2021.04.26
スプリント能力向上には
正確なタイム計測と分析が重要
エスアンドシー株式会社はスピード能力の向上とアジリティー改善のためのワイヤレスタイム計測デバイス「WITTY」を発売している。
WITTYはストップウォッチでは不可能だった正確なタイム計測と分析を可能にする。短距離種目ではスタート-フィニッシュまでの間に複数のスプリント局面が存在し、主に最大速度局面を高めることがタイム短縮につながると言われる。しかし、従来のタイム計測では、1次加速、2次加速、最大速度、減速といった局面ごとのタイム計測が非常に困難だった。
センサー間を通過するだけで自動でタイムを計測するWITTYは、スタート-フィニッシュ間に複数のセンサーを設置することで、各スプリント局面のタイムも簡単かつ正確に計測する。これにより、1度のスプリントで局面ごとの分析が可能となり、どの局面を強化・改善すればタイムの改善につながるのかなど、選手の課題が明確になる。
高い測定精度と信頼性
コロナ禍でも安心
WITTYは25000Hzの高精度を誇り、ストップウォッチでの計測で生じる測定誤差や取りこぼしも起こらない。
計測した記録はリアルタイムで手元のWITTYタイマーに保存されるため、記録係に人数を割いて密になることも、大声でのタイム読み上げによる飛沫の心配もなく安心だ。
また、計測したタイムはWITTYタイマーに登録した選手ごとに記録され、選手間でタイムが混同することもない。
センサーからタイマーまでの接続距離は最大直線距離150mまでカバーし、コーチは離れた場所から選手のフォームを確認しつつ、確実にタイムを収集できる。
持ち運びカンタン
周辺機器も充実
WITTYの特長は、従来の光電管とは異なるワイヤレス方式で、持ち運び・設営が簡単なところにもある。WITTYは軽量かつコンパクトなため、専用バックパックで競技場へ持ち運び、ほんの数分で設営を完了し、すぐに計測を開始できる。学校グラウンドでの練習や競技場練習と移動の多い陸上競技選手にとっては非常ににストレスフリーな測定機器だ。
別売りのスタートセンサーは、スタートピストルの音に反応してタイムがスタートする仕組みで、WITTYと組み合わせると短距離種目にとってより実践的な状況で計測ができる。
陸上競技の短距離種目は「タイム=競技成績」。目標の試合で最大限のパフォーマンスを発揮するためにも、普段のトレーニングから正確なタイム計測を取り入れてみてはいかがだろうか。
<関連リンク>
ワイヤレス光電管WITTY
スポーツ科学に関するブログ(エスアンドシー株式会社)
スプリント能力向上には 正確なタイム計測と分析が重要
エスアンドシー株式会社はスピード能力の向上とアジリティー改善のためのワイヤレスタイム計測デバイス「WITTY」を発売している。 WITTYはストップウォッチでは不可能だった正確なタイム計測と分析を可能にする。短距離種目ではスタート-フィニッシュまでの間に複数のスプリント局面が存在し、主に最大速度局面を高めることがタイム短縮につながると言われる。しかし、従来のタイム計測では、1次加速、2次加速、最大速度、減速といった局面ごとのタイム計測が非常に困難だった。 センサー間を通過するだけで自動でタイムを計測するWITTYは、スタート-フィニッシュ間に複数のセンサーを設置することで、各スプリント局面のタイムも簡単かつ正確に計測する。これにより、1度のスプリントで局面ごとの分析が可能となり、どの局面を強化・改善すればタイムの改善につながるのかなど、選手の課題が明確になる。高い測定精度と信頼性 コロナ禍でも安心
WITTYは25000Hzの高精度を誇り、ストップウォッチでの計測で生じる測定誤差や取りこぼしも起こらない。 計測した記録はリアルタイムで手元のWITTYタイマーに保存されるため、記録係に人数を割いて密になることも、大声でのタイム読み上げによる飛沫の心配もなく安心だ。 また、計測したタイムはWITTYタイマーに登録した選手ごとに記録され、選手間でタイムが混同することもない。 センサーからタイマーまでの接続距離は最大直線距離150mまでカバーし、コーチは離れた場所から選手のフォームを確認しつつ、確実にタイムを収集できる。持ち運びカンタン 周辺機器も充実
WITTYの特長は、従来の光電管とは異なるワイヤレス方式で、持ち運び・設営が簡単なところにもある。WITTYは軽量かつコンパクトなため、専用バックパックで競技場へ持ち運び、ほんの数分で設営を完了し、すぐに計測を開始できる。学校グラウンドでの練習や競技場練習と移動の多い陸上競技選手にとっては非常ににストレスフリーな測定機器だ。 別売りのスタートセンサーは、スタートピストルの音に反応してタイムがスタートする仕組みで、WITTYと組み合わせると短距離種目にとってより実践的な状況で計測ができる。 陸上競技の短距離種目は「タイム=競技成績」。目標の試合で最大限のパフォーマンスを発揮するためにも、普段のトレーニングから正確なタイム計測を取り入れてみてはいかがだろうか。 <関連リンク> ワイヤレス光電管WITTY スポーツ科学に関するブログ(エスアンドシー株式会社)
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
-
2024.12.13
-
2024.12.13
-
2024.12.13
-
2024.12.13
-
2024.12.13
-
2024.12.07
-
2024.11.24
-
2024.11.20
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.12.13
箱根駅伝V奪還狙う駒大 藤田敦史監督「100回大会の悔しさ晴らしたい」選手層に課題も手応えあり
第101回箱根駅伝に出場する駒大がオンラインで記者会見を開き、藤田敦史監督、大八木弘明総監督、選手が登壇、報道陣の取材に応じた。 藤田監督は「前回は出雲駅伝、全日本大学駅伝を制した状態で迎え、青山学院に負けて準優勝でした […]
2024.12.13
國學院大エースの平林清澄「どの区間でもエースとしての走りをする」最後の箱根駅伝「監督を大号泣させたい」
第101回箱根駅伝に出場する國學院大が12月13日、東京の渋谷キャンパスで壮行会が開かれ、前田康弘監督と選手たちが登壇。壮行会後に主将の平林清澄(4年)が報道陣の合同取材に応じた。 2冠を獲得しているだけに、壮行会にはフ […]
Latest Issue 最新号
2024年12月号 (11月14日発売)
全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会