていってほしい」と高野氏。山崎氏は「関東がオリンピックへの登竜門だととらえてほしい」と学生たちへ期待を込めた。 最後にはパネリスト同士や視聴者からの質問などに答えるコーナーも。2時間ほどにわたって行われたシンポジウム。最後、安井氏は「我々も関東インカレに向けて準備していますが、早く来てほしいような、もう少し時間がほしいような」と、5月20日から23日に予定されている間近に第100回の関東インカレに向けて思いを語った。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.27

プロ野球選手・筒香嘉智と陸上界がコラボ スポーツの垣根を超えるクリニックを12月に開催

11月27日、日本陸連は2024年度から取り組むプロジェクト「RIKUJO JAPAN」の一環として、「~スポーツの垣根を超える~ 2025 TSUTSUGO SPORTS ACADEMY FESTIVAL × RIKU […]

NEWS 古賀ジェレミー、ドルーリー、濱がダイヤモンドアスリート昇格!Nextageに高1の2人が新規認定

2025.11.27

古賀ジェレミー、ドルーリー、濱がダイヤモンドアスリート昇格!Nextageに高1の2人が新規認定

日本陸連は11月27日、「次世代において国際大会での活躍が期待できる競技者」を育成する「ダイヤモンドアスリート」の第12期認定者を発表した。 第11期でダイヤモンドアスリートNextageとして一部のプログラムに参加して […]

NEWS 岡田久美子が引退発表「誰よりも『速く、強く、美しく歩く選手』を目指して」女子競歩牽引し続けた第一人者

2025.11.27

岡田久美子が引退発表「誰よりも『速く、強く、美しく歩く選手』を目指して」女子競歩牽引し続けた第一人者

富士通は11月27日、女子競歩の岡田久美子の現役引退を発表した。かねてより「今季が本当の集大成」と話していたが、正式に発表となった。 岡田は埼玉県出身。1991年生まれの34歳で、大迫傑(リーニン)、飯塚翔太(ミズノ)、 […]

NEWS 【学生長距離Close-upインタビュー】全日本大学駅伝1区区間賞の志學館大・中村晃斗 「結果にこだわっていきたい」

2025.11.26

【学生長距離Close-upインタビュー】全日本大学駅伝1区区間賞の志學館大・中村晃斗 「結果にこだわっていきたい」

学生長距離Close-upインタビュー 中村 晃斗 Nakamura Akito 志學館大3年 「月陸Online」限定で大学長距離選手のインタビューをお届けする「学生長距離Close-upインタビュー」。54回目は、志 […]

NEWS 熊本信愛女学院高の元監督・山口和也さん死去 五輪1万m7位・川上優子さん、世界陸上マラソン4位・飛瀬貴子さんらを指導

2025.11.26

熊本信愛女学院高の元監督・山口和也さん死去 五輪1万m7位・川上優子さん、世界陸上マラソン4位・飛瀬貴子さんらを指導

熊本信愛女学院高(熊本)の元陸上競技部監督で、長年多くのランナーを育てた山口和也さんが11月23日、病気のため亡くなった。71歳。 1980年に同校に赴任した山口さん。当時の日本女子長距離は黎明期であったが、山口さんは高 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top