2025.06.13

豊田将樹コメント全文「⼀歩⼀歩前に進むことで、お世話になった⽅々に何かを返していけたら」
まずは、本件に関わってくださった皆様に、⼼より感謝申し上げます。
2022年6⽉にJADAからアンチ・ドーピング規則違反の通知を受けて以降、意図的な禁⽌薬物の摂取ではないことを証明すべく、約3年間にわたり、多くの⽅々のご協⼒を得ながら取り組んできました。国内での2度の審理ではいずれも意図的でないことが認められましたが、WADAからの不服申し⽴てにより、国際的な場であるCASでの審理へと進み、2025年5⽉28⽇、ようやく最終的な決定として認められました。
資格停⽌期間中や不服申し⽴て期間は、先⾏きが⾒えない不安感があり、競技に対して前を向いて戦う気持ちが湧いてこなかった時期もありました。しかし今回の決定を受け、今は晴れやかな気持ちで、⽬標に向かって全⼒で取り組める状態です。
よくアスリートは「結果で恩返しを」と⾔いますが、本当にそれで恩返しになるのだろうかと、私はずっと半信半疑でした。しかし先⽇、7⽉に⾏われる⽇本選⼿権の申込資格記録を突破した際に、⼼から喜んでくれる⽅々がいて、初めて「こういう形も恩返しと⾔えるのかもしれない」と感じました。そして今は、もう⼀度⽇本代表として国際舞台に⽴ち、応援してくださった皆さんに良い報告ができるような結果を残したいという思いが、⾃然と湧いきています。
私はこれまで、本当にたくさんの⽅々に⽀えられ、導かれ、守られてきました。⾃分は与える側ではなく、与えられてばかりの存在だったと、改めて感じています。だからこそ、これからは⼀歩⼀歩、前に進んでいくことで、お世話になった⽅々に少しでも何かを返していけたらと思っています。
⽇本代表争いは決して楽な道ではありませんが、また⽇の丸を背負って⾛れるよう、これからも全⼒で競技に向き合っていきます。今後もどうぞよろしくお願いいたします。
豊田将樹コメント全文「⼀歩⼀歩前に進むことで、お世話になった⽅々に何かを返していけたら」
まずは、本件に関わってくださった皆様に、⼼より感謝申し上げます。 2022年6⽉にJADAからアンチ・ドーピング規則違反の通知を受けて以降、意図的な禁⽌薬物の摂取ではないことを証明すべく、約3年間にわたり、多くの⽅々のご協⼒を得ながら取り組んできました。国内での2度の審理ではいずれも意図的でないことが認められましたが、WADAからの不服申し⽴てにより、国際的な場であるCASでの審理へと進み、2025年5⽉28⽇、ようやく最終的な決定として認められました。 資格停⽌期間中や不服申し⽴て期間は、先⾏きが⾒えない不安感があり、競技に対して前を向いて戦う気持ちが湧いてこなかった時期もありました。しかし今回の決定を受け、今は晴れやかな気持ちで、⽬標に向かって全⼒で取り組める状態です。 よくアスリートは「結果で恩返しを」と⾔いますが、本当にそれで恩返しになるのだろうかと、私はずっと半信半疑でした。しかし先⽇、7⽉に⾏われる⽇本選⼿権の申込資格記録を突破した際に、⼼から喜んでくれる⽅々がいて、初めて「こういう形も恩返しと⾔えるのかもしれない」と感じました。そして今は、もう⼀度⽇本代表として国際舞台に⽴ち、応援してくださった皆さんに良い報告ができるような結果を残したいという思いが、⾃然と湧いきています。 私はこれまで、本当にたくさんの⽅々に⽀えられ、導かれ、守られてきました。⾃分は与える側ではなく、与えられてばかりの存在だったと、改めて感じています。だからこそ、これからは⼀歩⼀歩、前に進んでいくことで、お世話になった⽅々に少しでも何かを返していけたらと思っています。 ⽇本代表争いは決して楽な道ではありませんが、また⽇の丸を背負って⾛れるよう、これからも全⼒で競技に向き合っていきます。今後もどうぞよろしくお願いいたします。
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