2025.10.26
全国高校駅伝の出場権を懸けた茨城県高校駅伝が10月25日、ひたちなか市のひたちなか総合運動公園競技場の周辺コースで行われ、男子(7区間42.195km)は東洋大牛久が大会新記録の2時間5分02秒で2年ぶり、女子(5区間21.0975km)は茨城キリストが1時間12分47秒で6年連続で優勝を果たした。
男子(7区間42.195km)は、水城の1区(10km)を務めた滋賀国民スポーツ大会少年A5000m6位の五十嵐新太(3年)が28分54秒の区間新記録で首位スタートし、東洋大牛久は1分17秒差の4位で2区へつなぐ。
2区(3km)の鶴田琉唯(3年)が8分37秒の区間賞で2位に浮上すると、3区(8.1075km)の田中波有(2年)が23分54秒の区間新記録の走りで逆転する。その後の区間も区間賞の走りで後続を突き放し、従来の大会新記録を20秒更新した。
2位には序盤首位を走った水城が2時間6分47秒、鹿島学園が2時間8分15秒で3位に入った。
女子の茨城キリストは1区(6km)の木村真桜(3年)が、後続に29秒差をつける19分05秒の区間新記録をたたき出して首位発進。その後は区間2位、3位でまとめて首位を守り切り、後続に1分26秒差をつけて28回目の都大路出場を決めた。
2区から4連続区間賞で追い上げを見せた鹿島学園が1時間14分13秒で2位。3位には水城が1時間16分51秒で入った。また、U20日本選手権3000m障害優勝のシュブルチェック・アンナ(2年)を1区に配置した牛久が4位に入賞した。
全国大会は12月21日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。昨年に続いて、男女ともに都道府県代表に加え、地区代表が出場する。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.12.10
-
2025.12.07
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.10
【箱根駅伝エントリー】登録選手336人が決定 最多出身高は13年ぶりの駅伝名門校! 都道府県別では埼玉が2年連続トップ
第102回箱根駅伝のチームエントリーが12月10日に行われ、今回も1チーム16人、21チーム計336人が選手登録された。 登録選手を出身高校別に見ると、佐久長聖高(長野)が13人で最多となった。続いて、洛南高(京都)が1 […]
2025.12.10
前回6位の城西大・櫛部静二監督「アッと驚く試合を」 20年連続シード東洋大・酒井俊幸監督「誰が出ても粘りながら」/箱根駅伝
第102回箱根駅伝の記者発表会が12月10日、都内で行われ、出場校の監督が意気込みを語った。 前回6位の城西大は16人のエントリーの半数を4年生が占めた。櫛部静二監督は「ここ数年、この4年生の力によって、城西大としては上 […]
2025.12.10
15年ぶりVへ!早大・花田勝彦監督「往路優勝のオーダーを」山口智規主将を「胴上げしたい」/箱根駅伝
第102回箱根駅伝の記者発表会が12月10日、都内で行われ、出場校の監督が意気込みを語った。 前回4位の早大は「5強」の一角として、15年ぶり優勝をしっかりと視界に捉える。 就任4年目を迎えた花田勝彦駅伝監督は、今年度で […]
2025.12.10
99回目出場の中大・藤原監督「いい顔でスタートを」4年生が優勝へ執念「勝たせてやりたい」/箱根駅伝
第102回箱根駅伝の記者発表会が12月10日、都内で行われ、出場校の監督が意気込みを語った。 全日本大学駅伝で2位を占めた中大は、前回5位からの躍進を期す。藤原正和監督は「いいチームができました」と胸を張って語る。 1年 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025