HOME 国内

2025.07.19

三浦龍司5000m13分28秒28 前週3000m障害大幅日本新で世界陸上は「メダルを取れるレースを」/ホクレンDC網走
三浦龍司5000m13分28秒28 前週3000m障害大幅日本新で世界陸上は「メダルを取れるレースを」/ホクレンDC網走

三浦龍司(25年セイコーGGP)

ホクレンディスタンスチャレンジ第5戦網走大会が7月19日、北海道網走市の網走市営陸上競技場で行われ、男子5000mBには3000m障害日本記録(8分03秒43)保持者の三浦龍司(SUBARU)が出場し、自己3番目の13分28秒28で2着だった。

前週のダイヤモンドリーグ・モナコ大会3000m障害(7月11日)で、8分03秒43と自身の持つ日本記録を6秒更新した三浦。そこから8日後のレースで5000mに参戦した。「ここからレースが空きますし、いったん鍛錬期に入るので、身体を動かす一環というか、しっかり刺激を入れていこう」と出場した理由を語った。

暑さが残るなか、1000m2分41秒で入り、その後も1周64秒を少し超えるペースで外国人の先頭集団に食らいついた。4000mは10分47秒あたりで通過。2021年に出した自己ベスト(13分26秒78)の更新も見えた。

広告の下にコンテンツが続きます

「今日は疲労感も残っていたので」と三浦。自己記録には1秒50届かなかったが、満足なコンディションではないなか、13分26秒70で1着だったスティーブン・ムチーニ(創価大)に次いで2番目にフィニッシュした。

ダイヤモンドリーグでは大幅自己新の2位と快走した。「タイムを狙っていたし、世界陸上に上げていきたいと思っていた中で、自分でも思った以上に記録が出てしまいましたが、すごく手応えを感じました」と振り返る。

終盤に追い上げて、パリ五輪王者のソフィアン・エルバッカリ(モロッコ)に最終障害を越えて一度は逆転した。「ラスト1000mからの切り替えは意識していたし、今まで一番切れ味ができて良かったです」。

広告の下にコンテンツが続きます

代表に内定している9月の世界選手権に向けて「ダイヤモンドリーグ以上というか、みなさんがワクワクするレースをしたい。国立競技場でメダルを取れる走りを見せていければと思います」と話していた。

ホクレンディスタンスチャレンジ第5戦網走大会が7月19日、北海道網走市の網走市営陸上競技場で行われ、男子5000mBには3000m障害日本記録(8分03秒43)保持者の三浦龍司(SUBARU)が出場し、自己3番目の13分28秒28で2着だった。 前週のダイヤモンドリーグ・モナコ大会3000m障害(7月11日)で、8分03秒43と自身の持つ日本記録を6秒更新した三浦。そこから8日後のレースで5000mに参戦した。「ここからレースが空きますし、いったん鍛錬期に入るので、身体を動かす一環というか、しっかり刺激を入れていこう」と出場した理由を語った。 暑さが残るなか、1000m2分41秒で入り、その後も1周64秒を少し超えるペースで外国人の先頭集団に食らいついた。4000mは10分47秒あたりで通過。2021年に出した自己ベスト(13分26秒78)の更新も見えた。 「今日は疲労感も残っていたので」と三浦。自己記録には1秒50届かなかったが、満足なコンディションではないなか、13分26秒70で1着だったスティーブン・ムチーニ(創価大)に次いで2番目にフィニッシュした。 ダイヤモンドリーグでは大幅自己新の2位と快走した。「タイムを狙っていたし、世界陸上に上げていきたいと思っていた中で、自分でも思った以上に記録が出てしまいましたが、すごく手応えを感じました」と振り返る。 終盤に追い上げて、パリ五輪王者のソフィアン・エルバッカリ(モロッコ)に最終障害を越えて一度は逆転した。「ラスト1000mからの切り替えは意識していたし、今まで一番切れ味ができて良かったです」。 代表に内定している9月の世界選手権に向けて「ダイヤモンドリーグ以上というか、みなさんがワクワクするレースをしたい。国立競技場でメダルを取れる走りを見せていければと思います」と話していた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.09.04

織田裕二、今田美桜、Kがキター!!日本代表を聖地で激励「実力はあるから楽しんで」/東京世界陸上

東京世界選手権の開幕を控える9月4日、都内で壮行会が開かれ、その後に選手は国立競技場へ移動。練習公開と取材対応があった。 国立競技場へ移動した選手たちをサプライズが待っていた。大会のスペシャルアンバサダーを務める俳優の織 […]

NEWS 17歳・久保凛が800mで初の大舞台へ 「国立で楽しんで走れたらいい」/東京世界陸上

2025.09.04

17歳・久保凛が800mで初の大舞台へ 「国立で楽しんで走れたらいい」/東京世界陸上

東京世界選手権の開幕を控える9月4日、都内で壮行会が開かれ、その後に選手は国立競技場へ移動。練習公開と取材対応があった。 女子800mに出場する久保凛(東大阪大敬愛高3)は「今回初めての世界陸上が東京で開催されるというこ […]

NEWS 男子マイルリレー悲願のメダルへ! 中島佑気ジョセフ「僕がリーダーとして」佐藤風雅「個々のレベルは過去最高」/東京世界陸上

2025.09.04

男子マイルリレー悲願のメダルへ! 中島佑気ジョセフ「僕がリーダーとして」佐藤風雅「個々のレベルは過去最高」/東京世界陸上

東京世界選手権の開幕を控える9月4日、都内で壮行会が開かれ、その後に選手は国立競技場へ移動。練習公開と取材対応があった。 初のメダル獲得を目指し、男子4×400mリレーチームが最後の調整を進める。 中心となるのは個人の4 […]

NEWS 男子4継 悲願のメダルへ 桐生祥秀、鵜澤飛羽が軸「過去最高のメンバー」/東京世界陸上

2025.09.04

男子4継 悲願のメダルへ 桐生祥秀、鵜澤飛羽が軸「過去最高のメンバー」/東京世界陸上

東京世界選手権の開幕を控える9月4日、都内で壮行会が開かれ、その後に選手は国立競技場へ移動。練習公開と取材対応があった。 「過去最高のメンバー」 リレーの主将に任命された桐生祥秀(日本生命)の言葉に熱がこもる。最終日に決 […]

NEWS いざ、出陣!日本代表壮行会 村竹ラシッド「一緒に盛り上げていきましょう!」/東京世界陸上

2025.09.04

いざ、出陣!日本代表壮行会 村竹ラシッド「一緒に盛り上げていきましょう!」/東京世界陸上

9月13日に開幕する東京世界選手権を控える9月4日、日本代表壮行会が東京・明治記念館で行われた。 総勢80名になった東京世界選手権の日本代表。この日は一部選手を除くものの、代表選手44名が一堂に会し、「サンライズレッド」 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年9月号 (8月12日発売)

2025年9月号 (8月12日発売)

衝撃の5日間
広島インターハイ特集!
桐生祥秀 9秒99

page top